-
里見とんの小説を、小津安二郎・野田高梧のコンビが脚色したもので、結婚期にある三人の娘と、容易に意見の合わないそれぞれの家庭の親とを描いたもの。「東京暮色」以来一年ぶりに小津安二郎が監督し、「若い広場」の厚田雄春が撮影した。山本富士子の他社初出演をはじめ、有馬稲子・久我美子・佐田啓二・佐分利信・高橋貞二・桑野みゆき・笠智衆・渡辺文雄という豪華な顔ぶれである。
ネット上の声
- 赤いやかん、見えない彼岸花、カラー第一作
- 娘が結婚する時の 父親の指南書☆
- さっぱりダシの利いた上品な喜劇
- 頑固親父の一番長い日☆3つ
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督小津安二郎
- 主演佐分利信
-
岩下俊作の原作から故伊丹万作の脚色で「鼠小僧次郎吉」の三隅研次が監督した文芸もの。撮影はコンビの牧浦地志。
ネット上の声
- 三隅研次監督作品 勝新太郎主演
- 地に足のついたような強さ、浮き足立つのとはまた違う画面の楽しさ、勝新のためもある
- 勝新太郎のクロースアップで光る瞳の美しさ、切り返される宮口精二の表情の素晴らしさ
- 三隅氏は、女妖、女系家族(これが4本中ベスト)、雪の喪章からの4本目で、未だ得意
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督三隅研次
- 主演勝新太郎
-
創作少年文学の近藤健原作「はだかっ子」を、「江戸っ子繁昌記」の成澤昌茂が脚色、「親鸞」の田坂具隆が監督した少年と母親の愛情物語。撮影は「風来坊探偵 岬を渡る黒い風」の飯村雅彦。
ネット上の声
- 元太は強い。現代っ子は見習え。
- 戦後の理想と現実そして戦争の疵
- はだかの心の「はだかっ子」
- 元気が一番!
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間147分
- 監督田坂具隆
- 主演有馬稲子
-
テレビ・ドラマを「おとうと(1960)」の水木洋子が自ら脚色した、母と娘の情愛をテーマにしたもので、「バナナ」の渋谷実が監督した。撮影は「「青衣の人」より 離愁」の長岡博之。
ネット上の声
- 母が淡島千景、娘が有馬稲子
- 2歳違いって言われても…
- 母娘の葛藤ドラマも素晴らしいけど、淡島千景が勤める料理屋はじめ多面体的で複雑なセ
- 物語は進んでいくのにみんなどこまでいっても巡り巡って日々のわだかまりの中で笑って
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督渋谷実
- 主演有馬稲子
-
「早春」以来、久々に登場する小津安二郎、野田高梧のコンビが執筆した脚本から小津が監督した話題作。父を裏切って家出した母を求める娘の激情を描く。撮影は「あなた買います」の厚田雄春。主演は「白磁の人」の有馬稲子、「大番」の原節子、「暴れん坊街道」の山田五十鈴、「顔(1957)」の笠智衆。ほかに「情痴の中の処女 天使の時間」の高橋貞二、「近くて遠きは」の杉村春子、「正義派」の田浦正巳、それに山村聡、信欣三、中村伸郎、宮口精二、浦辺粂子、三好栄子、藤原釜足、増田順二、長岡輝子のヴェテラン。菅原通済が特別出演している。
ネット上の声
- これは観客が好きな小津ではないよ。暗い。
- 小津さんと思って観ない方がいいでしょう
- 当時の有馬稲子のひたむきな表情が良い
- 「失敗作」だからこそ逆に印象に残る。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督小津安二郎
- 主演原節子
-
かつて文学座で上演されたこともある森本薫の戯曲「華々しき一族」を、「青春銭形平次」の和田夏十と「幸福さん」の井手俊郎が協同脚色し、「青春銭形平次」の市川崑が監督している。撮影、音楽は「幸福さん」の玉井正夫、黛敏郎の担当である。出演者は越路吹雪「プーサン」が帰朝第一回作品として出演するほか、「花の中の娘たち」の岡田茉莉子、「幸福さん」の有馬稲子、「赤線基地」の三國連太郎などである。
ネット上の声
- めっちゃ面白かった
- 逆転逆転また逆転!
- 岡田茉莉子の未見作品なので観たが、岡田茉莉子と有馬稲子が綺麗な市川崑監督作品だっ
- 小津の墓参りに鎌倉に行き、鎌倉に来たんだからここで映画を観ようと川喜田映画記念館
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督市川崑
- 主演有馬稲子
-
「からっ風野郎」の菊島隆三の脚本を、「キクとイサム」の今井正が監督した、一青年の野望の悲劇を主題にしたドラマ。撮影も「キクとイサム」の中尾駿一郎。
ネット上の声
- それほど悪人ですらなく計算も甘い、調子に乗りやすく嘘つきの小者をやらせたら木村功
- 今井正とか山本薩夫は所謂政治的な人物な訳だが、出来上がった作品が小難しいかという
- 社長秘書を務める野心家の青年が、成り上がり破滅する姿を描くクライム映画
- シネ・ヌーヴォ20thリクエスト特集で知人の方のセレクトで楽しみに鑑賞
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督今井正
- 主演有馬稲子
-
近松門左衛門の『冥途の飛脚』『恋飛脚大和往来』から、「美男城」の成澤昌茂が脚色し、「大菩薩峠 完結篇(1959)」の内由吐夢が監督した悲恋物語。「独眼竜政宗」の坪井誠が撮影した。
ネット上の声
- かなり期待していたんだけど、様式美モードの内田吐夢は合わないみたいだ
- なんて美しい立ち振る舞い!
- よくある話ですが
- 最後が面白い
時代劇
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督内田吐夢
- 主演中村錦之助
-
映画美術の巨匠・木村威夫の監督デビュー作。永瀬正敏、浅野忠信、宮沢りえ、桃井かおりらが出演。映画学校の学院長の木室は、学生の村上が何かと気にかかる。村上は60年前の戦争で多くの若者が死んだことの苛立ちを木室にぶつけ、木室の妻・エミ子も戦争で自分だけ生き残ってしまったという自責の念にとらわれていた。やがて村上は精神病を患い自殺をほのめし、何とか思いとどまらせようと木室は手を尽くすが……。
ネット上の声
- 思い入れの断片を散りばめたような
- over90世代の映画に頭を垂れる
- 36歳男の感想です
- 超豪華キャスト!!
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督木村威夫
- 主演長門裕之
-
ネット上の声
- Méqué méqué
- 番匠〜🤍って小走りでウキウキ見に行ってるけど、最後までモヤモヤしどおし精神衛生に
- ここぞという場面での音楽の鳴らしっぷりに、松竹メロドラマ/ラブコメの伝統を見た
- おいパリ行けや稲子だし志村喬にいちいち腹立ってしょうがないしコレ何のハナシだよ
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督番匠義彰
- 主演有馬稲子
-
高見順の小説を「花嫁はどこにいる」の椎名利夫と「姉妹(1955)」の家城巳代治が共同脚色し、同じく家城巳代治が監督、木塚誠一が撮影を担当した。主なる出演者は「太陽は日々新たなり」の有馬稲子、大木実、「続・獅子丸一平」の久我美子、民芸の冨田浩太郎、「珠はくだけず」の水戸光子など。
ネット上の声
- 合唱シーンで泣かせて終わらせないどんよりラスト
- 対照的な男性2人はどっちもダメンズ
- 結局、貧乏は悲惨な末路
- しいちゃんがやりたくてやっていることに対してのあの先生の態度に耐えられなくなりそ
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督家城巳代治
- 主演有馬稲子
-
田宮虎彦の『赤い椿の花』を、「「挑戦」より 愛と炎と」の新藤兼人が脚色し、「猟銃」の五所平之助が監督した文芸編。撮影も「猟銃」の竹野治夫。
ネット上の声
- 有馬稲子の転落劇を歯切れの良いテンポを交えて丹念に掘り下げていく回想シーンが抜群
- 小川真由美に負けないくらい全身から不幸オーラを振りまく有馬稲子が次々と関係した男
- 思いっきり荒んで、くたびれ具合が体形にも現れていた、佐田啓二も見放した有馬稲子が
- さすがの新藤脚本で魅せる〜 そして雄之助言うこといちいち沁みるええ役… 色々起こ
文芸・史劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督五所平之助
- 主演佐田啓二
-
石川達三の同名小説を「不良少年(1961)」の羽仁進と清水邦夫が脚色。羽仁進が監督した社会ドラマ。撮影は写真家の長野重一が担当。
ネット上の声
- 煌びやかに飾られたショーウィンドウに映る、結婚3年目、4日間夫が家を空けている妻
- 超絶美しい可愛い有馬稲子の映画
- 安保闘争を背景にして
- 有馬稲子ファンか羽仁進監督のリスペクターじゃなければ、この重っ苦しい映画はキツイ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督羽仁進
- 主演有馬稲子
-
平林良孝のベスト・セラーの映画化で、「笛吹川」の木下恵介が脚色し、「伊豆の踊子(1960)」の川頭義郎が監督した叙情編。撮影は「明日はいっぱいの果実」の荒野諒一。
ネット上の声
- かあちゃんしぐのいやだ
- 母ちゃんが死んだらもっと泣けた(冗談)
- もう覚えていませんが
- 50年前の福井県の風景
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督川頭義郎
- 主演有馬稲子
-
新進作家富島健夫の同名小説(角川新書版)を「悪魔の顔」の共同脚色者の一人、松山善三が脚色、「あなた買います」以来久々に小林正樹が監督した異色作。撮影は「東京暮色」の厚田雄春。主演は「大忠臣蔵」の有馬稲子、山田五十鈴、「挽歌(1957)」の渡辺文雄、「喜びも悲しみも幾歳月」の桂木洋子、「月と接吻」の淡路恵子、「続大番 (風雲篇)」の仲代達矢。
ネット上の声
- 小林正樹監督×有馬稲子主演による社会派作品
- クズを煮詰めたような役にも関わらずサマになる仲代達矢や、当時はそういうもんだと
- やっぱり、小林正樹なくして松竹ヌーヴェルバーグはなかったと感じる
- 有馬稲子も綺麗であるが、悪役の仲代達矢が圧倒的な存在感
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督小林正樹
- 主演有馬稲子
-
昨年帰国した岸恵子のために、「この天の虹」の木下恵介が書下し監督した農村メロドラマ。撮影は「この天の虹」の楠田浩之、音楽は「悪女の季節」の木下忠司の担当。出演は前記「雪国(1957)」(東宝)以来久々の岸恵子・それに加えてにんじん・くらぶの「春を待つ人々」の有馬稲子、「この天の虹」の久我美子。ほかに笠智衆、川津祐介、井川邦子ら木下学校の人々の出演。
ネット上の声
- いやぁ、もう結構でございます。ご免です。
- 母と息子の許されない恋・・・
- 木下惠介監督×岸恵子主演作品
- 傑作・日本女のメロドラマ
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督木下恵介
- 主演岸恵子
-
生涯五十四本の映画を作り、キネマ旬報ベスト・テン三年連続第一位という前人未踏の記録を始め、日本映画史に数々の名作を残した小津安二郎監督が逝って二十年。この映画は、小津作品の名作の中から忘れられない名場面を拾い上げ、その間を小津安二郎と関りあった多くの俳優、監督、スタッフ、文化人等の証言と六十年の生涯の克明な記録によって、継ぎ合せ、彼の一生を描く。脚本構成は井上和男と高岡享樹の共同執筆、監督は「喜劇 黄綬褒賞」の井上和男、撮影は「渚の白い家」の兼松煕太郎がそれぞれ担当。登場する人々は、岸恵子、司葉子、有馬稲子、淡島千景、岡田茉莉子、杉村春子、桜むつ子、東野英治郎、笠智衆、中村伸郎、須賀不二男、三上真一郎、木下恵介、今村昌平、佐々木康、新藤兼人、斎藤良輔、厚田雄春、浜田辰雄、今日出海、横山隆一、川喜多かしこ、ドナルド・リチー、佐藤忠男、中井貴恵、野田静(野田高梧未亡人)、野村八重子(伏見晃未亡人)、小津新一(兄)、小津信三(弟)山下とく(妹)。
ネット上の声
- 監督小津の証言ドキュメント「無」とは?
- 小津作品のガイドブック
- 「小津さんはとにかく本物が好きでした」って、なんかヴィスコンティみたいだなぁと思
- 命日には毎年墓参りをし、何かしらの作品を観るのが恒例となっていたが、今年は行けな
ドキュメンタリー
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督井上和男
- 主演岸恵子
-
近松門左衛門の『堀川波の鼓』より、「張込み」の橋本忍と、「禁じられた唇」の新藤兼人が脚本を執筆、「純愛物語」のコンビ今井正が監督、中尾駿一郎が撮影したもの。主演は「白い悪魔」の森雅之、「黒い花粉」の有馬稲子、「美徳のよろめき」の三國連太郎。ほかに雪代敬子、日高澄子、東野英治郎、菅井一郎、柳永二郎など。
ネット上の声
- (ホラー色強い京マチ子さんなんかを跳び越えて)眉なし厚塗りの有馬稲子さんの可憐な
- 妻が美人過ぎると…(うちは大丈夫♡)
- 旦那の留守中に不貞を働いたのか!というシンプルなお話をこの域までもっていくとは、
- 三國連太郎の久しぶりに妻に会ったときのはしゃいでいる表情とラストの表情は完全に別
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督今井正
- 主演三国連太郎
-
有馬稲子の東宝入社第一回作品で、原作は源氏鶏太の『婦人生活』連載小説。これを「リンゴ園の少女」の長谷川公之が脚色し、「丘は花ざかり(1952)」の千葉泰樹が監督に当った。撮影は「次郎長売出す」の山田一夫、音楽は「やっさもっさ」の黛敏郎。前記有馬稲子をめぐって「吹けよ春風」の三船敏郎、「一等社員」の伊豆肇、「慟哭」の阿部寿美子、「親分の青春」の木匠マユリ、「四十八人目の男」の沢村契恵子、「夫婦」の井上大助、他に清水将夫、村瀬幸子、荒木道子、三津田健、杉村春子など新劇人が助演している。
ネット上の声
- ビジュアルからして宝塚娘役出身らしい有馬稲子のアイドル映画みたいなものかと思いき
- さすが有馬稲子、ボール返球の腕の振りが実にいい!バレー部だっただけあるなぁ笑 彼
- 新入社員の有馬稲子は、社内で弁慶の愛称を持つ三船敏郎の助手として働く
- 源氏鶏太らしい、風刺も織り交ぜたほのぼのとしたサラリーマン物語
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演有馬稲子
-
「もぐら横丁」の清水宏(1)が自分の脚本で監督した、同監督東宝第一回作品。撮影は遠藤精一が担当している。キャストは「青色革命」の木暮実千代、沢村貞子、「夜の終り」の池部良、「母と娘(1953)」の有馬稲子などである。
ネット上の声
- 当時の銀座の様子を記録した文化遺産。
- 当時の銀座を宣伝する為だけの映画です。
- 話自体はそれなりにイイ話なんだけど、有馬稲子や木暮実千代という華のある女優さんの
- 映像の吟遊詩人と呼ぶに相応しい清水宏監督だけに、舞台となる銀座の街並みを得意の移
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督清水宏
- 主演池部良
-
井上靖の『通夜の客』を、「硫黄島(1959)」の八住利雄が脚色し、「からたち日記」の五所平之助が監督した抒情編。「伴淳の三等校長」の竹野治夫が撮影した。
ネット上の声
- 確かに動いたよね
- 美しく輝く不倫
- 理解と納得
- 佐分利信の「大きくなったら浮気をしようね」という吐くほどキモい呪いに、最後に至っ
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督五所平之助
- 主演有馬稲子
-
松本清張のベスト・セラーを、「南の風と波」の橋本忍に山田洋次が加わって脚色、「最後の切札」の野村芳太郎が監督した推理映画。撮影は「日本の夜と霧」の川又昂。
ネット上の声
- 禎子の推定、警察の推定、佐知子の話等があり、芥川龍之介の「藪の中」...
- 戦後ならではの時代背景、今ではできない表現がありますが、今のサスペ...
- 割と地味な作品だが清張代表作のひとつ
- リメイクがイマイチだからといって……
サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳太郎
- 主演久我美子
-
朝日新聞に連載された広津和郎の小説から「坊ちゃん社員 前篇」の池田一朗が脚本を書き、新人の筧正典が第一回作品として監督に当る。撮影は「不滅の熱球」の中井朝一、音楽は「春の渦巻」の伊福部昭の担当。出演者は「川のある下町の話」の有馬稲子と根上淳、「丹下左膳 こけ猿の壷」の高峰三枝子、「男性NO.1」の藤木悠、「ゴジラ(1954)」の河内桃子のほか宮口精二、若山セツ子などである。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督筧正典
- 主演有馬稲子
-
老政治家を中心に、人間は我欲や打算を取り去った時本来の姿に戻るということを描こうとしたドラマで、柳井隆雄・沢村勉のオリジナルシナリオを、「顔役(1958)」の中村登が監督、「彼岸花」の厚田雄春が撮影した。音楽は武満徹。出演者は、佐分利信・有馬稲子・佐田啓二・岡田茉莉子・高橋貞二・高千穂ひづる等々の豪華な顔ぶれ。
ネット上の声
- ここどこ芦屋?タオル鉢巻系の関西弁画家佐田啓二、とにかく結婚して!エプロンしてパ
- 関西方面で画家やってる佐田啓二、妻に優しくまわりもさりげない気遣い、ここぞという
- えんとつ〜!東京にせよ大阪にせよ画面の奥にスラっと立った煙突がとにかく素晴らしい
- 松竹オールスターキャスト出演の選挙活動を通したコメディかと勝手に思っていたら、佐
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督中村登
- 主演佐分利信
-
松竹の大型映画、本格的第一作。システムは“松竹グランドスコープ”(タテ・ヨコ比一対二・三五)。明朗喜劇花嫁シリーズの第一作でもある。「土砂降り」の共同脚色者の一人、椎名利夫と「踊る摩天楼」のこれも共同脚色者の一人、光畑碩郎の合作シナリオを「母と子の窓」の番匠義彰が監督、「近くて遠きは」の生方敏夫が撮影した。主演は「海人舟より 禁男の砂」の大木実、「母と子の窓」の高橋貞二、「体の中を風が吹く」の有馬稲子、片山明彦、「土砂降り」の田浦正巳、「異母兄弟」の高千穂ひづる。ほかに望月優子、日守新一、戦丘雪路、小坂一也など。色彩はイーストマン・松竹カラー。
ネット上の声
- オペラが日本語版主流だった頃…
- 美しい潮来の水郷風景
- 粋な母子たち
- 浅草の鮨屋の女将・望月優子は娘の有馬稲子と高橋貞二の恋愛や、息子・田浦正巳と踊り
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督番匠義彰
- 主演望月優子
-
『婦人画報』連載の川端康成の原作を、「鉄火奉行」の衣笠貞之助が脚色、監督した。撮影は「荒城の月(1954)」の渡辺公夫、音楽は「馬賊芸者」の斎藤一郎が、それぞれ担当する。出演者は「荒城の月(1954)」の根上淳、「結婚期」の有馬稲子、「新しき天」の山本富士子、見明凡太朗、新人川上康子をはじめ、田口顕二、細川ちか子、町田博子、長谷部健、多々良純などである。
ネット上の声
- 病院でインターンとして働く正義感の強い医学生が、少年を川で救ったことから知り合っ
- わかりやすい話のある前半から立退料であるふさ子の大金の盗難がある辺りから転換して
- ホントに川端康成がこんな俗っぽい話を書いたのかな?っていうくらい、つまらないメロ
- 原作未読だが、川端康成らしく、とにかくメイン・キャラクターたちの人間性が徹底的に
文芸・史劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督衣笠貞之助
- 主演根上淳
-
菊田一夫の原作より「花嫁の性典」の浅野辰雄、「続思春期」の梅田晴夫、監督の市川崑(愛人)の三人が共同してシナリオを書いている。撮影は「伊津子とその母」の三浦光雄、音楽は「花吹雪男祭り」の服部良一である。キャストはミス・ユニバース・コンテスト第三位の伊東絹子が第一回出演するほか、「芸者小夏」の池部良、「伊津子とその母」の有馬稲子、「美しい人」の上原謙、「かくて自由の鐘は鳴る」の二本柳寛などである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督市川崑
- 主演池部良
-
故岸田国士が昭和十四年に発表した小説を「続々獅子丸一平」の松山善三が脚色、「美わしき歳月」の小林正樹が監督、「燃ゆる限り」の森田俊保が撮影を担当した。主なる出演者は、「胸より胸に」の有馬稲子、「黒帯三国志」の佐分利信、「白い橋」の佐田啓二、「角帽三羽烏」の中川弘子、「君美しく」の桂木洋子、「「石狩川」より 大地の侍」の加東大介など。
ネット上の声
- 村vs村の水争いに、とある大学の生物学研究員の青年が立ち上がる!!
- 小林正樹監督が「農村と都会の対決」を描きながら、男女のもつれ合う愛情も描いた佳作
- 元華族の佐分利ンが秘書の稲子をモノにしようと別荘誘って、稲子もおじさまずき?まん
- 小林正樹のことだから、社会派ゴリゴリの映画かと思いきや、有馬稲子が色んな人のこと
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督小林正樹
- 主演佐分利信
-
鶴田浩二のクレインズ・クラブ第一回自主作品で、ロマンス連載の原作を「悲恋まむろ川」の村上俊郎と「宮本武蔵(1954)」の若尾徳平が共同で脚色している。監督は「ジャズ・オン・パレード1954年 東京シンデレラ娘」の井上梅次、撮影は山中進が当っている。出演者は、「忠臣蔵(1954)」の鶴田浩二、「愛」の有馬稲子、「宮本武蔵(1954)」の岡田茉莉子、「悪の愉しさ」の杉葉子のほか浜田百合子、木匠マユリ、十朱久雄などで、雪村いづみ、生田恵子が特別出演する。
ネット上の声
- 「嵐を呼ぶ男」よりも好き‼️
- モテそでモテない公園役人・鶴田浩二がなんだかんだモテなさそうでモテる話で、結局緩
- 都庁の公園部の係長・鶴田浩二は毎朝バスで会う有馬稲子が好きだったが、偶然彼女と知
- 有馬稲子と岡田茉莉子の切り返しが見れるだけでも傑作であることは確定だが、こういう
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上梅次
- 主演鶴田浩二
-
製作は「目下恋愛中」の加藤譲が板谷良一と共同で当り「また逢う日まで」の水木洋子のオリジナル・シナリオで「えり子とともに」の豊田四郎が監督している。撮影は「宝塚夫人」の三浦光雄である。配役陣は、「覗かれた足」の轟夕起子、「誰が私を裁くのか」の山村聡、「宝塚夫人」でデビューした宝塚出身の有馬稲子などに、斎藤達雄、御橋公、立花満枝、左卜全、南美江などのバイプレイヤーたちである。
ネット上の声
- 作曲家の男(山村聰)と歌手の女(轟夕起子)、お互い愛し合っていた2人だが、考えの
- 快活な少女役の有馬稲子が印象的です
- この映画、アップが実に多かった
- 2015年4月25日(土)映画美学校
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督豊田四郎
- 主演轟夕起子
-
朝日新聞に連載された舟橋聖一の同名の小説を、「泉」の松山善三が脚色し、「君美しく」の中村登が監督した。撮影は「駄々っ子社長」の生方敏夫。主な出演者は「女の足あと」の有馬稲子と石浜朗、「ここに幸あり (二部作)」の川喜多雄二、「青空剣法 弁天夜叉」の高峰三枝子、「続へそくり社長」の上原謙、「たぬき」の浅茅しのぶなど。色彩はイーストマン松竹カラー。
ネット上の声
- 東京で大学に通う竜子(有馬稲子)は同じ大学で演劇をしている石浜朗といい仲
- 松竹は 千代に八千代に大メロの ラヴロマンスに 苔生えるまで
- 昭和30年代の岐阜がロケ地になった映画
- 舟橋聖一原作の青春映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中村登
- 主演有馬稲子
-
夏目漱石の同名小説を、「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」の椎名利夫と山内久が脚色、「白い炎」の番匠義彰が監督、「花のうず潮」の生方敏夫が撮影した文芸篇。坊っちゃんには「若い広場」の南原伸二が扮し、マドンナには「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」の有馬稲子、その他、伴淳三郎伊藤雄之助、トニー谷、三井弘次などのベテランが出演。色彩はイーストマン松竹カラー。
ネット上の声
- 番匠映画でお馴染みのうまい役者たちが坊っちゃんのキャラクターをコスプレしている感
- 『坊ちゃん』(1906)の英訳をした毛利八十太郎は大正時代に英語のジョークを研究
- 原作のイメージ、人それぞれの解釈があるから難しいですね
- 主人公以外の配役がパーフェクトな「坊ちゃん」映画だ
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督番匠義彰
- 主演南原伸二
-
松本清張の同名小説を、沢村勉が脚色し、「いろはにほへと」の中村登が監督したメロドラマ。撮影は「日本よいとこ 無鉄砲旅行」の平瀬静雄。
ネット上の声
- 松本清張原作の政官財汚職事件にメロドラマを交えたベテラン中村登監督の松竹お得意路
- ★現代社会の悪の構造と不倫と汚職事件★
- サスペンスよりドラマ要素が強い☆3.0
- サスメロと名付けてみたい。
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督中村登
- 主演有馬稲子
-
女優とは何か? この作品は、映画「告白的女優論」に出演することになった三人の女優の、撮影二日前の生活を追いながら、三つの物語が同時進行するスタイルをとっている。この告白的テーマに浅丘ルリ子、岡田茉莉子、有馬稲子の三女優がみずからの女優キャリアとイメージを賭け、人間に隠された様々な欲望・葛藤を表現しながら「女優」というテーマに挑戦する。スタッフは「煉獄エロイカ」と同様、脚本吉田喜重と山田正弘。監督は吉田喜重。撮影は長谷川元吉がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 女優となる人間の心理とは?
- 美しく、空虚な映像でした
- 女優の向こう側
- 浅丘さんのシーツのくだりとか夢を分析するシーンとか死にとりつかれて人生を終わらせ
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督吉田喜重
- 主演浅丘ルリ子
-
今東光の原作を「江戸っ子繁昌記」の成澤昌茂が脚色。「女ばかりの夜」の田中絹代が監督した悲恋もの。撮影は「人間の条件 完結篇」の宮島義勇。
ネット上の声
- お吟の美しさと衣装の華やかさで最後まで見たが、高山右近とのラブストーリーはそこま
- 溝口の系統の女の重苦しさは上手だけど、きっかけたる仲代達矢と有馬稲子のロマンスが
- 田中絹代監督の溝口健二作品系譜を継承する力作だが、にんじんくらぶ製作で致し方なか
- 主人公のお吟が情熱的、利休や母親、侍女はお吟のために一生懸命なのに右近がヘタレ
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督田中絹代
- 主演有馬稲子
-
梅崎春生の直木賞受賞作「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」を中心に、同氏の数篇の短篇から、「花嫁のおのろけ」の共同脚本執筆者椎名利夫が脚色、「日日の背信」の中村登が監督、同じく「日日の背信」の長岡博之が撮影した風刺喜劇。出演は「花のうず潮」の佐田啓二、小山明子、「夜の鼓」の有馬稲子、ほかに三井弘次、多々良純、三好栄子、瞳麗子、桂小金治などが出演している。色彩はイーストマン松竹カラー。
ネット上の声
- そんなことは言ってない!(byキリスト)
- 映画を見ていると、時折「岡本喜八か増村保造が監督していればよくなったであろう作品
- 梅崎春生「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」と数篇の短篇を原作に椎名利夫が脚色、
- 話がいつまでもドライヴしないほうの中村登作品でセーターガールな有馬稲子と小山明子
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督中村登
- 主演佐田啓二
-
デザイナー中林洋子のエッセイから、水沼一郎が脚本を執筆、「黄色いさくらんぼ」の野村芳太郎が監督したコメディ。撮影は「外濠殺人事件」の中島信雄。
ネット上の声
- チャチャチャを踊る有馬稲子
- 当時は新しかったのだろうけど
- 変な服のオンパレード!
- 物語は大して面白くないんだけど、この日本という国がオシャレの絶頂にいた頃の様子を
コメディ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳太郎
- 主演有馬稲子
-
「大学の合唱」の椎名利夫の脚本を、「いたづら」の中村登が監督した「集金旅行」の姉妹篇と称するコメディ。撮影は「お早よう」の厚田雄春。
ネット上の声
- “才女”って言葉が流行った時代
- アグファカラーで描かれる50年代末の西日本の風景が、それはもう美しくてうっとりす
- 高橋貞二&有馬稲子主演のラブコメ&ロードムービー、カラー作品
- まさにフランク・キャプラ監督の『或る夜の出来事』
コメディ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督中村登
- 主演高橋貞二
-
山岡荘八の同名小説を「この首一万石」の伊藤大輔が脚色、監督した歴史時代劇。撮影もコンビの吉田貞次。
ネット上の声
- 誕生から若き日の家康をとりまく人々のお話
- 徳川家康の誕生から城主として独り立ちするまでを描いた歴史大河ドラマ
- 原作は山岡荘八の同名大河小説の🎬化ですが・・読んだ事はありません
- 【 東映時代劇の終焉時期の不幸な作品 】
時代劇
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督伊藤大輔
- 主演中村錦之助
-
「お父さんはお人好し」の伏見晁、「乳房よ永遠なれ」の田中澄江、「青銅の基督」を監督した渋谷実の三人が脚本を書き、同じく渋谷実が監督、「元祿美少年記」の長岡博之が撮影を担当した。主なる出演者は、「泉」の有馬稲子、佐田啓二、小林トシ子、「続・この世の花 第6・7部」の淡路恵子、「駄々っ子社長」の大木実、「早春」の杉村春子、「むすこ大学」の石浜朗、他に文学座の文野朋子など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督渋谷実
- 主演佐田啓二
-
週刊読売に連載された舟橋聖一の同名小説の映画化。柳井隆雄・大庭秀雄・高橋治が共同で脚色、「若い素顔」のコンビ大庭秀雄が監督し、厚田雄春が撮影した。
ネット上の声
- 眠くて細部がぼんやりしてるけど、シャッキリ観てもすぐ忘れるんで、きっと面白かった
- 含みしかない小山明子(ツイードスーツ姿が美しー)のその含みの根拠が明らかでない不
- 義姉の肩を持ち、彼女を恋い慕う義弟
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督大庭秀雄
- 主演有馬稲子
-
志賀直哉の同名短篇小説を、内藤保彦が脚色、「春を待つ人々」の中村登が監督した喜劇。撮影は「悪女の季節」の長岡博之が担当した。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督中村登
- 主演高橋貞二
-
“朝日新間”に連載された佐多稲子の同名小説の映画化。「この二人に幸あれ」の松山善三が脚色、「涙」の川頭義郎が監督した。撮影は「お勝手の花嫁」の荒野諒一。主演は「女の肌」の淡島千景、「東京暮色」の有馬稲子、山本和子、「大江戸風雲絵巻 天の眼」の田村高廣「近くて遠きは」の野添ひとみ。ほかに片山明彦、中川姿子、山内明、日守新一、新人の里見孝二など。
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督川頭義郎
- 主演淡島千景
-
綜藝プロと東宝との提携作品で、製作は「右門捕物帖 片眼狼」の竹井諒と坂上静翁。丸尾長顯の原作から「エノケンの天一坊」の八住利雄の脚色で、「女学生群」の小田基義が監督。俳優陣は、「情艶一代女」の春日野八千代、「愛染香」の月丘夢路など宝塚出身のスターに「熱砂の白蘭」の池部良、その他有馬稲子、初音麗子、八千草薫を始め、宝塚少女歌劇団総出演である。
ネット上の声
- 最後に突然舞台のシーンがカラーになるが、それだけで観る価値十分
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小田基義
- 主演池部良
-
週刊読売に連載された舟橋聖一原作の映画化。「花くれないに」の猪俣勝人が脚色、「情痴の中の処女 天使の時間」の大庭秀雄が監督、「集金旅行」の生方敏夫が撮影した。主演は「娘三羽烏」の有馬稲子、杉田弘子、「花嫁のおのろけ」の佐田啓二、「見事な求婚」の菅佐原英一。ほかに笠智衆、小山明子、水戸光子、佐竹明夫、浅茅しのぶ、山内明、宮口精二、高野真二、桂小金治などが助演する。色彩はイーストマン松竹カラー。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演有馬稲子
-
二人の青年が情熱かけて恋を争う文芸篇。読売新聞連載の今日出海の原作から、「漫才学校 爆笑八人組」の柳井隆雄が脚色、「白い橋」に次いで大庭秀雄が監督する。撮影担当は「ここに幸あり」の厚田雄春。主な出演者は「花嫁募集中」の有馬稲子、佐田啓二、「人妻椿 (前後篇)(1956)」の高橋貞二、杉田弘子、「マリヤ観音 (前後篇)」の小山明子、その他柳永二郎、笠智衆、須賀不二夫など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督大庭秀雄
- 主演有馬稲子
-
高校を舞台にして描く青春映画。“読売新聞”連載の白川渥の原作から「朱と緑」の椎名利夫と「花嫁募集中」についで監督に当る野村芳太郎が脚色。撮影は「花嫁募集中」の井上晴二。主な出演者は「朱と緑」の有馬稲子、「三羽烏再会す」の大木実、渡辺文雄、「オーケストラの姉妹」の菅佐原英一、「忘れえぬ慕情 Printemps_a_Nagasaki」の野添ひとみ、「涙」の杉田弘子、「君は花の如く」の田浦正巳、「阪妻追善記念映画 京洛五人男」の小山明子、「恐妻一代」の中川弘子、「この世の花 完結篇」の佐竹明夫、その他、清川新吾、日守新一、浦辺粂子、吉川満子、東山千栄子、明石潮など。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳太郎
- 主演有馬稲子
-
井上靖の短篇三つを集めたオムニバス映画で、富士プロ作品。脚本は「ママの新婚旅行」の植草圭之助と古川良範のコンビに監督の若杉光夫「美しい人」が加わって共同執筆している。撮影も「美しい人」の岡崎宏三の担当。出演者は「足摺岬」の木村功、「晩菊」の有馬稲子、「青春ロマンスシート 青草に坐す」の桂木洋子、「或る女」の森雅之、「大阪の宿」の安西郷子のほか、民芸の山内明、宇野重吉などである。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督若杉光夫
- 主演有馬稲子
-
『オール読物』所載の由起しげ子の短篇『母の社会科』を、「にごりえ」の井手俊郎が脚色、「坊っちゃん(1953)」の丸山誠治が監督した。撮影、音楽は「雁(1953)」の三浦光雄、「恋文(1953)」の斎藤一郎がそれぞれ担当している。「母と娘(1953)」の水谷八重子、「愛人」の有馬稲子、三國連太郎、沢村貞子、「十代の誘惑」の青山京子、「山の音」の金子信雄、「鉄腕涙あり」の平田昭彦などが出演。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督丸山誠治
- 主演水谷八重子[初代]
-
吉屋信子の新聞連載小説を、「哀愁日記」と同じスタッフの沢村勉、田畠恒男、布戸章が脚色、監督、撮影に当る。出演者の主なる者は「息子の縁談」の有馬稲子、「森蘭丸」の宮城野由美子、「哀愁日記」の紙京子、「路傍の石(1955)」の菅佐原英一、大木実、永井達郎などである。
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田畠恒男
- 主演有馬稲子