- 製作
- 1965年 イタリア
- 時間
- 105分
- 監督
- マルコ・ベロッキオ
- 出演
- ルー・カステルパオラ・ピタゴラマリノ・マッセ
- 種類
- ヒューマンドラマ
現代イタリア映画界を牽引する巨匠マルコ・ベロッキオが1965年、26歳の時に発表した記念すべき処女作。盲目の母親と障害を持つ弟、一家の大黒柱である兄とその兄を偏愛する妹という、病んだブルジョア家庭に育った青年アレッサンドロの、家族や宗教といった既成の価値への反乱・否定を描いた。アレッサンドロは母や弟を手にかけていくが、やがて破滅に向かっていく。日本では1983年に劇場初公開。2014年「マルコ・ベロッキオ特集上映」にて上映。