- 製作
- 1956年 日本
- 時間
- 79分
- 監督
- 西河克己
- 出演
- 芦川いづみ山根寿子殿山泰司
- 種類
- ヒューマンドラマ
【戦後の混乱期、両親を亡くした健気な少女が、逆境に負けず本当の幸せを求めて懸命に生きる姿を描く感動の物語。】
終戦直後の日本。戦争で両親を亡くし、唯一の肉親であった祖母とも死別した少女、みち子。天涯孤独の身となった彼女は、「幸せになる」という祖母との最後の約束を胸に、遠い親戚の家へ奉公に出る。しかし、そこで待っていたのは辛い仕打ちと世間の冷たい風。それでも、みち子は純粋な心を失わず、ひたむきに前を向いて歩き続ける。様々な人々との出会いと別れを繰り返しながら、少女が自らの力で掴もうとする、ささやかだけれど温かい幸福の形。