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由起しげ子の原作を「長崎の歌は忘れじ」以来の田坂具隆が久々で監督する映画で、脚本は田坂監督が「火の驀走」の須崎勝彌と共同で執筆した。撮影は「女人の館」の伊佐山三郎の担当である。主なる出演者は「おふくろ(1955)」の左幸子、宍戸錠、「青春怪談(1955 市川崑)」の轟夕起子、「うちのおばあちゃん」の佐野周二、「雪割草」の伊庭輝夫など。
ネット上の声
- 雪夜の駅舎の蒸気機関車、汽笛
- 十数メートルの木登り、走る列車からの飛び降り、巨大な下水管、夜に山から降りてくる
- 東北の寒村から上京して世田谷の中流家庭の家に僅かな伝手を頼って住込み女中になった
- 秋田から働きに出てきた明るく真っ直ぐな女中と、家族からも理解されずひねくれ気味の
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間144分
- 監督田坂具隆
- 主演佐野周二
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山本周五郎原作“ひやめし物語”“おさん”“ちゃん”を「飢餓海峡」の鈴木尚之が脚色「鮫」の田坂具隆が監督した文芸オムニバスドラマ。撮影もコンビの飯村雅彦。
ネット上の声
- タイトルの付け方からもわかるように、大変律儀な映画
- さびしいときの懐石御膳
- 60年代の公開当時の興行は大コケしたらしいが、70年代の地上波(二分割して全編放
- 60年代、最も映画人に愛された作家と云っても過言ではない山本周五郎の短編小説を3
時代劇
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間177分
- 監督田坂具隆
- 主演中村錦之助
-
創作少年文学の近藤健原作「はだかっ子」を、「江戸っ子繁昌記」の成澤昌茂が脚色、「親鸞」の田坂具隆が監督した少年と母親の愛情物語。撮影は「風来坊探偵 岬を渡る黒い風」の飯村雅彦。
ネット上の声
- 元太は強い。現代っ子は見習え。
- 戦後の理想と現実そして戦争の疵
- はだかの心の「はだかっ子」
- 元気が一番!
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間147分
- 監督田坂具隆
- 主演有馬稲子
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水上勉の原作を「沓掛時次郎 遊侠一匹」の鈴木尚之が脚色し、「冷飯とおさんとちゃん」の田坂具隆が監督した文芸もの。撮影はコンビの飯村雅彦。
ネット上の声
- なぜ死なせる、なぜ泣かせる。
- 三味線の糸の創り方
- 知人からトンデモ映画だと聞いて鑑賞したが、確かに見た目のイメージ通りの文芸映画ら
- 本来は佐久間良子と中村嘉葎雄の悲恋モノなんだろうけど、中村鴈治郎のせいで『マイ・
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督田坂具隆
- 主演佐久間良子
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製作は「消防決死隊」の須田鐘太、脚本は「妻も恋す」の山崎謙太がジアーニ・フラーの原作より書いたもので、「どぶろくの辰(1949)」以来の田坂具隆監督の作品である。出演者は、四人切りという異例のキャストで、「絢爛たる殺人」の宇佐美諄、「消防決死隊」の三條美紀、「紅蝙蝠(1950)」の水戸光子、子役の伊庭輝夫など。
ネット上の声
- “インド映画祭で「羅生門」とともに、日本映画の傑作として賞賛され、多くの模倣作を
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督田坂具隆
- 主演宇佐美淳
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石坂洋次郎の読売新聞連載小説の映画化。田坂具隆と池田一朗の共同脚本を「今日のいのち」の田坂具隆が監督、「素足の娘」の伊佐山三郎が撮影した。主演は「錆びたナイフ」の石原裕次郎と北原三枝、「佳人」の芦川いづみ、渡辺美佐子、その他、千田是也、轟夕起子、山根寿子、小杉勇などのベテランも出演。
ネット上の声
- 陽のあたり過ぎ、カッコつけ過ぎ
- 長い上映時間には意味がある
- 特異な環境で育った主人公
- めっちゃ面白い!!!
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間209分
- 監督田坂具隆
- 主演北原三枝
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山本周五郎の同名小説を田坂具隆が脚色・監督した人情時代劇の第二部。キャストとスタッフは第一部とまったく同じ。
ネット上の声
- 大工が本気になれば家って早く建つんだな~
- 心に染み入る名作。一級品の映画。
- 江戸の大火事で両親を失くした大工の若棟梁が、火事で家族を失くした子供たちを引き取
- 子供達を引き取る決意をした茂次(中村錦之助)は早速子供達の暮らす小屋ちいさこべや
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田坂具隆
- 主演中村錦之助
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伊藤章三がラジオドラマ用に書いたオリジナルストーリーを自ら脚色し、田坂具隆が監督した喜劇映画。ネガもプリントも焼失したが、田坂監督が16mmフィルムを持っていたため、現在は鑑賞可能となっている。
ネット上の声
- Je ne sais pas!
- 戦意高揚映画に描かれる日常に、これから訪れる敗戦を合わせて見ることができる今の平
- 兄貴の乗った飛行機が村の上を通るのをみんなで楽しみにするだけの話
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督田坂具隆
- 主演小杉勇
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山本有三の同名小説を田坂具隆が映画化。荒牧芳郎が脚色を担当した。
ネット上の声
- 大好きな片山明彦様が虐げられている姿は、映画の中といえども辛すぎて終わったあとま
- 冒頭の少年の疾走からこれは傑作なのではと予感させ、実際にバッチリ決まった画面の連
- 状態があまり良くないプリントだったので、所々台詞が聞き取れず残念
- 山本有三の原作を田坂具隆監督が映画化した作品です
ヒューマンドラマ
- 製作年1938年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督田坂具隆
- 主演片山明彦
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水上勉の同名小説より「武士道残酷物語」の鈴木尚之、「ちいさこべ」の田坂具隆が共同で脚色、「ちいさこべ」の田坂具隆が監督した文芸もの。撮影は「無法松の一生(1963)」の飯村正彦。
ネット上の声
- 男の金閣、女の楼閣。楼閣からみた金閣。
- こちらの解釈では主人公は女性
- 【主なキャスト】
- 昔、原作を読んで松坂慶子版を観たときは何となく違和感があったけど、この作品は原作
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督田坂具隆
- 主演佐久間良子
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「陽のあたる坂道(1958)」に次ぐ石坂文学の映画化。週刊明星連載の同名小説を、「陽のあたる坂道(1958)」の田坂具隆が、池田一朗と共に脚色し、監督した。撮影は「夜の狼」の伊佐山三郎。音楽は「紅の翼」の佐藤勝。出演は「紅の翼」の石原裕次郎・芦川いづみ、「嵐の中を突っ走れ」の北原三枝に、轟夕起子・千田是也・川地民夫・小高雄二ら。
ネット上の声
- 猫飼いは○○に始まり○○に終わる。名言!
- 部下と娘を見合いさせる上司、時代かな
- 「陽のあたる坂道」の二番煎じ
- 原作は石坂洋次郎
青春
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督田坂具隆
- 主演石原裕次郎
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江戸の大火で無一文となった大工・茂次は、焼き出された5人の子供を育てる幼馴染みのおりつと暮らし始める。おりつたちが明るく生きる姿に活力を得た茂次は、子供たちの部屋を作り、おりつはそこを“ちいさこべや”(小さい子の部屋)と名付ける。
ネット上の声
- NO.134「ち」のつく元気になった邦画
- 江戸版「蜂の巣の子供たち」
- 江戸の大火事で両親を失くした大工の若棟梁が、火事で家族を失くした子供たちを引き取
- 若棟梁の中村錦之助は火事で両親や財産をなくすが、家事を手伝っている江利チエミが孤
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田坂具隆
- 主演中村錦之助
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真継伸彦の同名小説を「宮本武蔵 一乗寺の決闘」の鈴木尚之が脚色「五番町夕霧楼(1963)」の田坂具隆が監督した文芸もの。撮影もコンビの飯村雅彦。
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間166分
- 監督田坂具隆
- 主演中村錦之助
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愛情と生活のトラブルを若い人たちのモラルで築きあげようとする物語。石坂洋次郎の同名小説を「殉愛」の沢村勉が脚色、「女中ッ子」以来の田坂具隆が監督、「太陽の季節」の伊佐山三郎が撮影を担当する。出演者は「泣け、日本国民 最後の戦闘機」の芦川いづみ、「狂った果実(1956)」の石原裕次郎、「病妻物語 あやに愛しき」の宇野重吉、「愛は降る星のかなたに」の山根寿子、「洲崎パラダイス 赤信号」の新珠三千代。その他杉幸彦、青山恭二、中原早苗、中原啓七、織田政雄など。
ネット上の声
- テーマは不倫:石坂洋次郎の世界活かされず
- 乳母車の最後の時代での モダンなお話
- 乳母車を押す裕次郎
- 細長いプール!
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督田坂具隆
- 主演宇野重吉
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野坂昭如の原作を、「湖の琴」でコンビを組んだ鈴木尚之が脚色、田坂具隆が監督したコメディ。撮影は「銀の長靴」の小杉正雄。
ネット上の声
- やがて『スクラップ』になる映画
- なんだか変な映画だなぁ
- 野坂昭如がたっぷり
- 炭鉱跡のボタ山が草木に覆われず土の塊のまま不気味なオブジェのごとく聳えている風景
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督田坂具隆
- 主演渥美清
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読売新聞連載の由起しげ子の同名小説を「マダム」の共同脚色者の一人、沢村勉が脚色、「乳母車」の田坂具隆が監督した文芸篇。撮影は「私は前科者である」の伊佐山三郎。主演は「勝利者」の北原三枝、石原裕次郎、「青春の抗議」の津川雅彦、「反逆者」の山根寿子、浅丘ルリ子、「あらくれ(1957)」の森雅之。ほかに細川ちか子、織田政雄、高野由美、金子信雄、渡辺美佐子、坪内美詠子など。
ネット上の声
- 森雅之出てきてからグッと下世話になってくるけど、ギリギリのところで美しいメロドラ
- 牛原陽一「山と谷と雲」も石原裕次郎がちょこっとだが颯爽と現れたような?田坂具隆作
- 奥の北原三枝を見つめる津川雅彦の背中をカメラの前に置き、北原三枝が動くと、津川雅
- 文芸調にみせかけての絶妙に下世話なストーリー、もちろん大好きなやつ
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間156分
- 監督田坂具隆
- 主演北原三枝
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吉川英治の原作を、「浪花の恋の物語」の成澤昌茂が脚色し「若い川の流れ」の田坂具隆が監督したもので、親鸞の青春像を描いたもの。「さいころ無宿」の坪井誠が撮影した。第二部は「続・親鸞」として公開された。
ネット上の声
- 転属に継ぐ転属…若い者は移り気だなあ~
- 石原裕次郎、北原三枝、芦川いづみ等出演の石坂洋次郎作品で、若々しくも瑞々しい日活
- 佐藤純彌の「空海」は愛欲も菩薩の境地となるから真言宗的にはありなんて器の大きな人
- 〖1960年代映画:小説実写映画化:伝記映画:東映〗
伝記
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間148分
- 監督田坂具隆
- 主演中村錦之助
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ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督田坂具隆
- 主演三桝豊
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火野葦平の「土と兵隊」を笠原良三と陶山鉄が共同脚色し「五人の斥候兵」の田坂具隆が監督した戦争もの。昭和十四年日活多摩川映画製作。「五人の斥候兵」とともに、このほどアメリカから返還された往年の名画である。
ネット上の声
- 本当に戦場で戦争している見たいだ!
- 日本陸軍を描いた第一級の映像的資料
- 戦争はつまらないという価値はあると思うけど、ほんとうにつまらんから映画としてはき
- 火野葦平原作、前年の同監督『五人の斥候兵』と同じく支那戦線での日本兵の勇猛で規律
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間155分
- 監督田坂具隆
- 主演小杉勇
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荒牧芳郎が高重屋四郎(田坂具隆の変名)の原作を脚色し、「湖の琴」の田坂具隆が監督した戦争もの。昭和十三年日活多摩川映画製作。
ネット上の声
- 北支事変初期、国策による戦意高揚映画なれど、部隊の衣食住にフォーカスし、仲間たち
- 38年製作、田坂具隆監督による日中戦争下の日本軍を描いた、日活製作の戦意高揚風の
- 戦意高揚映画で何が悪い!
- 戦後、数々作られた批判と悔悟と悲運と美談が入り混じった戦争映画と違って、正に戦時
ヒューマンドラマ
- 製作年1938年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督田坂具隆
- 主演小杉勇
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「音楽二十の扉」の根岸省三が企画に当り、演劇畑の中江良夫が原作、脚色に当り、病気のため休養にあった田坂具隆が病気回復戦後第一回作品で、「音楽二十の扉」の水野洽が補助演出をする。キャメラは田坂具隆監督とコンビの伊佐山三郎が久方ぶりで撮影に当る。出演者は新国劇の辰巳柳太郎や、「毒薔薇」「母三人(1949)」の入江たか子、「母三人(1949)」「白鳥は悲しからずや」の水戸光子を始め、「わが恋は燃えぬ」の菅井一郎、「殿様ホテル」の河津清三郎、「嵐の中の姉妹」の羽鳥敏子、伊沢一郎、船越英二らが助演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督田坂具隆
- 主演辰巳柳太郎
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ネット上の声
- 続きは本で読みましょう!
- 前篇は観てません
- 親鸞と玉日姫の結婚が許される
伝記
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督田坂具隆
- 主演中村錦之助
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「雪割草」の監督田坂具隆が原作を書き、再び監督に当たったもので、脚色は「若人の誓い」の沢村勉。撮影は「愛染橋」の伊佐山三郎、出演者は「浅草紅団」の京マチ子に根上淳、「群狼の街」の久我美子、松竹から大映へ転属した山内明のほか、滝沢修、瀧花久子、東山千栄子、特別出演に米人オペラ歌手アーリングトン・ロールマンなどである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督田坂具隆
- 主演アーリントン・ロールマン