- 製作
- 1957年 フランス
- 時間
- 121分
- 監督
- ドニス・ド・ラ・パトリエール
- 出演
- ペーター・ヴァン・アイクミシェル・モルガンダニエル・ジェラン
- 種類
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「目撃者」「女は一回勝負する」等、近頃映画化作品の多い英国スリラー作家ジェームズ・ハドリー・チェイスの原作の、日本初登場の仏監督ドニス・ド・ラ・パテリエールによる映画化。これは彼の第三作にあたる。保険金をめぐる微妙な人間心理の起伏が、物欲と愛欲の葛藤のうちにスリラー手法で描かれる。パテリエール自身の脚色に「濁流(1957)」のミシェル・オーディアールが台詞を担当。撮影監督は「巴里の不夜城」ピエール・モンタゼル。音楽は「罪と罰(1956)」のモーリス・ティリエ。主演は「夜の騎士道」のミシェル・モルガンに「雪は汚れていた」のダニエル・ジェラン。新人ミシェル・メルシェ。加えて「殺人狂想曲」のベルナール・ブリエ、「火薬に火」のペーター・ファン・アイク、コメディ・フランセーズ座員フランソワ・ショメット等が助演。