- 製作
- 1968年 日本
- 時間
- 90分
- 監督
- 加藤泰
- 出演
- 佐藤允中原早苗応蘭芳
- 種類
- サスペンス
【愛する家族を惨殺された男。その手に握られたドスは、裏切り者への復讐の証。血と硝煙の果てに待つ、あまりにも哀しい運命。】
昭和の日本。ヤクザ稼業から足を洗い、愛する妻と子と共にささやかな幸せを掴んだ男。しかし、その日常はかつての仲間たちの裏切りによって無残に打ち砕かれる。家族を皆殺しにされた男は、復讐の鬼と化し、再びドスを手に取る。一人、また一人と、裏切り者たちを地獄へと送る孤独な道行き。憎しみの連鎖の果てに、彼を待ち受けるものとは何か。加藤泰監督が非情なまでに美しく描く、任侠映画史に刻まれる、あまりにも哀しい復讐の物語。