- 製作
- 1958年 日本
- 時間
- 209分
- 監督
- 田坂具隆
- 出演
- 北原三枝千田是也轟夕起子
- 種類
- 青春ヒューマンドラマ
【暗い過去を背負う義理の兄妹が、世間の偏見と葛藤の中で愛を育む、石坂洋次郎原作の不朽の名作を映画化した感動の物語。】
戦後の復興期にある日本の地方都市。実の母親を父の愛人にもつという複雑な家庭環境で育った青年・信次。彼は、同じ家で育った血の繋がらない妹・たか子に、いつしか許されぬ恋心を抱くようになる。世間の冷たい目や、変えられない出自という現実に苦しみながらも、互いを想う純粋な気持ちを貫こうとする二人。しかし、彼らの前にはあまりにも大きな社会的、そして家庭内の障壁が立ちはだかる。果たして二人は、手を取り合って「陽のあたる坂道」を歩むことができるのか。愛と人生の選択を描く、切なくも美しい青春。