- 製作
- 1953年 イギリス
- 時間
- 98分
- 監督
- キャロル・リード
- 出演
- ジェームズ・メイソンクレア・ブルームヒルデガルド・ネフ
- 種類
- ヒューマンドラマ
「落ちた偶像」「文化果つるところ」のキャロル・リードが一九五三年に製作・監督に当った作品で、戦後のベルリンを舞台にしたスリラー・ドラマ。ワルター・エバートの原作を「検察官閣下」のハリー・カーニッツが脚色し、撮影は「暁の出航」のデスモンド・ディキンソン、作曲はジョン・アディソン、指揮はミューア・マシーソン(「邪魔者は殺せ」)の担当。主演は「ジュリアス・シーザー」のジェームズ・メイソン、「ライムライト」のクレア・ブルーム、「罪ある女」のヒルデガード・ネフ(ヒルデガルド・クネフ)で、ジェフリー・トゥーン、英国映画初出演の独逸俳優アリベルト・ヴェッシャーとエルンスト・シュレーダー、この作品のために発見された子役ディーター・クラウゼらが助演する。