-
妻・夏子の些細な嘘から、彼女の不貞を疑い始める夫・石塚。嫉妬と疑念に駆られた彼は、興信所に妻の素行調査を依頼。日々届けられる報告書と写真が、彼の心を少しずつ蝕んでいく。妻の純潔を信じたい気持ちと、裏切りの証拠を求める欲望の狭間で揺れる男。増村保造監督が描く、愛と猜疑心が渦巻く夫婦関係の極限状態。果たして夫が見たものは、妻の裏切りか、それとも自らが作り出した幻影か。
ネット上の声
- 株式を買い占め会社の乗っ取りを計画する男と、それを防衛しようとする株式課長とその
- 若尾文子の大人の色気に惚れました。
- 愛憎ドロドロのメロドラマ
- そんな欲張りな(笑い)
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
-
戦後の東京、芸者から女将へ。一杯の味噌汁に込めた、女の意地と人情物語。
舞台は高度経済成長期の東京・柳橋。気風の良い腕利き芸者、室田てまりは、いつか自分の小料理屋を持つことを夢見ていた。日々の客や同僚との交流の中で、芸者としての将来に限界を感じた彼女は、ついに独立への決意を固める。女手一つで自分の店を開くという目的。しかし、資金繰りの困難、客との複雑な人間関係、男社会の厳しい現実が彼女の前に立ちはだかる。誠実な人柄と心温まる自慢の味噌汁を武器に、てまりは数々の困難を乗り越え、夢であった自分の城を築けるのか。
ネット上の声
- 池内淳子の泥鰌掬いー流石にメイク無しです
- 冒頭、池内淳子が爽やかに耳をほじるのだが「或る夜ふたたび」でも佐野周二の髭を剃る
- 100分に満たない尺の中にいくつものエピソードを詰め込んだ高密度の井手俊郎脚本を
- 五所映画のいろんな場面が走馬灯のように思い出される
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督五所平之助
- 主演池内淳子
-
北海道の温泉街。過去を背負う男女が出会い、心を通わせる。清水宏監督が描く、人生の再起をかけた人々の静かな人間ドラマ。
舞台は北海道、登別温泉。かつては名の知れた作家だった男は、今は筆を折り、静かに湯治の日々を送っていた。彼はそこで、ミチコという訳ありげな女性と出会う。彼女もまた、辛い過去から逃れるようにこの地に身を寄せていたのだった。温泉街の穏やかな日常の中、次第に惹かれ合う二人。しかし、それぞれの過去が影を落とし、未来へ踏み出すことをためらわせる。濃い霧が立ち込める温泉街で、二人が見つけ出す希望の光とは。静かな決断の時。
ネット上の声
- 12年越しの恋は...。
- スレ違い続けるメロドラマで、舞台が山小屋の旅館
- 山小屋の景色と儚いストーリー展開が良かった!
- 後期清水宏の恋愛人間ドラマの傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督清水宏
- 主演上原謙
-
老いと死の淵で燃え上がる、倒錯した性の欲望。美しき息子の嫁に全てを捧げる老人の、狂気と官能の日々。
舞台は1960年代の日本、裕福な旧家の屋敷。77歳の卯木督助は、半身不随で寝たきりの老人。ある日、息子の嫁、颯子の若くモダンな美しさと、彼女の足へのフェティシズムに目覚める。颯子の気を引くため、高価な宝石を買い与え、彼女の言いなりになる督助。彼の欲望はエスカレートし、颯子の足で自分の墓石に仏足石を彫らせたいと願うまでに。家族は彼の狂気に呆れ、颯子はその欲望を利用する。肉体の衰えとは裏腹に、彼の精神は異常な活力を帯びていく。死期が迫る中、督助が日記に綴る狂おしいまでの愛と欲望の記録。
ネット上の声
- 若尾文子主演!息子の嫁にメロメロのおじいちゃんはとことん利用されてしまう…!
- 谷崎作品の映画化ですが、ほぼコントみたいな変態ワールドで笑えました
- おじいちゃんの癖に生意気よ!
- 山村聡大暴走!
文芸・史劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督木村恵吾
- 主演山村聡
-
高度経済成長期の銀座。母とはぐれた一人の少年。街の人々の温かい人情が、小さな奇跡を紡ぎ出す、涙と笑いの物語。
1961年、活気に満ちた東京・銀座。デパートの屋上で母親とはぐれてしまった少年・次郎。迷子になった彼を助けたのは、芸者、バーのマダム、流しの歌手、靴磨きの少年といった、銀座に生きる個性豊かな人々。それぞれの事情を抱えながらも、次郎を母親の元へ帰そうと奮闘する大人たち。その優しさに触れ、次郎は少しずつ成長していく。華やかな街の片隅で交わされる、心温まる交流。昭和の日本が失いかけた人情の美しさを描く、感動のヒューマンドラマ。
ネット上の声
- 鴈治郎大暴走!
- えーっ、3兄弟の中で(年齢・キャリアは置いておいて)一番カースト低そうな(失礼)
- カフェの野添ひとみの服&帽子がとってもかわいかった!というか全体的にキュートさM
- 155 2020/10/22 角川シネマ有楽町
コメディ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上梅次
- 主演本郷功次郎
-
原爆投下から17年後の広島。過去の傷跡と現在の愛の間で揺れる女性の、魂の彷徨。
1962年、復興が進む広島。バーで働く秋子に、東京から来たルポライターの坂田が惹かれ、結婚を申し込む。しかし、彼女は原爆で心身に深い傷を負った被爆者。幸せを掴むことをためらい、坂田の愛を受け入れられない秋子の苦悩。原爆症の恐怖、周囲からの偏見、そして決して消えない17年前の「あの夜」の記憶。愛する人のために過去と向き合おうとする坂田と、過去に囚われ続ける秋子。二人の愛の行方を通して、戦争が残した癒えぬ傷跡と人間の強さを描く、衝撃と感動の物語。
ネット上の声
- 田宮さんと文子の美男美女コンビによる社会派ドラマ💪
- 広島弁は迫力があるんじゃけんのー!
- 若尾・田宮コンビ
- オッペンハイマー鑑賞後、内容を知らずに観ましたが、なんとも言えない言葉では言い表
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督吉村公三郎
- 主演若尾文子
-
全てを失った女が、死者の声を聞く巫女“イタコ”として生きる道を選んだ、魂の再生を描く人間ドラマ。
昭和の日本、霊場として知られる青森県・恐山。戦争で視力と最愛の子供を失い、生きる希望をなくした女ヌイ。彼女は恐山に辿り着き、死者の魂と交信する盲目の巫女“イタコ”の存在を知る。自らもイタコとなるべく、想像を絶する厳しい修行に身を投じるヌイ。同じ境遇の女性たちと暮らし、他人の悲しみに寄り添うことで自らの傷と向き合う日々。果たして彼女は、人々の心を救い、自らの魂の救済を見出すことができるのか。
ネット上の声
- イタコは本物だったが、終盤のエクソシズムの行者の東野英治郎の胡散臭さ、すたこら帰
- 悲劇なのにラストの怪しいインチキ展開で、思わず顔がほころんでしまう珍作品でした
- 究極のサゲマン女の半生をおどろおどろしく描いていくかと思いきやラスト10分の除霊
- 女郎が運命の悪戯で男を死へと導くサゲマンとなるヘヴィネスな傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督五所平之助
- 主演吉村実子
-
終戦間際のビルマ戦線。玉砕命令を受けた五人の兵士に下された、あまりにも過酷な最後の任務。
1945年、ビルマ。敗色濃厚な日本軍の最前線。軍楽隊上がりの隊長率いる五人の兵士に、司令部から「玉砕」という名の事実上の自決命令が下る。死を覚悟した彼らだったが、敵陣深くに取り残された大隊を救出するという新たな使命が与えられる。命令と人道、生と死の狭間で葛藤しながら、彼らは最後の突撃を決意。極限状況で試される兵士たちの絆と、戦争の不条理を描く衝撃作。
ネット上の声
- 30分あれば...。
- 梅次先生の戦争映画ということで、岡本喜八のような痛快戦争活劇かと思ったら、冒頭か
- 川口浩は、元気で生き生きですが・・・
- この「どんでん返し」は泣く
アクション
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督井上梅次
- 主演本郷功次郎
-
明治の遊郭を舞台に、一羽の白鷺のように気高く生きる芸者の、哀しくも美しい純愛を描く悲恋物語。
時は明治時代、華やかさと哀愁が漂う遊郭。そこに、白鷺のような美しさで知られる芸者・お品がいた。彼女は、若き画家の稲木純一と運命的な恋に落ちる。しかし、芸者という身分が二人の間に大きな壁となって立ちはだかる。純一を想う一途な心と、彼を苦しめたくないという葛藤。さらに、お品に執着する裕福なパトロンの存在が、二人の関係をより一層複雑にしていく。純粋な愛を貫こうとするお品が下す、あまりにも切ない決断とは。時代の波に翻弄されながらも、愛に生きた一人の女性の姿が胸を打つ。
ネット上の声
- 60年前にカンヌでよくわからない特別賞を受賞した作品だけど、中々に雅な印象を覚え
- 佐野周二おおあばれ!
- ブルーリボン賞を山本富士子がとった作品だからと思って期待してみたけれどイマイチ
- 苦手意識のある監督だけど、割と面白く見られた
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督衣笠貞之助
- 主演山本富士子
-
1960年代の東京、素直になれないエリート上司と健気なOLが織りなす、もどかしくも心温まるオフィス・ラブコメディ。
舞台は高度経済成長期の日本企業。新入社員の純子は、ハンサムで仕事もできるが、なぜか自分にだけ意地悪な上司・高見に想いを寄せる。彼の冷たい態度は、期待の裏返しか、それとも単なる嫌がらせか。同僚との恋の鞘当てや、ライバル会社の引き抜きなど、仕事も恋も前途多難。それでもめげずに、ひたむきにアプローチを続ける純子。すれ違う二人の心は、会社の重要なプロジェクトをきっかけに、思わぬ方向へと動き出す。果たして、彼女の恋は実るのか。
ネット上の声
- 勝ち気なお富士さんが大好きなので、このシリーズ何度もみちゃう
- 12/3@シネマヴェーラ渋谷
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田中重雄
- 主演山本富士子
-
新婚カップルを待ち受けるのは甘い生活だけじゃない!結婚生活の悲喜こもごもを七つのエピソードで綴る、明朗ホームコメディ。
念願の結婚を果たした一組の新婚カップル。しかし、夢に描いた甘い生活は、予期せぬ出来事の連続だった。給料日の使い方から、突然の来客、妻の料理の腕前、そしてお互いの家族との付き合い方まで、次々と巻き起こる珍騒動。本作は、そんな新婚夫婦が直面する「七つの楽しみ(?)」をオムニバス形式で描く。ささいな喧嘩やすれ違いを乗り越えながら、二人は少しずつ本当の夫婦になっていく。笑いと共感の中に、夫婦円満の秘訣が隠されているかもしれない。昭和の日本を舞台に、誰もが経験するであろう結婚生活のリアルを、ユーモラスかつ温かい視点で切り取った一作。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督枝川弘
- 主演若尾文子
-
昭和の東京、一人の男が愛する女性とその家族に全てを捧げる、究極の愛と自己犠牲の物語。
舞台は高度経済成長期の東京。実直なサラリーマンの主人公は、ある日出会った可憐な女性に心を奪われる。しかし、彼女には病気の父と幼い弟妹がおり、その生活は困窮を極めていた。彼女の幸せだけを願い、自らの人生を二の次にして、全てを捧げ尽くす主人公。その献身は純粋な愛か、それとも狂気か。彼の行動が周囲との間に軋轢を生み、やがて彼自身を追い詰めていく。報われることのない愛の果てに彼を待つ運命とは。究極の愛の形を問う、衝撃の結末。
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督田中重雄
- 主演叶順子
-
東京の片隅、おにぎり一つで人々の心を結ぶ、下町人情コメディ。
戦後間もない東京の下町。威勢が良く心優しい娘・まり子は、小さな屋台でおにぎりを売り、町の人々に愛される人気者。ある日、彼女の店に現れたのは、育ちの良いお坊ちゃん。身分違いの二人は、おにぎりを通じて次第に心を通わせていく。しかし、彼らの前には家柄の違いという大きな壁。恋と夢の間で揺れ動く、まり子の決断の行方。
ネット上の声
- 昔は看板女優がたくさんいたからか女優さんが主役の話が多いね
- 若尾文子さん♡あややの魅力爆発!!
- 若尾文子主演作品!
- 【今日の文子さん】
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督田中重雄
- 主演若尾文子
-
新婦人連載中の芝木好子の同名小説を映画化した女性文芸もの。「特ダネ三十時間 第三の女」の舟橋和郎が脚色し「濡れた瞳」の枝川弘が監督した。撮影も同じく「濡れた瞳」の秋野友宏。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督枝川弘
- 主演若尾文子
-
夕暮れの電話が、平凡な日常を悪夢に変える。見えざる敵の罠に堕ちた女性の運命を描くサスペンス。
舞台は戦後間もない東京。銀行員の秋葉ヤス子は、平凡ながらも真面目に生きる一人の女性。ある日の夕方、彼女の元にかかってきた一本の奇妙な電話。それは、彼女を巧妙な犯罪計画に巻き込むための罠の始まりだった。電話の主の正体も目的もわからぬまま、ヤス子は次々と不可解な指示に従わされる。警察に相談することもできず、恋人との関係にも亀裂が生じ、彼女は次第に孤立。鳴り響く電話のベルが、彼女の精神を追い詰めていく。この声の主は誰なのか、そして彼女を待ち受ける衝撃の結末とは。
ネット上の声
- 白い服に太縁メガネでミステリ小説片手に倉敷をさまよう小野道子の情緒(アヌーク・エ
- 中国地方にある廣岡市市長の千田是也が脅迫される
- ロケ地は倉敷市!
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督吉村公三郎
- 主演川崎敬三
-
偽りの結婚から始まった、奇妙な三角関係。愛と欲望が渦巻く中で、一人の女が選ぶ本当の幸せとは何かを問う恋愛ドラマ。
舞台は戦後の混乱期が残る日本。主人公は、生活のために裕福な男との偽装結婚を選んだ女。愛のない結婚生活に虚しさを感じていた彼女の前に、夫の弟である若く情熱的な青年が現れる。彼との出会いが、彼女の心の奥底に眠っていた感情を呼び覚ます。夫への義理と、青年に惹かれる心との間で激しく揺れ動く主人公。偽りの関係の中で芽生えた禁断の愛は、やがて三人の運命を大きく狂わせていく。果たして彼女は、世間の目を欺き、自らの手で真実の愛を掴むことができるのか。一人の女性の決断が描く、衝撃の結末。
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督富本壮吉
- 主演田宮二郎
-
杉浦明平原作を「喜劇 とんかつ一代」の柳沢類寿と山形雄策、山本薩夫が共同で脚色、「忍びの者」の山本薩夫が監督した諷刺喜劇。撮影は「雪之丞変化(1963)」の小林節雄。
ネット上の声
- こっちの水は赤いぞ♪あっちの水は白いぞ♪
- その泉質名は変えた方が良いと思う
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督山本薩夫
- 主演川崎敬三
-
完全犯罪のはずだった。愛と欲望が渦巻く暗黒街で、男は破滅への坂を転がり落ちるフィルム・ノワール。
戦後の混沌とした日本の港町。野心に燃える若き医師、三杉は、愛人である看護婦と共謀し、邪魔な妻の殺害を計画。事故に見せかけた完璧な計画を実行し、新しい人生を手に入れたはずだった。しかし、彼の周囲にちらつき始める謎の男の影と、死んだはずの妻に関する不気味な噂。疑心暗鬼と罪悪感に苛まれ、精神的に追い詰められていく三杉。彼が最後にたどり着く、衝撃の真実とは。人間の心の闇を描き出す、緊迫のサスペンス。
ネット上の声
- 東京では土葬は出来ません!
- 大洋、水割り、ミステリー
- 古い映画はいいですね
- これは好みじゃないな、トーンがコロコロ変わって忙しい、込み入りが過ぎてミスリード
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督井上梅次
- 主演若尾文子
-
愛のない結婚生活に虚しさを抱く人妻が、若き青年との許されざる恋に溺れる、禁断のメロドラマ。
裕福だが冷え切った家庭。夫からの愛情を感じられず、孤独な日々を送る人妻・由紀子。そんな彼女の前に現れた、若く情熱的な画家。彼の激しい求愛に戸惑いながらも、次第に心惹かれていく由紀子。初めて知る愛の喜びに身を焦がし、二人は世間の目を盗んで逢瀬を重ねる。しかし、この禁断の関係が、やがて二人の運命を狂わせていく。道ならぬ恋の先に待つのは、幸福か、それとも破滅か。社会の道徳と真実の愛の間で葛藤する女性の姿を鮮烈に描く。
ネット上の声
- 誑かすのが本性よ,駆け引きは女のロマンよ
- 快楽をむさぼってこそセックスは美しい
- シネ•ヌーヴォに張り出してたスチール写真のあややが可愛くて、これは見逃せんと力入
- 結婚否定論者のライターの佐分利(川崎敬三)は、貞淑な和服美女・聖子(若尾文子)と
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督田中重雄
- 主演若尾文子
-
商人の街・大阪で、愛と欲望の渦に翻弄されながらも、たくましく生きる一人の女の物語。
活気と人情、そして欲望が渦巻く街、大阪。そこで生まれ育った一人の女。彼女のささやかな日常は、ある男との出会いをきっかけに大きく揺らぎ始める。愛か、それとも金か。信じていた者からの裏切り、次々と襲いかかる困難。しかし、彼女は涙をこらえ、持ち前の気っ風の良さと商魂で運命に立ち向かう決意。浪花の街を舞台に、一人の女性が自身の幸せを掴むために繰り広げる、波乱万丈の人生劇場。
ネット上の声
- 戦後モダン派の隠れた佳作
- あっさり味の関西料理
- あっさり味の関西料理
- 安さの面目躍如
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督須川栄三
- 主演団令子
-
裏社会に生きる伝説の総会屋。愛する娘のため、男は人生最後の巨大な賭けに打って出る。
日本の高度経済成長期、企業の株主総会を裏で操る「総会屋」が暗躍する世界。その道で「勝負師」として名を馳せる伝説の男、錦城。彼は、父の稼業を知らずに育った一人娘の幸せだけを願っていた。娘の縁談をきっかけに裏社会からの引退を決意する錦城。しかし、彼の持つ巨大な利権を狙う新たな勢力が、父娘の平穏を脅かし始める。仁義なき世界で、父としての愛を貫くため、彼は己の全てをかけて最後の戦いに挑む。絶体絶命の状況で彼が仕掛ける、一発逆転の奇策。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演叶順子
-
泉鏡花の「三枚続」を、「歌行燈」の衣笠貞之助で脚色・監督した悲恋もの。撮影は「弾痕街の友情」の渡辺公夫。
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督衣笠貞之助
- 主演山本富士子
-
幕末の江戸、美貌ゆえに運命に翻弄される女・お傳。愛と裏切りが渦巻く、壮絶な地獄巡りの物語。
舞台は幕末の江戸、動乱の時代。美しいがゆえに男たちの欲望の的となる女、お傳。純粋な愛を誓った相手との仲を引き裂かれ、非情な運命の渦に巻き込まれる。愛する人を想いながらも、次々と襲いかかる男たちの裏切りと暴力。生きるために身を落としていくお傳の苦悩。彼女が辿り着く先は、安息の地か、それとも更なる地獄か。一人の女の生き様が、時代の闇を鋭くえぐる。
ネット上の声
- 殿山泰司の長髪は珍しい!
- 【詳述は、『馬喰一代』欄で】シネスコ期の、大映美術·照明は、観てるだけで満腹·快
- おそらく現代では撮れない…ヒットしない…演じきれない…のかもしれない
- 「明治の毒婦」と呼ばれたお傳だけど、毒婦というにはかわいそう…
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督木村恵吾
- 主演京マチ子
-
美しき死体が囁く、戦慄の連続殺人ミステリー。謎の美女の死をきっかけに、恐怖の連鎖が始まる。
舞台は戦後の混乱期。ある日、謎めいた美女の死体が発見される。その唇は、まるで何かを囁くかのように僅かに開いていた。事件を追う新聞記者・三原は、彼女の周辺を調査するうちに、第二、第三の犠牲者が生まれる惨劇に直面。被害者たちを結ぶ見えざる糸と、死美人が残したとされる謎の言葉。真相に近づくほどに深まる謎と、三原に忍び寄る黒い影。彼は、この恐怖の連鎖を断ち切ることができるのか。美しき死の謎が、観る者を戦慄の渦へと引きずり込む衝撃の結末。
ネット上の声
- 病院長から娘との縁談をもちかけられたエリート外科医が、邪魔になった恋人の看護婦と
- 夜中にひびくギプスを引きずる足音が怖く、幽霊役の万里昌代さんは特殊メイクをしない
ホラー
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督村山三男
- 主演川崎敬三
-
終戦直後の東京。夢と欲望が渦巻くこの「港」で、一人の女が愛と裏切りに翻弄されながらも、強く生き抜こうとする人間ドラマ。
敗戦の傷跡が色濃く残る大都市、東京。そこは希望を求める者たちが集う「港」。地方から上京してきた純真な娘、美代子。彼女は都会の喧騒と華やかさに夢を抱くも、すぐに厳しい現実に直面。生きるためにキャバレーで働くことになった彼女の前に現れる、二人の対照的な男。優しく支えようとする青年と、甘い言葉で利用しようとする男。人々の欲望と打算が交錯する中で、美代子は純粋さを失わずにいられるのか。愛と裏切り、そして一筋の希望を描く、激動の時代を生きた女性の物語。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演山本富士子
-
高度経済成長の闇に蠢く巨悪。一人の男が手にした黒い札束は、希望か、それとも破滅への序曲か。
舞台は戦後の復興期、急成長を遂げる大手企業。野心に燃える若き社員・森は、社内に隠された巨額の裏金と、それを巡る重役たちの醜い権力争いの存在を知る。正義感と出世欲の間で揺れ動く森。彼は危険な渦の中心へと足を踏み入れ、会社の暗部を暴こうと決意。しかし、彼の前には想像を絶する罠と裏切りが待ち受けていた。手にした黒い札束が、彼の運命を大きく狂わせていく。果たして彼は、巨大な悪に打ち勝つことができるのか。
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督村山三男
- 主演川崎敬三
-
「千姫御殿(1960)」の八尋不二の脚本を、「薄桜記」の森一生が監督した、現代調の股旅もの。撮影も同じく「薄桜記」の本多省三。主な出演者は「薄桜記」の市川雷蔵、真城千都世、「初夜なき結婚」の川崎敬三、「魔笛若衆」の浦路洋子。
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督森一生
- 主演市川雷蔵
-
斎藤米二郎原作“しわんつ”を「いつでも夢を」の下飯坂菊馬が脚色、「真昼の罠(1962)」の富本壮吉が監督した風俗ドラマ。撮影は「その夜は忘れない」の小原譲治。
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督富本壮吉
- 主演叶順子
-
「大学の人気者」の須崎勝弥の脚本を、「素っ裸の青春」の原田治夫が監督した歌謡映画。撮影は「恋を掏った女」の宗川信夫。「別れたっていいじゃないか」の川崎敬三、「執念の蛇」の近藤美恵子に、船越英二・毛利郁子・市川和子、若原一郎らが出演。
コメディ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間44分
- 監督原田治夫
- 主演川崎敬三
-
植木等のヒットソングスーダラ節に続く第二弾。原作・脚色は前作「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ」の青島幸男と高橋二三。「七人のあらくれ」の枝川弘が監督したサラリーマン喜劇。撮影は「明日を呼ぶ港」の秋野友宏。
コメディ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督枝川弘
- 主演川崎敬三
-
瀬戸内海を背景に、若き世代の友情と恋愛を描く青春メロドラマ。“婦人生活”連載の白川渥原作から「極楽大一座 アチャラカ大当り」の白坂依志夫が脚色、「裁かれる十代」の佐伯幸三が監督、「処刑の部屋」の中川芳久が撮影を担当した。キャストは「処刑の部屋」に次いで若尾文子、川口浩が再びコンビで主演するほか、「魔の花嫁衣裳 (前後篇)」の船越英二、南左斗子、「滝の白糸(1956)」の苅田とよみ、「屋根裏の女たち」の藤田佳子、他に水戸光子、村田知英子、三宅邦子など。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯幸三
- 主演若尾文子
-
太田経子の同名小説を、「東京の瞳」の舟橋和郎が脚色、「猫は知っていた」の島耕二が監督し、同じく「猫は知っていた」の小原譲治が撮影したよろめきもの。主演は「命を賭ける男」の山本富士子に「愛河」の川崎敬三。ほかに叶順子、見明凡太朗、佐分利信など。色彩は大映カラー(アグファカラー)。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督島耕二
- 主演山本富士子
-
「ヤングパワー・シリーズ 新宿番外地」の高橋二三が脚本を書き、「あゝ陸軍隼戦闘隊」で特撮監督を務めた湯浅憲明が監督した歌謡もの。「女体(1969)」の小林節雄が撮影を担当した。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督湯浅憲明
- 主演川崎敬三
-
オール読物所載の菊村到の原作を、「海軍兵学校物語 あゝ江田島」の舟橋和郎が脚色し「実は熟したり」の田中重雄が監督したメロドラマで、ハワイ・ロケが行われた。撮影担当も「実は熟したり」の高橋通夫。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督田中重雄
- 主演山本富士子
-
1956年、東京。突如現れたヒトデ型宇宙人が警告する、地球滅亡の危機。平和的メッセージは人類に届くのか。
舞台は1956年の東京。天体物理学者の小村博士らが謎の飛行物体を目撃した日から、奇妙な事件が続発。そんな中、銀座の夜空に巨大なヒトデ型の宇宙人が出現。彼らはパイラ星人と名乗り、地球に衝突する恐れのある新惑星「R」の存在を警告するために飛来した。しかし、その平和的なメッセージとは裏腹に、彼らの奇妙な姿と未知の科学力は、人々の間に恐怖と混乱を巻き起こす。一部の人間は彼らの力を軍事利用しようと画策し、世界は疑心暗鬼に陥る。果たして、パイラ星人の真意は人類に届くのか。地球最大の危機を前に、試される人々の理性。
ネット上の声
- ヒトデ型宇宙人が地球の美女に変身して、原水爆の危険性と平和利用を訴え、さらに、地
- 昨日、ドキュメンタリー「太陽の塔」を観たのですが、寝る前に突如「宇宙人東京に現わ
- 1956年は日本の特撮のカラー化元年だったのです
- 古き良きセンス・オブ・ワンダー
ホラー
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督島耕二
- 主演刈田とよみ
-
ネット上の声
- (^^♪スーダラ節わかっちゃいるけど
- サラリーマンの花道
- 初クレイジーキャッツ!スラップスティック苦手だし、得意じゃないだろうな…と思いつ
- 観ているうちに、「行け、行けぇ、川口浩!行け、行けぇ、川口浩!♬」という歌が心に
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督弓削太郎
- 主演川口浩
-
高木彬光の同名小説を「視界ゼロの脱出」の安藤日出男が脚色「暗黒街No.1」の田中重雄が監督した検事もの。撮影もコンビの高橋通夫。
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督田中重雄
- 主演宇津井健
-
佐藤愛子の、同名小説(講談社刊)を椎名利夫が脚色し、「殺すまで追え 新宿25時」の長谷和夫が監督したホーム・コメディ。撮影は「昆虫大戦争」の平瀬静雄。
ネット上の声
- 原作:佐藤愛子、主演:岡田茉莉子だが、金に追われる物語なので、観ていて落ち着かな
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督長谷和夫
- 主演岡田茉莉子
-
「温泉芸者」につぐ温泉シリーズの第二作。「温泉芸者」の下飯坂菊馬と「あした逢う人」の桜井康裕と小滝光郎が共同で脚本を執筆、「瘋癲老人日記」の木村恵吾が監督した風俗喜劇。撮影は「背広の忍者」の石田博。
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木村恵吾
- 主演林成年
-
「誰よりも君を愛す」の続編で、川内康範が自らの原作を脚色し、「三兄弟の決闘」の田中重雄が監督した。撮影も同じく「三兄弟の決闘」の高橋通夫が担当。
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田中重雄
- 主演本郷功次郎
-
南条範夫『あやつり組由来記』の映画化。「刺客屋敷」の吉田哲郎と、梅谷卓司が脚色し、「薔薇大名」の池広一夫が監督した。撮影したのも「薔薇大名」の本田平三。
時代劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督池広一夫
- 主演川崎敬三
-
菊池寛の原作を、「誰よりも君を愛す」の舟橋和郎が脚色し、「嫌い嫌い嫌い」の枝川弘が監督した明朗編。撮影「すれすれ」の秋野友宏。
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督枝川弘
- 主演叶順子
-
岡田教和の放送劇を、「傷ついた野獣」のコンビ下飯坂菊馬が脚色し、弓削太郎が監督したメロドラマ。撮影は「犯行現場」の宗川信夫。
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督弓削太郎
- 主演川崎敬三
-
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演川崎敬三
-
『若い女性』に連載された白川渥の同名小説を、「代診日記」の共同執筆者・相良準が脚色、「夜の闘魚」の田中重雄が監督した青春明朗篇。撮影は「息子(1959)」の渡辺徹。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田中重雄
- 主演川崎敬三
-
三ン下ヤクザの軽妙なユーモア。脚本は「でんきくらげ」の石松愛弘、監督は「与太郎戦記 女は幾万ありとても」の弓削太郎。撮影は同作の上原明が担当。
コメディ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督弓削太郎
- 主演川崎敬三
-
川那辺きみゑの原作を、新人・西沢裕子が脚色、「男十九の渡り鳥」の田中重雄が監督した、医学生とその妻との純愛物語。撮影も「男十九の渡り鳥」の高橋通夫。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田中重雄
- 主演川崎敬三