谷崎潤一郎の小説「春琴抄」から、「山椒大夫」の八尋不二が脚色し、「番町皿屋敷 お菊と播磨」の伊藤大輔が監督する。撮影は「春雪の門」の山崎安一郎が、音楽は「足摺岬」の伊福部昭が夫々担当する。出演者は「或る女」の京マチ子、「山椒大夫」の花柳喜章、「こんな美男子見たことない」の船越英二、「晩菊」の杉村春子に、青山杉作、進藤英太郎などで、語り手の老女の声は東山千栄子である。
ネット上の声
- 箏と三味線って連関しているんだ
- 伊藤大輔監督は、というか戦前からの監督は特にその傾向を感じるのだが、清く美しいフ
- 春琴が目が見えている頃を夢想して舞う幻想的なシーンや、情事の前に春琴の背中で佐助
- 先日観た衣笠の「お琴と佐助」に比べたら劣るが、京マチ子の盲目の演技がこちらでもひ
文芸・史劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督伊藤大輔
- 主演京マチ子