現代イタリア映画界を牽引する巨匠マルコ・ベロッキオが1965年、26歳の時に発表した記念すべき処女作。盲目の母親と障害を持つ弟、一家の大黒柱である兄とその兄を偏愛する妹という、病んだブルジョア家庭に育った青年アレッサンドロの、家族や宗教といった既成の価値への反乱・否定を描いた。アレッサンドロは母や弟を手にかけていくが、やがて破滅に向かっていく。日本では1983年に劇場初公開。2014年「マルコ・ベロッキオ特集上映」にて上映。
ネット上の声
- 呼んでも、叫んでも、喚いても
- マルコ・ベロッキオ監督、26歳の時のデビュー作品にしてパゾリーニが絶賛…初鑑賞で
- ネコも一緒にテーブルに
- 郊外の家庭内という狭苦しい空間に起こる暴力の連鎖と欠落した者たち、余所者たちの鎮
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ルー・カステル