- 製作
- 1956年 日本
- 時間
- 87分
- 監督
- 中平康
- 出演
- 汐見洋北林谷栄小園蓉子
- 種類
- 青春サスペンス
【太陽が照りつける夏の湘南。退屈な日常を抜け出した少女が出会った、刹那的な愛と破滅の予感。】
舞台は1950年代、夏の湘南海岸。厳格な家庭に育った女子高生・みどりは、退屈な日々に息苦しさを感じていた。ある日、不良グループと出会い、彼らの自由奔放な生き方に強く惹かれる。リーダー格の青年との危険な恋。それは、彼女にとって初めての解放であり、同時に破滅への入り口。大人たちの知らない世界で、若者たちの無軌道な情熱が燃え上がる。一夏の過ちがもたらす衝撃の結末とは。戦後日本の若者の焦燥と虚無感を描いた青春映画。