- 製作
- 1956年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 衣笠貞之助
- 出演
- 鶴田浩二山本富士子根上淳
- 種類
- ヒューマンドラマ
【許されぬ恋の炎が、二人の男女を焼き尽くす。運命に翻弄される芸者と画家の、悲しくも美しい恋愛悲劇。】
舞台は戦前の京都・祇園。新進気鋭の日本画家、寺内信夫は、ある日、舞妓の君蝶と運命的な出会いを果たす。互いに惹かれ合う二人だが、君蝶には裕福な旦那がおり、その恋は決して許されるものではなかった。世間の目、そして祇園の厳しいしきたりが、二人の愛の前に大きな壁として立ちはだかる。愛を貫こうとすればするほど、彼らは社会から孤立し、破滅へと追い詰められていく。果たして、燃え上がる恋の火花の先に待つのは希望か、それとも絶望か。巨匠・衣笠貞之助が描く、人間の情念が渦巻く愛の物語。