- 製作
- 1959年 日本
- 時間
- 109分
- 監督
- 吉村公三郎
- 出演
- 川崎敬三仁木多鶴子小野道子
- 種類
- ヒューマンドラマ
【夕暮れの電話が、平凡な日常を悪夢に変える。見えざる敵の罠に堕ちた女性の運命を描くサスペンス。】
舞台は戦後間もない東京。銀行員の秋葉ヤス子は、平凡ながらも真面目に生きる一人の女性。ある日の夕方、彼女の元にかかってきた一本の奇妙な電話。それは、彼女を巧妙な犯罪計画に巻き込むための罠の始まりだった。電話の主の正体も目的もわからぬまま、ヤス子は次々と不可解な指示に従わされる。警察に相談することもできず、恋人との関係にも亀裂が生じ、彼女は次第に孤立。鳴り響く電話のベルが、彼女の精神を追い詰めていく。この声の主は誰なのか、そして彼女を待ち受ける衝撃の結末とは。