- 製作
- 1949年 日本
- 時間
- 109分
- 監督
- 山本嘉次郎
- 出演
- 徳川夢声宇野重吉飯田蝶子
- 種類
- ヒューマンドラマ
「風の子」につぐ映画芸術協会の第二回作品。原案はマルセル・パニョルの原作「マリウス」の飜案である。製作は「嫁入聟取花合戦」の青柳信雄と「風の子」につぐ山本嘉次郎で、脚本・監督も同じく山本嘉次郎、カメラは山崎一雄が担当する。主演は「わが生涯のかがやける日」「破戒(1948 木下恵介)」の宇野重吉と「三百六十五夜(1948)」「虹を抱く処女」の高峰秀子、それに「幽霊塔」の徳川夢声「殿様ホテル」の飯田蝶子「遊侠の群れ」の三島雅夫「白頭巾現わる」の鳥羽陽之助「嫁入聟取花合戦」の一の宮あつ子らが出演する。なお監督の山本嘉次郎、出演者の徳川夢声、高峰秀子の三名は「綴方教室」以来の久しぶりの顔合わせである。