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夕暮れの電話が、平凡な日常を悪夢に変える。見えざる敵の罠に堕ちた女性の運命を描くサスペンス。
舞台は戦後間もない東京。銀行員の秋葉ヤス子は、平凡ながらも真面目に生きる一人の女性。ある日の夕方、彼女の元にかかってきた一本の奇妙な電話。それは、彼女を巧妙な犯罪計画に巻き込むための罠の始まりだった。電話の主の正体も目的もわからぬまま、ヤス子は次々と不可解な指示に従わされる。警察に相談することもできず、恋人との関係にも亀裂が生じ、彼女は次第に孤立。鳴り響く電話のベルが、彼女の精神を追い詰めていく。この声の主は誰なのか、そして彼女を待ち受ける衝撃の結末とは。
ネット上の声
- 白い服に太縁メガネでミステリ小説片手に倉敷をさまよう小野道子の情緒(アヌーク・エ
- 中国地方にある廣岡市市長の千田是也が脅迫される
- ロケ地は倉敷市!
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督吉村公三郎
- 主演川崎敬三
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戦時下の酒場を舞台に、軍人、スパイ、女給たちの本音と嘘が交錯する緊迫の人間ドラマ。
昭和の軍国主義が影を落とす東京の片隅に佇む一軒の酒場。そこは、威勢のいい軍人、素性を隠したスパイ、そして日々の生活に追われる庶民たちが集う唯一の止まり木。店主は客たちの本音を聞き流し、ただ酒を注ぐだけの日々。しかし、ある機密情報の漏洩事件をきっかけに、軍の監視の目が店に光る。疑心暗鬼に陥る常連客たち。誰が味方で、誰が敵なのか。時代の大きな渦に飲み込まれていく小さな酒場で、人々が生き残りをかけて下す最後の決断。
コメディ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督西村元男
- 主演石井竜一
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戦後の混乱期、生き別れた我が子を捜して。母の愛だけを道しるべに進む、涙と感動の旅路。
終戦直後の日本。空襲で夫と家を失い、幼い息子とも生き別れになってしまった一人の母親。絶望の淵に立たされながらも、彼女は息子の生存を信じ、たった一人で捜索の旅に出ることを決意する。手掛かりは、息子が持っていた小さなお守りだけ。焦土と化した街、見知らぬ土地での冷たい仕打ち、そして時に触れる人々の温情。数々の困難が彼女の行く手を阻むが、我が子に会いたい一心で前へ進み続ける。果たして、母の祈りは届くのか。母と子の強い絆を描いた、感動の物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督清水宏
- 主演三益愛子
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東京タワーを背景としたメロドラマ。「白昼の侵入者」の星川清司の脚本を「俺たちは狂っていない」の阿部毅が監督した。撮影は「さよなら、こんにちわ」の小林節雄。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間63分
- 監督阿部毅
- 主演仁木多鶴子
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江戸川乱歩賞を受賞した仁木悦子の同名小説から、「花太郎呪文」の高岩肇が脚色、「江戸っ子祭」の島耕二が監督、「続社長三代記」の小原譲治が撮影した推理映画。新スター鶴田和子が仁木多鶴子と原作者の姓を貰って改名、主役に抜てきされたほか、石井竜一、北原義郎、品川隆二、高松英郎、金田一敦子らが出演。
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督島耕二
- 主演仁木多鶴子
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「闇に光る眼(1960)」の阿部桂一の脚本を、「街の噂も三十五日」の村山三男が監督したもので、刑事の活躍を描いたドラマ。「からっ風野郎」の村井博が撮影した。
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督村山三男
- 主演高松英郎
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川口浩が歌って暴れるという娯楽篇で、「弥次喜多道中双六」(東宝)の笠原良三の脚本を、「ごめん遊ばせ花婿先生」の田中重雄が監督した。撮影は「嵐の講道館」の高橋通夫。音楽は「ごめん遊ばせ花婿先生」の古関裕而。「親不孝通り」の川口浩を筆頭に、仁木多鶴子・叶順子・野口啓二・紺野ユカらの若手が出演。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督田中重雄
- 主演川口浩
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小谷剛の原作を、「炎上」の共同脚色者・長谷部慶次と「情炎(1959)」の共同執筆者・相良準が脚色し、「都会の牙」の村山三男が監督したコミカルな田園ドラマ。「たそがれの東京タワー」の小林節雄が撮影した。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督村山三男
- 主演仁木多鶴子