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1858 年、ボローニャのユダヤ人街で、教皇から派遣された兵士たちがモルターラ家に押し入る。枢機卿の命令で、7 歳になる息子エドガルドを連れ去りに来たのだ。取り乱したエドガルドの両親は、息子を取り戻すためにあらゆる手を尽くす。世論と国際的なユダヤ人社会に支えられ、モルターラ夫妻の闘いは急速に政治的な局面を迎える。しかし、教会とローマ教皇は、ますます揺らぎつつある権力を強化するために、エドガルドの返還に応じようとしなかった...。
ネット上の声
- エドガルドの顔、少年期と青年期で役者が入れ替わっても違和感なし、きょうだいたちの
- 2023年 イタリア🇮🇹
- 宗教と呼ばれるものは大小関係なくカルトな要素を孕んでる、ていうか大差ない、ってこ
- 勝手に洗礼、改宗しないと会えない、父との面談からの母との面談、風刺画の夢をみる教
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間134分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演パオロ・ピエロボン
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「肉体の悪魔」「夜よ、こんにちは」のマルコ・ベロッキオ監督が、ファシズムの創始者ベニート・ムッソリーニを愛し続けた女性、イーダの半生を描く。熱心な社会主義者だったムッソリーニはいつしかファシストに転向してしまうが、彼に恋をしていたイーダは変わらずムッソリーニを愛し続けた。イーダは全財産をかけてムッソリーニを支援し、身も捧げて長男を授かるが、正妻のいるムッソリーニはイーダを徐々に遠ざけていくのだった。2009年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品。日本ではイタリア映画祭2010にて「勝利を」のタイトルで初上映。11年劇場公開。
ネット上の声
- 大きな歴史のなかに隠された小さなお話
- 芸術度は高いのでしょうが生理的にNG
- 【吟醸】美しき「白」、極上の芸術品
- ムッソリーニの「妻と息子」の悲劇
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間128分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ジョヴァンナ・メッゾジョルノ
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現代イタリア映画界を牽引する巨匠マルコ・ベロッキオが1965年、26歳の時に発表した記念すべき処女作。盲目の母親と障害を持つ弟、一家の大黒柱である兄とその兄を偏愛する妹という、病んだブルジョア家庭に育った青年アレッサンドロの、家族や宗教といった既成の価値への反乱・否定を描いた。アレッサンドロは母や弟を手にかけていくが、やがて破滅に向かっていく。日本では1983年に劇場初公開。2014年「マルコ・ベロッキオ特集上映」にて上映。
ネット上の声
- 呼んでも、叫んでも、喚いても
- マルコ・ベロッキオ監督、26歳の時のデビュー作品にしてパゾリーニが絶賛…初鑑賞で
- ネコも一緒にテーブルに
- 郊外の家庭内という狭苦しい空間に起こる暴力の連鎖と欠落した者たち、余所者たちの鎮
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ルー・カステル
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イタリア映画界の巨匠マルコ・ベロッキオが、言語を否定する息子とその家族の姿を通して、人間の心の闇を描いたドラマ。14歳の時に人と会話することを止め、その代わりに舞台の上だけで言葉を発することにした俳優の青年。家族はどうしたら彼が再び会話をしてくれるか思い悩む。そんな中、青年は心を開ける相手を見つけるが……。「旅芸人の記録」「アレクサンダー大王」「ユリシーズの瞳」など、テオ・アンゲロプロス作品を多数手がけるヨルゴス・アルバニティスによる、コントラスト冴え渡る美麗な映像も見どころ。
ネット上の声
- 唐突な地震からの夜→カオスシチリア物語を想起させる白昼の浜辺出現でヨルゴス・アル
- [会話を止めた舞台俳優とその家族たち] 80点
- ベロッキオの光に対する意識の高さ
- 再見したけどべらぼうに良かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国イタリア
- 時間110分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ティエリー・ブラン
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「夜よ、こんにちは」「肉体の悪魔」などで知られるイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオがイタリアマフィア史上最大のミステリーを映画化。1980年代初頭、マフィア間の抗争が激化の一途をたどるシチリア。パレルモ派の大物ブシェッタは抗争の仲裁に失敗しブラジルへ逃れるが、残された家族や仲間たちはコルレオーネ派の報復により次々と殺害されてしまう。ブラジルで逮捕されイタリアに引き渡されたブシェッタは、マフィア撲滅に執念を燃やす判事ファルコーネから捜査への協力を求められる。麻薬と殺人に明け暮れる犯罪組織コーザ・ノストラに失望していたブシェッタは、組織の罪を告白することを決意。それはコーザ・ノストラの「血の掟」に背く行為だった。出演は「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」のピエルフランチェスコ・ファビーノ、「輝ける青春」のルイジ・ロ・カーショ。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- まさか今の日本と重ねて観てしまうとは!
- シチリア・・・マフィアに毒された島
- 面白かった
- イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオが国家を揺るがせたイタリアマフィア史上最大のミス
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イタリア,フランス,ブラジル,ドイツ
- 時間152分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
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イタリアのモロ元首相誘拐暗殺事件を行なった極左武装集団”赤い旅団“の内側を描いた社会派ドラマ。監督・製作・脚本は「蝶の夢」のマルコ・ベロッキオ。撮影は「狼たちの鎮魂歌(レクイエム)」のパスクァーレ・マーリ。出演は「輝ける青春」のマヤ・サンサ、ルイジ・ロ・カーショ、「蝶の夢」のロベルト・ヘルリツカ、ピエル・ジョルジョ・ベロッキオ、「炎の戦線 エル・アラメイン」のパオロ・ブリグリア、これが長編映画デビューとなるジョヴァンニ・カルカーニョほか。2003年ヴェネチア国際映画祭特別個人貢献賞、同年ヨーロピアン・フィルム・アワード最優秀批評家連盟賞など受賞。
ネット上の声
- イタリアの極左テロ組織「赤い旅団」が1978年に起こしたモロ首相誘拐事件をベース
- 夢想家ベロッキオ監督の政治的ファンタジー
- マルコ・ベロッキオ監督は2本目の鑑賞
- 史実に被さるピンクフロイドが圧巻。
誘拐、 実話
- 製作年2003年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演マヤ・サンサ
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現代に生きる魔女と若き精神病理学者が織りなす怪奇ラブ・ストーリー。エグゼクティヴ・プロデューサーはクラウディオ・マンシーニ、製作はアキーレ・マンゾッティ、監督・原案は「肉体の悪魔(1986)」のマルコ・ベロッキオ、脚本はべロッキオとフランチェスカ・ピラニ、撮影はベッペ・ランチ、音楽はカルロ・クリヴェッリが担当。出演はベアトリス・ダル、ダニエル・エズラローほか。
ネット上の声
- 今のところ観てる作品は
- サバスとは魔女のこと🧙♀🧹現代に生きる魔女と若き精神病理学者が織りなす怪奇ラブ
- 恋におちる演出が横回転なキモさ、ワンカット内で一瞬でモチーフが火から水へ移行、終
- “白昼夢の中でキスした女”が現実に現れたと思ったら、その女が不気味に笑いながら画
サスペンス
- 製作年1988年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間95分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ベアトリス・ダル
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「イタリア映画祭2022」(2022年4月29日~5月4日=東京・ユーロライブ/5月14、15日=大阪・ABCホール/5月中旬~=オンライン配信)上映作品。
ネット上の声
- どうしようもない覚悟とか みんながあの歳になっても言葉に出来ないというか会話に出
- 自死したマルコ・ベロッキオの双子の弟の悲劇に50年ぶりに向き合おうとする老齢の兄
- 80歳を過ぎてこの映画を撮ったのはなんとなくわかるのだけど、どういう心境で編集し
- 監督自身の死んだ双子の弟の話を家族会議で探っていくドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国イタリア
- 時間90分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演マルコ・ベロッキオ
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イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオが、イタリア人ジャーナリストのマッシモ・グラメッリーニによるベストセラー自伝小説を映画化し、1960~90年代の古都トリノと首都ローマを舞台に、ひとりの男の人生を通して、激動した戦後イタリアの光と影をあぶり出した人間ドラマ。1969年、9歳の少年だったマッシモの前から、ある日突然、母親がいなくなってしまい、司祭から母親は天国にいると諭されるも、その事実を受け入れらないマッシモは、喪失感にさいなまれる。時を経て90年代。ジャーナリストとして成功を収めたものの、いまだ心の傷がいえずにいたマッシモは、彼の苦悩を理解し、愛を与えてくれる女医のエリーザと出会う。主演は「おとなの事情」「ローマに消えた男」などに出演するベテランのバレリオ・マスタンドレア。エリーザ役に、「アーティスト」「ある過去の行方」のベレニス・ベジョを迎えた。
ネット上の声
- イタリア人ジャーナリストの自伝小説をマルコ・ベロッキオ監督が映画化した作品
- さほど面白くないが抜群のエピソードもある
- “巨匠” の技の冴えは確かに存在する。
- イタリアの名匠マルコ・ベロッキオ監督
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間130分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ヴァレリオ・マスタンドレア
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「イタリア映画祭2020」オンライン上映作品。
ネット上の声
- パルチザンがナチにおわれているかと思いきや現代にワープし大学生の部屋に戻るという
- 短編でここまで贅沢に間を取りつつ15分ほどにおさめてるのは最早時間の魔術師って感
- 妄想に憑りつかれたキチガイの話は、どうしても泣いてしまう
- 付け忘れっぽいがこれは無茶苦茶おもろかったな
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イタリア
- 時間14分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ファブリツィオ・ファルコ
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「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」「母の微笑」などで知られるイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオが2006年に手がけ、カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品されるなど、国内外で注目を集めた一作。貴族出身の小説家マンゾーニの原作「いいなづけ」の映画化準備を進めていたベテラン映画監督のフランコは、ある時、ミステリアスな女性と出会う。それからしばらくして、シチリアで新婚カップルを撮影中の演出家エンツォの家に招かれたフランコは、そこで奇妙な貴族から、自分の娘の結婚式の撮影をしてほしいと依頼される。その娘は望まぬ結婚を迫られており……。主人公の映画監督フランコを演じるのは、「ある愛へと続く旅」などで監督としても活躍する俳優のセルジオ・カステリット。日本では「イタリア映画祭2007」で上映された後、劇場未公開だったイタリア映画を上映する「Viva!イタリア vol.4」(2018年6月23日~ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)で劇場公開。
ネット上の声
- こーゆーワケわからん映画を、詩的な言葉でレビューする方たち本当にすごいと思う
- 結婚とか結婚式って茶番じゃね? と思ったことがある人は観たら結婚したくなるかも知
- 幻想的な雰囲気や、各エピソードは面白いのだが、いかんせん凝りすぎていて現実と想像
- 冒頭から♪オーサカ♪オーサカ‼️とシュールな大合唱、ところどころよくわからない登
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イタリア
- 時間100分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演セルジオ・カステリット
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尊厳死をめぐる人間ドラマ
イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオが尊厳死をテーマに撮りあげた人間ドラマ。17年間植物状態にあった女性エルアーナ・エングラーロの尊厳死をめぐりイタリア全土で論争が巻き起こった実際の出来事を背景に、病床の妻に頼まれて延命装置を外した過去を持つ政治家と彼の娘、植物状態になった娘を看病するため女優としてのキャリアを捨てた母と俳優志望の息子、自殺願望のある女性と彼女を救おうとする男性医師ら、尊厳死問題に直面した3組の人々の葛藤を描く。
ネット上の声
- ジャケ写から想像してしまいそうなユペールの同性愛ものでも殺人ものでもありません
- 現代イタリアそのものを描こうとする野心作
- マルコ・ベロッキオ監督作品鑑賞3本目❗️
- 映画的魅惑に満ちた重厚な野心作。
社会派ドラマ
- 製作年2012年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間115分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演トニ・セルヴィッロ
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現代イタリア映画界の巨匠マルコ・ベロッキオが、ノーベル文学賞受賞者で劇作家のルイージ・ピランデッロによる戯曲を映画化。主演にマルチェロ・マストロヤンニを迎え、仮装パーティでヘンリー4世に扮したところ、落馬して頭を打ち、自分を本物の王だと思い込んでしまった男の悲喜劇を描いた。臣下の衣装を着た使用人に囲まれ、古城に住む男は自分がヘンリー4世であると思い込んでいるが、そこへ伯爵夫人に扮した元恋人が現れたことから、事態は思いがけない方向へと進んでいく。音楽は世界的バンドネオン奏者のアストル・ピアソラが担当した。1984年カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。2014年、ベロッキオの軌跡を追った特集上映「マルコ・ベロッキオ特集」で日本初公開。
ネット上の声
- マルコ・ベロッキオ監督は鑑賞2本目
- コスプレしたまま頭を打って、自分をコスプレしてた王さまと勘違いする男の話だけども
- (マルコ・ベロッキオ特集) 仮装パーティーでヘンリー4世に扮した男のその後の悲喜
- エンリコ四世、カノッサの屈辱の神聖ローマ皇帝ハインリヒ四世のイタリア名
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国イタリア
- 時間95分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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18世紀フランスの小説家レイモン・ラディゲの処女作で、これまでも幾度か映像化されている「肉体の悪魔」を、現代イタリア映画界を代表するマルコ・ベロッキオ監督が大胆に翻案して描いた官能ロマン。高校生のアンドレアは、精神分析医である父の患者で、金持ちの娘ジュリアと知り合い、激しい恋に落ちる。2人は何度も逢瀬を重ねるが、そのことに気付いたジュリアの婚約者の母プルチーニ夫人は激昂し、アンドレアの父親に抗議する。アンドレアは父親からジュリアと付き合わないよういさめられるが……。日本では1987年に劇場初公開。2014年「マルコ・ベロッキオ特集上映」にて上映。
ネット上の声
- 発掘良品を観る #445
- あまりよくわからなかった。
- レーモン・ラディゲの原作をベースに、大胆な脚色を加えたマルコ・ベロッキオ監督作品
- しょっぱなの、屋根の上を歩いてくる女の子のシーンからおおおとなって、その後登場し
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間115分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演マルーシュカ・デートメルス