- 製作
- 1948年 アメリカ
- 時間
- 111分
- 監督
- ヘンリー・ハサウェイ
- 出演
- ジェームズ・スチュワートリチャード・コンテリー・J・コッブ
- 種類
- ヒューマンドラマ
シカゴ・タイムズの記者ジェイムズ・マッガイアによる事件手記を映画化したサスペンス・ノワール。「ベンガルの槍騎兵」のヘンリー・ハサウェイ監督が、無実の罪で投獄された男を救うために奔走する新聞記者の姿を、セミドキュメンタリータッチで描いた。熱いジャーナリスト魂を秘めた主人公をクールに演じたのは、「フィラデルフィア物語」でアカデミー主演男優賞を受賞したジェイムズ・ステュアート。「荒野の決闘」の撮影監督ジョー・マクドナルドが、実際に事件が起こった場所でロケし、1940年代のシカゴの街並みが映し出される。禁酒法時代の犯罪、マフィアの暗躍、移民問題や警察内部の腐敗にメスを入れつつも、一方で母や息子、夫と妻、新聞社仲間の結束など愛の物語でもある秀逸な作品。