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敗戦後の日本、黒人兵と日本人女性の間に生まれた姉弟が、差別と偏見の中で懸命に生きる姿を描く社会派ドラマ。
昭和30年代の日本の農村。祖母に育てられる混血の姉弟、キクとイサム。肌の色の違いから村の子どもたちにいじめられ、大人たちからは奇異の目で見られる日々。天真爛漫に振る舞う二人だが、その心には深い孤独と悲しみ。やがて、アメリカの孤児院へ引き取られる話が持ち上がり、姉弟のささやかな日常は大きな転換点を迎える。差別という過酷な現実と、それでも失われない姉弟の絆の物語。
ネット上の声
- タイトルなし(ネタバレ)
- あっぱれ、今井正監督!
- ゴリラ姉ちゃん
- 黒人の父親と日本人の母親との間に生まれるが、父は米国に帰国、母も既に亡くなってい
人種差別、 社会派ドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督今井正
- 主演高橋エミ子
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高度経済成長期の日本。社会から疎外されたお婆あちゃんたちが、知恵とバイタリティで世にはなつ痛快世直しコメディ。
1962年、日本は高度経済成長の真っ只中。しかしその影で、老人たちは厄介者扱い。そんな世の中に「ノー」を突きつけるべく、パワフルなお婆あちゃんたちが立ち上がった。息子の家を追い出されたハナ、年金問題に憤るキン、老いを武器に詐欺師を懲らしめるタツ。それぞれが直面する理不尽な現実に、ユーモアと奇策で反撃開始。やがて彼女たちの小さな抵抗は大きなうねりとなり、国会前での前代未聞のデモへと発展。果たして、お婆あちゃんたちの声は社会に届くのか。
ネット上の声
- 老人ホームを抜け出した沢田くみ(北林)はどら焼きを盗んだと疑われたためだった!?
- お婆ちゃん役・名女優、大集合☆
- もうじきあんた達の番だよ!
- 何時の時代も老いは残酷
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督今井正
- 主演ミヤコ蝶々
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1960年代、港町・横浜。二人の男の間を天真爛漫に揺れ動く少女ユカ。刹那的な若さをスタイリッシュに描く、加賀まりこの魅力が輝く一作。
1964年、モダンな空気が漂う港町・横浜。少女ユカは、外国人のパトロンと暮らしながら、日曜日には日本の恋人とデートを重ねる自由奔放な日々。彼女にとって愛はゲームであり、未来や束縛は考えない。コケティッシュな魅力で男たちを翻弄し、気ままに生きるユカ。しかし、そんな彼女の刹那的な日常にも、やがて変化の兆しが。恋人からのプロポーズをきっかけに、ユカが選ぶ道とは。中平康監督が描く、アンニュイでポップな青春の断片。
ネット上の声
- 加賀まりこさんの魅力満載 長編PV
- お相手の少年は中尾彬クン(笑)
- ヨコハマ・加賀まりこ・中平康
- 日曜がダメなら・・・月曜日♪
青春
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督中平康
- 主演加賀まりこ
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紀州一の大富豪老婆を狙った、前代未聞の痛快大誘拐劇。だが、本当の黒幕は人質のはずの老婆自身。
舞台は和歌山。刑務所帰りの3人組が企てた、一世一代の大仕事。それは、82歳になる紀州随一の大富豪、柳川とし刀自の誘拐。身代金は100億円。計画は完璧なはずだった。しかし、誘拐された老婆は少しも動じない。それどころか、自ら身代金の値上げを指示し、警察を翻弄する作戦を立案。いつしか老婆が誘拐団のリーダーに。前代未聞の劇場型犯罪が、日本中を巻き込む大騒動へと発展。果たして、彼らの運命は。
ネット上の声
- 【”私のお山・・。”今作は誘拐された老婆が、誘拐した根は善良な若者3人や、警察、そして”お国”まで手玉に取る痛快なる反権力ヒューマンコメディである。】
- 引っ越し最終話 今日の目で見ても十分面白い作品。リメイクやハリウッド資本バージョンも観てみたいです。
- 大好きな岡本喜八監督の最晩年作品で日本アカデミー賞も受賞
- 日本一のおばあちゃん女優のバトンが受け渡しされた映画です
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督岡本喜八
- 主演北林谷栄
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死刑囚の俳句から、北山河、北さとりが編著した同名ベストセラーの映画化。「少女」の共同脚色者・池田一朗の脚本を、「十六歳」の滝沢英輔が監督した。撮影は「大出世物語」の横山実。
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督滝沢英輔
- 主演川地民夫
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往井すゑの原作(新潮社刊)を、「米」などでコンビを組んだ八木保太郎が脚色、「不信のとき」の今井正が監督した社会劇。撮影は中尾駿太郎。
ネット上の声
- 「橋のない川 第一部」は1969年公開の127分の白黒映画だがラストの数分だけカ
- ラストシーンはモノクロからカラーへと変わる珍しい編集。
- 大逆事件の新聞の見出しと、カラーの夕陽のシーンの意味
- 強い信念と覚悟で取り組んだ映画制作
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督今井正
- 主演北林谷栄
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封建時代の遊郭を舞台に、一人の女性の壮絶な運命と、時代に翻弄されながらも貫く愛と誇りを描く文芸大作。
江戸時代、貧しさから吉原の遊郭に売られた少女、婉。過酷な環境の中、彼女は気高い誇りを失わず、やがて一流の遊女へと成長。しかし、その美しさと気性の激しさが、彼女を数奇な運命へと導いていく。武家社会の理不尽、男女の愛憎が渦巻く中で、婉が選び取る生き様とは。一人の女性の視点から、時代の闇と人間の業を鋭くえぐる、重厚な物語。
ネット上の声
- なかなか一筋縄ではない、社会派女だ。
- 政道の非情・女性の立場と内なる情熱
- 岸田今日子
- 武家社会の不合理は「夜の鼓」、「武士道残酷物語」、「仇討」と変わらず描いてきた今
時代劇
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督今井正
- 主演岩下志麻
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「日本暗黒史 情無用」の佐治乾と今井正が脚本を共同執筆、第一部についで今井正が監督した文芸作品。撮影は今井監督とコンビの中尾駿一郎が担当。
ネット上の声
- 差別・貧困・戦争はつながっている。
- 人間の尊厳を謳い上げた力作!
- ネオリアリズム。。。
- 米騒動の実際は..。
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督今井正
- 主演伊藤雄之助
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昭和初期の暗い時代に生きたプロレタリア作家・小林多喜二の愛と青春を描く、フィルムによるモニュメント。脚本は勝山俊介、監督は「海軍特別年少兵」の今井正、撮影は中尾駿一郎がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 小林多喜二の生涯を画くと言うことは共産党史としても興味深いものにもなるし、日本の
- 若きプロレタリア作家であり、共産党員であった小林多喜二の生涯を、フィクションを交
- 語り手のギター弾きは謎だが小林多喜二入門としてふつうに面白く見れた
- 極端な拷問シーンが創作でないことが実写真の映像でわかる
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督今井正
- 主演山本圭
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昭和四年発表された徳永直の原作より、新人立野三郎が脚色し、「日の果て」の山本薩夫が監督している。撮影も、「日の果て」の前田実。キャストは「足摺岬」の日高澄子、信欣三、殿山泰司、「わたしの凡てを」のニ本柳寛、「美しい人」の瀧沢修、「燃える上海」の原保美のほか、大映のニュー・フェイス桂通子が出演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間144分
- 監督山本薩夫
- 主演日高澄子
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日活の製作再開による第一回作品。NHK連続放送劇の映画化で、大林清の原作を「サラリーマンの歌」の猪俣勝人と「水色のワルツ」の小森静男が共同脚色し、「今宵ひと夜を」の千葉泰樹が監督している。撮影は「無法者」の峰重義。出演者は「坊っちゃん社員 前篇」の小林桂樹、「魔子恐るべし」の伊豆肇、「美しい人」の宮城野由美子、「近世名勝負物語 黄金街の覇者」の島崎雪子などである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演小林桂樹
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尾崎士郎の原作を「泣虫記者」の八木保太郎、「思春期」の棚田吾郎が共同脚色し、「慟哭」の佐分利信が監督する東映東京作品。芸術祭参加作品として社長大川博が製作総指揮に当っている。撮影、音楽はそれぞれ「慟哭」の藤井静、早坂文雄。出演者は佐分利信、主役瓢吉に新人の舟橋元が抜擢されている他、「慟哭」の北林谷栄、「彼を殺すな」の高峰三枝子、「結婚案内」の島崎雪子、「清水の次郎長伝」の月形龍之介、「暗黒街の鬼」の片岡千恵蔵など。
ネット上の声
- 銃刀法違反で捕まらないのかな?
- ずっと観ていないので見たい
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督佐分利信
- 主演佐分利信
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スタッフは脚本に舟橋和郎が加わったほかは全部第一都と同じ。配役陣では新しく「喧嘩笠(1953)」の轟夕起子、「真空地帯」の沼崎勲その他細川俊夫などが新しく加わっている。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督佐分利信
- 主演佐分利信
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太陽が照りつける夏の湘南。退屈な日常を抜け出した少女が出会った、刹那的な愛と破滅の予感。
舞台は1950年代、夏の湘南海岸。厳格な家庭に育った女子高生・みどりは、退屈な日々に息苦しさを感じていた。ある日、不良グループと出会い、彼らの自由奔放な生き方に強く惹かれる。リーダー格の青年との危険な恋。それは、彼女にとって初めての解放であり、同時に破滅への入り口。大人たちの知らない世界で、若者たちの無軌道な情熱が燃え上がる。一夏の過ちがもたらす衝撃の結末とは。戦後日本の若者の焦燥と虚無感を描いた青春映画。
ネット上の声
- 卑怯でも逃げるしかないじゃん!
- 北原三枝の魅力あふれる、自薦の一本
- 力強い作品
青春、 サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督中平康
- 主演汐見洋
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- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間47分
- 監督若杉光夫
- 主演宇野重吉