- 製作
- 1962年 日本
- 時間
- 86分
- 監督
- 工藤栄一
- 出演
- 大友柳太朗丘さとみ久保菜穂子
- 種類
- 時代劇
【「我、一族の血を根絶やしにすべし」血文字で書かれた遺言状。呪われた屋敷で次々と起こる怪奇な連続殺人事件。】
とある藩の城下町に佇む、通称「血文字屋敷」。その名の由来は、20年前に当主が残した血塗れの遺言。以来、屋敷の関係者が次々と謎の死を遂げていた。事件の解明を命じられた若き武士は、非科学的な「呪い」を否定し、人間の手による犯行と断定。しかし、彼の捜査を嘲笑うかのように、密室、衆人環視の中など、不可解な状況で殺人は続く。屋敷に渦巻くのは、亡霊の復讐か、それとも人間の底知れぬ怨念か。真相に近づくほど、彼自身にも死の影が忍び寄る。