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名匠・溝口健二が井原西鶴の浮世草子「好色一代女」を依田義賢の脚色で映画化した文芸ドラマ。江戸時代の封建社会で波乱の人生をたどる女の生きざまを、溝口監督が得意とする長回しや流麗なカメラワークで描く。奈良の荒れ寺に、老いた姿を厚化粧で隠した街娼のお春がいた。羅漢堂に入ったお春は、五百羅漢の仏像に自分が関わってきた男たちの面影を重ね、若かりし頃を思い起こしていく。運命に翻弄されるヒロインを、田中絹代が鬼気迫る演技で熱演。1952年・第13回ベネチア国際映画祭で国際賞を受賞するなど海外で高く評価され、フランス・ヌーベルバーグの映画作家たちにも影響を与えた。
ネット上の声
- 溝口作品三作目にして、いよいよ溝口健二の凄さを実感し始めている
- 溝口作品の長周しが、実は、観客に寄り添った作風に思えて…
- 不幸を自ら背負い込んでいく女の一代記
- 田中絹代の演技と美しさに圧倒された
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督溝口健二
- 主演田中絹代
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斎藤良輔、小津安二郎が共同で執筆した脚本を、田中絹代が「恋文(1953)」に次ぐ第二回作品として監督に当り、「かくて夢あり」の峰重義が撮影に当る。主なる出演者は映画の役名をそのまま芸名とした四方正夫改めの新人安井昌二、「女人の館」の北原三枝、「悪の愉しさ」の杉葉子、「喧嘩鴉」の山根寿子、「二十四の瞳(1954)」の笠智衆、「三つの愛」の三島耕、「鶏はふたたび鳴く」の佐野周二のほか、小田切みき、田中絹代、汐見洋など。
ネット上の声
- 小津タッチの佳作
- 666は恋の暗号
- ▪︎小津が撮る予定だったけど田中絹代に譲った作品(脚本は小津と斎藤良輔)、監督第
- 田中絹代監督作だが、脚本は小津安二郎でカメラワークや台詞回しに強く影響を感じさせ
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督田中絹代
- 主演笠智衆
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谷崎潤一郎の同名小説を八住利雄が脚色し阿部豊が監督した文芸作。大阪を舞台に美しい四姉妹が織りなす物語。
ネット上の声
- 面白くはないが一見の価値あり
- 高峰秀子の美しさ最高潮
- なるほど!原作では鶴子の影が薄く三姉妹的要素が強いのに反して、細雪といえば四姉妹
- 戦後すぐに制作された事もあって、雪子の話ではなく、妙子の話に焦点が当たる
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間145分
- 監督阿部豊
- 主演花井蘭子
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「めし」の藤本真澄の製作で、同じく「めし」の井手俊郎と「ブンガワンソロ」の和田夏十と市川崑が共同で脚本を書き、市川崑が監督に当たっている。撮影は「完結 佐々木小次郎(1951)」の飯村正。出演者は「めし」の上原謙、「赤道祭」の山根寿子、杉葉子、伊豆肇に、高杉早苗、木匠久美子、沢村貞子、伊藤雄之助などである。
ネット上の声
- 超早口ムービー
- 和製スクリューボールコメディ♡
- スクリューボールコメディの超スピーディなダイアログを日本語に落とし込んだ野心的傑
- こちらもめちゃくちゃテンポが良いし、終始リズミカルだな
コメディ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督市川崑
- 主演上原謙
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「ひかげの娘」の新藤兼人のオリジナルシナリオを「街燈」の中平康が監督し、「ジャズ娘誕生」の姫田真佐久が撮影した。主演は「フランキーの宇宙人」の菅井一郎、「今日のいのち」の山根寿子、「愛ちゃんはお嫁に」の青山恭二、ほかに筑波久子、殿山泰司、渡辺美佐子、清水将夫など。
ネット上の声
- 新藤兼人の脚本に伊福部昭の音楽なのでヤタラ重い
- 中平康監督作品
- 中平と新藤兼人はミスマッチのようだが、中平の起用さで、社会派のような作品にした
- 菅井一郎がもってく力ってのはすさまじく、若い中平じゃどうしようもなかったと思う
サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中平康
- 主演菅井一郎
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主婦の友に連載された獅子文六の原作から「日日の背信」の斎藤良輔が脚色、「夜の牙」の井上梅次が監督し、「夜霧の第二国道」の岩佐一泉が撮影した諷刺喜劇。主演は「永遠に答えず (完結篇)」の月丘夢路、大坂志郎、浅丘ルリ子、「麻薬3号」の長門裕之、それに山根寿子。岡田眞澄、青山恭二などが出演する。
ネット上の声
- 割れ鍋に綴じ蓋
- 監督井上梅次さん、原作獅子文六さん、解説フランキー堺さんって、おもしろくないわけ
- ぐるーっとカメラが見回して映す町の朝の夫婦あれこれ、この一角だけでも様々で百景と
- つい先日『火の鳥』を観たため、そこでは一緒になれなかった大坂志郎と月丘夢路が夫婦
コメディ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督井上梅次
- 主演月丘夢路
-
「夫婦百景」の続篇で、「みみずく説法」の脚色者の一人・斎藤良輔が獅子文六の原作を脚色、「素晴しき男性」の井上梅次が監督、「銀座の沙漠」の岩佐一泉が撮影した喜劇。いずれも前作と同様のスタッフである。月丘夢路・大坂志郎・浅丘ルリ子・岡田眞澄・中原早苗・山根寿子・長門裕之らの出演。
ネット上の声
- 蟹は甲羅に合わせて穴を掘る♡
- フランキーからオザショーにナレーションが替わって続編も楽しい楽しい胸いっぱいでサ
- 「いつもすれ違いのメロドラマ、だから数寄屋橋」ホントに上手い科白だ!
- 前作観てないのに観てしまったけど井上梅次先生監督作なので良し
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上梅次
- 主演月丘夢路
-
船山馨の原作を、「山と谷と雲」の池田一朗と、小川英が脚色し、「絞首台の下」の西河克己が監督した青春映画。撮影も同じく「絞首台の下」の伊佐山三郎。
ネット上の声
- みんな呆れろ清水まゆみ♡劇場!!
- 世間知らずでお人好しの川地民夫のおかげで、さらにお人好しの信欣三は汚名を着せられ
- 流れは読めるが悪徳弁護士とその娘と母子家庭の苦学弁護士の卵にそのお母さんの四者の
- 二組の若いカップルの恋愛と企業の汚職事件、倫理違反の弁護士と愛人関係にある主人公
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督西河克己
- 主演川地民夫
-
婦人画報に連載された川端康成の原作を、矢代静一・山内亮一・西河克己が共同で脚色し、「若い傾斜」の西河克己が監督したメロドラマ。撮影も同じく「若い傾斜」の伊佐山三郎が担当した。
ネット上の声
- キタキター♪これぞ清水まゆみ劇場!!
- お地蔵さん、お地蔵さん♪
- 清水まゆみが葉山良二を見たときのらでもお姉さんの人情美談じゃないわヨってセリフに
- 華道の家元の跡継ぎ息子と養護施設の先生をしている若者との間で揺れる次女を中心に、
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督西河克己
- 主演大坂志郎
-
心中まではかった相愛の男女が宿命の流れにはかなく別れてゆく物語。額田六福原作の舞台劇を「婦系図 湯島の白梅」の衣笠貞之助と「かんかん虫は唄う」の犬塚稔が共同脚色し、「綱渡り見世物侍」の加戸敏と竹村康和が夫々監督と撮影を担当した。主なる出演者は「新・平家物語」の市川雷蔵、菅井一郎、「お父さんはお人好し」の峯幸子、「風雲三条河原」の山根寿子、「花ひらく(1955)」の三井弘次など。
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督加戸敏
- 主演市川雷蔵
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愛情と生活のトラブルを若い人たちのモラルで築きあげようとする物語。石坂洋次郎の同名小説を「殉愛」の沢村勉が脚色、「女中ッ子」以来の田坂具隆が監督、「太陽の季節」の伊佐山三郎が撮影を担当する。出演者は「泣け、日本国民 最後の戦闘機」の芦川いづみ、「狂った果実(1956)」の石原裕次郎、「病妻物語 あやに愛しき」の宇野重吉、「愛は降る星のかなたに」の山根寿子、「洲崎パラダイス 赤信号」の新珠三千代。その他杉幸彦、青山恭二、中原早苗、中原啓七、織田政雄など。
ネット上の声
- テーマは不倫:石坂洋次郎の世界活かされず
- 乳母車の最後の時代での モダンなお話
- 乳母車を押す裕次郎
- 細長いプール!
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督田坂具隆
- 主演宇野重吉
-
“平凡”に連載された小糸のぶ原作の映画化。ヒロイン淳子の辿る哀歓の人生航路を描くメロドラマである。「続ただひとりの人」の池田一朗が「東京の人」の西河克己と共同脚色し、西河克己が監督、同じく「東京の人」の横山実が撮影を担当。主な出演者は「続ただひとりの人」の葉山良二、「黒帯有情 花と嵐」の芦川いづみ、「燃ゆる黒帯 花の高校生」の小園蓉子「おんな船頭唄」の堀恭子、宍戸錠、「名寄岩 涙の敢斗賞」の山根寿子など。
ネット上の声
- バスでは同じ包みのカステラと運動靴を取り違えていづみと出会い、鳥取への列車の中で
- 両親がいないと就職できないんですか?って受けた会社の偉いさんに思わず廊下で問い詰
- 役の上とはいえ、いづみさんが大森地獄谷に住んでるのに感激! あの建物が残っている
- 相変わらず幸薄な芦川いづみと胡散臭い葉山良二による小市民的メロドラマだが、出てく
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督西河克己
- 主演芦川いづみ
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ネット上の声
- もし時空を越え現代に紫式部がいて浮遊するドローンを見たならば『源氏物語』の一節に
- おとぎ話っぽいがそれも善き哉
- 戦前ファンタジー?
- 最初は胡散臭すぎて、こりゃ詐欺の話かねと思ったけど、最後の方には私も幸せで笑顔に
コメディ
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演柳家金語楼
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「青い山脈(1949)」「女の顔」の藤本真澄の製作で、「破戒(1948 木下恵介)」の久板栄二郎のオリヂナル脚本を「女の闘い」の千葉泰樹が監督にあたる。キャメラは「果てしなき情熱」の小原譲治が担当する。主演には「こんな女に誰がした」の伊豆肇「足を洗った男」「影を慕いて」の山根寿子に「花の素顔」の菅井一郎、久方ぶりの瀧花久子「石中先生行状記(1950)」の若山セツ子と池部良の他に新人角梨枝子らがそれぞれ出演する。
ネット上の声
- 1950年代の鎌倉の海岸は美しく…
- うろ覚えだけれど、すごく昔の映画なのに人々が朗らか一点張りじゃないのが新鮮で面白
- 復員し妻の家の元別荘に実の両親を含め4人で暮らす大学で研究を続ける男が、亡くなっ
- 30年代のMGM映画『妻と女秘書』を下敷きにしたらしいが、これが“悪しき”日本的
コメディ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督千葉泰樹
- 主演伊豆肇
-
川口松太郎の大衆文芸の再映画化で、「唄ごよみ いろは若衆」の西条照太郎が脚色し「里見八犬伝(1954)」の河野寿一が監督に当った。撮影は「唄ごよみ いろは若衆」の松井鴻で、音楽は「水戸黄門漫遊記 地獄極楽大騒ぎ」の高橋半である。「霧の小次郎 第一篇金龍銀虎 第二篇魔術妖術 第三篇日光月光」の東千代之介が主演、「懐しのメロディー」の星美智子、「霧の小次郎 第一篇金龍銀虎 第二篇魔術妖術 第三篇日光月光」の高千穂ひづる、「唄ごよみ いろは若衆」の喜多川千鶴が助演する他、岡譲司、香川良介、薄田研二、清川荘司などが出演する。(三部作)
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督衣笠貞之助
- 主演長谷川一夫
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ネット上の声
- いつも映画スタアに「尊い、尊い」連呼するけど、これは本当の意味で「貴い」です
- 昭和20年8月に公開され、終戦当時国内で唯一上映されていたという作品
- 〈特集・逝ける映画人を偲んで 2015-2016 原節子選集〉(18:20開映『
- 戦争末期になると、俳優の貸し借りを行なっていたのかしら
- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督佐伯清
- 主演原節子
-
ひたすら土俵に生き抜いた大関名寄岩の半生記の映画化である。「丹下左膳(1956)」の棚田吾郎の脚本を、「地獄の波止場(1956)」の小杉勇が監督した。撮影は「青春をわれらに」の永塚一栄。名寄岩が自身出演する他、主な出演者は「愛情」の山根寿子、「色ざんげ(1956)」の高田敏江、「ドラムと恋と夢」の芦川いづみ、「神阪四郎の犯罪」の滝沢修など。双葉山、羽黒山などが協力出演している。
ネット上の声
- 昭和前期に大相撲で活躍した名寄岩が、二度の大関陥落後に様々な病気に苦しみながら、
- 「涙の敢闘賞」は、大関だった名寄岩が幕内下位まで落ちてから、胃潰瘍や糖尿病と闘病
- 昔の邦画はあまり観たことがないのに、プライムビデオがおすすめに表示してくれた
- 映画は最良のタイムカプセルであることを、あらためて認識させてくれる映画
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小杉勇
- 主演名寄岩
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婦人公論に連載された大岡昇平の同名小説の映画化。「明治天皇と日露大戦争」の館岡謙之助が脚色、「素足の娘」の阿部豊が監督、「青春の冒険」の峰重義が撮影した。主演は「峠(1957)」の南田洋子、「肉体の悪夢」の大坂志郎、「九人の死刑囚」の金子信雄、「危険な年齢」の山根寿子。
ネット上の声
- 序盤のやたらと間伸びした川奈のゴルフシーンで大丈夫か、と不安になりながら、でも大
- 有閑マダム山根寿子が、旅行先のゴルフで偏愛したデザイナー大坂志郎を頼り、夫金子信
- メロドラマなのかノワールなのかよくわからないうちにふんわり終わる
- 〖1950年代映画:小説実写映画化:メロドラマ:日活〗
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督阿部豊
- 主演南田洋子
-
戦後、内外に大きな反響を巻き起した、ゾルゲのスパイ事件に連座した尾崎秀実をモデルにした異色ドラマである。原作と脚本は猪俣勝人「火の鳥(1956)」と糸永英一の共同。監督は「花の運河」の斎藤武市、撮影担当は「夏の嵐」の横山実。主な出演者は「色ざんげ(1956)」の森雅之、「甲武信嶽伝奇 (三部作)」の山根寿子、「青い怒濤」の浅丘ルリ子、「花の運河」の高田敏江、「夏の嵐」の小園蓉子、「感傷夫人」の香月美奈子、その他、二本柳寛、金子信雄など。
ネット上の声
- 死刑映画週間にて
- この作品の解説に「戦後、内外に大きな反響を巻き起した、ゾルゲのスパイ事件に連座し
- 国家反逆の大罪を冒した尾崎秀実とその一家の話だが、私は学生の頃事実関係を知らずこ
- コミンテルンのスパイだった尾崎秀美の書簡集『愛情はふる星のごとく』の映画化
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督斎藤武市
- 主演森雅之
-
ネット上の声
- ならば秀子はおれにくれ。
- イライラする
- 東京篇、大阪篇の二部の合体映画なんで、きちんと見れればそれなりなのかもしれない
- 高峰秀子、上原謙、山根寿子という3人を軸に、市川崑監督が描いたメロドラマ
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督市川崑
- 主演上原謙
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ネット上の声
- なんだこの男、高倉健かよ!甘えすぎやろ!(幸福の黄色いハンカチしか観たことない)
- 関西出身じゃない人が話す関西弁の演技はだいたいイントネーションが変なとこが少なか
- 照子さんの純血と一途さ、そして聖母のような心の広さに頼り切った展開で、なかなか胸
- 先日見た、“花ひらく”の瀬戸物みたいなキレ〜〜イな顔の人や!!でも花ひらくの時よ
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督市川崑
- 主演上原謙
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毎日新聞夕刊に連載された川口松太郎の原作から、「西遊記(1952)」の八尋不二が脚色し、「十六夜街道」の安田公義が監督に当たっている。撮影は「修羅城秘聞 双龍の巻」の杉山公平である。出演者の主なものは、「修羅城秘聞 双龍の巻」の長谷川一夫に「四十八人目の男」の山根寿子、「西陣の姉妹」の宮城野由美子の他に黒川弥太郎、小堀誠、松島トモ子、岡譲二などで、衣裳考証に岩田專太郎、劇中人形芝居の指導には桐竹紋十郎、豐澤猿二郎の両氏、狂女舞の按舞には藤間良輔が当たっている。
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督安田公義
- 主演長谷川一夫
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製作は「湯の町悲歌」の児井英生。古賀政男の原案により、脚本は「男の涙」「湯の町悲歌」の山下與志一との協同執筆による野村浩将が「湯の町悲歌」についで監督する。撮影も同じく「湯の町悲歌」の横山実の担当。主演者は「愛染草」の上原謙「足を洗った男」の山根寿子「男の涙」の野上千鶴子「鍋島怪猫伝」の江川宇禮雄「人間模様」の青山五郎「あきれた娘たち」の田中春男らである。
ネット上の声
- 嗚呼~何て素晴らしい作品何だろう❗❗ また名作‼出会ってしまった✨最後に加賀さん
- 「希望に燃えて」を聴きたくて、この映画を観た
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督野村浩将
- 主演上原謙
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製作は「羅生門」の箕浦甚吾、原作は川口松太郎の夕刊読売連載の小説、脚本は「ごろつき船」の成澤昌茂、監督は「指名犯人」の久松静児である。出演者の主なるものは「鬼あざみ」の山根寿子、「処女峰」の乙羽信子に二本柳寛、「奥様に御用心」の森雅之、「姉妹星」の三益愛子、「黒い花」の久我美子それに、英百合子の息子でニュー・フェースとして初登場の長谷部健なのである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督久松静児
- 主演森雅之
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製作は「結婚三銃士」「人間模様」の児井英生で、佃血秋の原案から錦美奈仁が脚色し、「結婚三銃士」につぐ野村浩将が監督する。キャメラは横山実之助が担当する。主演は「夢よもういちど」「新妻会議」の山根寿子、コロビアの近江俊郎で、それに「毒薔薇」の汐見洋、「嵐の中の姉妹」「異国の丘」の浦辺粂子、「斬られの仙太」の清川荘司「異国の丘」の宮川玲子、同じく田中春男、水原久美子、「静かなる決闘」の千石規子らが出演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間61分
- 監督野村浩将
- 主演近江俊郎
-
製作は小川吉衞と高木治郎の共同。「三万両五十三次」の木村恵吾が自ら脚本を書きおろし、新東宝で初めてメガホンをとる。撮影は「恋の蘭燈」の小原譲治。出演者は「結婚行進曲」の上原謙と山根寿子、「生き残った弁天様」の笠置シヅ子、「ある夜の出來事」の清水将夫、「ラッキーさん」の斎藤達雄、それに清水一郎、東野英治郎、伊藤雄之助らである。
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督木村恵吾
- 主演上原謙
-
五味康祐の芥川賞受賞作品『喪神』より、「暴力市街」の安達伸生が脚色監督している。撮影は「続丹下左膳」の竹村康和の担当である。出演者は「太平洋の鷲」の大河内傳次郎、「鬼伏せ街道」の山根寿子、「続砂絵呪縛 雪女郎」の長谷川裕見子のほか、関西歌舞伎の中村扇雀などである。
ネット上の声
- 闘志は全く無いが、襲ってくる殺気に反応して相手を瞬殺し、しかも自分は斬ったことを
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督安達伸生
- 主演大河内傳次郎
-
青春
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督---
- 主演大日方伝
-
製作は「千丈ヶ嶽の火祭」の服部靜夫で、脚本と監督は「お富と与三郎」「千両肌」など時代物を手がけている冬島泰三、撮影にはベテラン杉山公平が当っている。主演は、「千両肌」「火の鳥(1950)」の長谷川一夫と、「こころ妻」の山根寿子、それに元、阪東好太郎こと本間謙太郎と「指名犯人」の利根はる恵等。
時代劇
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督冬島泰三
- 主演長谷川一夫
-
第一部と同じ製作スタッフであるが、登場人物に第一部とは多少入れ代わりがあり、第一部ではあまり活躍しない高峰秀子が第二部では琉球の王女として、変わったメーキャップでしばしば登場する。
時代劇
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督---
- 主演大谷友右衛門
-
「宮本武蔵(1954)」の若尾徳平と「びっくり五十三次」の永江勇が共同で脚本を執筆し、「青春前期」の堀内真直が監督に、「びっくり五十三次」の服部幹夫が撮影に当っている。出演者は、「忠臣蔵(1954)」の高田浩吉、高橋貞二、田浦正巳、「緑の仲間」の山根寿子、「君に誓いし」の野添ひとみのほかに近衛十四郎、千秋みつる、澤村國太郎など。
時代劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀内真直
- 主演高田浩吉
-
「誰が私を裁くのか」の田中友幸の製作で、毎日新聞連載の火野葦平の原作より「限りなき情熱」の棚田吾郎が脚色し、「戦後派お化け大会」の佐伯清が監督に当っている。撮影は「若人の歌」の山田一夫。出演者の主なものは「若人の歌」の伊豆肇に杉葉子。「完結 佐々木小次郎(1951)」の山根寿子、「ブンガワンソロ」の藤田進。他に、利根はる恵、木村功、千秋実など。
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯清
- 主演伊豆肇
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「風雲将棋谷(1955)」の比佐芳武が脚本を書き、「麝香屋敷」の田坂勝彦と牧田行正が夫々監督、撮影にあたる。出演者は「麝香屋敷」の長谷川一夫、「火の驀走」の山本富士子、「青春怪談(1955 市川崑)」の山根寿子、「長脇差大名」の黒川彌太郎のほかに三益愛子、加東大介、香川良介、進藤英太郎などである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督田坂勝彦
- 主演長谷川一夫
-
今東光の原作から「からたちの花」と同じく八住和雄が脚色し、佐伯清が監督に当る。撮影は永塚一栄が担当する。「快盗三人吉三」の歌舞伎俳優中村扇雀が主演し、「喧嘩鴉」の山根寿子、「江戸の夕映」の夏川静江、「平手造酒(1954)」の南寿美子、「お月様には悪いけど」の山村聡、そのほか竜崎一郎、轟夕起子、高田稔、山形勲らが出演する。
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯清
- 主演中村扇雀
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時代劇
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督滝沢英輔
- 主演池部良
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「あの夢この歌」「それはある夜のことだった」につぐ井内久のプロデュース。原作及び脚色は「富士山頂(1948)」「天の夕顔」の八田尚之、「大学の門」についで佐藤武がメガフォンをとる。カメラは「大学の門」の山中晋が担当。出演者は「それはある夜のことだった」につぐ大日方伝、田中春男、「黒馬の団七」の山根寿子、江川宇禮雄、「花ひらく(1948)」の三村秀子のほか、高田稔、劇団東宝の庄司肇が特別出演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督佐藤武
- 主演大日方伝
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昭和十五年「白い壁画」以来八年ぶりの児井英生のプロデュースになり、原作は小島政二郎の「ロマンス」連載小説の映画化である。脚色は「馬車物語」「面影」につぐ館岡謙之助、監督は「花ひらく(1948)」につぐ市川崑、カメラは「黒馬の団七」の三村明がそれぞれ担当する。出演は「三面鏡の恐怖」(大映)の上原謙「花ひらく(1948)」につぐ高峰秀子「わが街は緑なり」の山根寿子らのほか「大学の門」の堀雄二「黒馬の団七」の野上千鶴子「わが街は緑なり」の大日方伝。東京篇78分、大阪篇73分。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督市川崑
- 主演上原謙
-
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督松田定次
- 主演市川右太衛門
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ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督青柳信雄
- 主演真木順
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原作は、朝日新聞連載の村上元三の小説『佐々木小次郎』で、森田信義が東宝との提携によって製作、「二十歳前後」の松浦健郎と、演出の稲垣浩、原作者村上元三の三人の共同による脚色、「群盗南蛮船」に次ぐ稲垣浩の作品である。出演者は、歌舞伎の大谷友右衞門が小次郎に扮し、「鬼あざみ」の山根寿子、「帰郷(1950)」の徳大寺伸、「雪夫人絵図(1950)」の浜田百合子、「ごろつき船」の月形龍之介、「カルメン故郷に帰る」の高峰秀子、宝塚から起用の宮城野由美子、その他山本礼三郎、藤原釜足、柳永二郎、東野英治郎などの芸達者な助演者がならんでいる。
時代劇
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督---
- 主演大谷友右衛門
-
毎日新聞に連載の小説を「かくて夢あり」の猪俣勝人が脚色し、「知らずの弥太郎」の森一生が監督、「花のいのちを」の渡辺公夫が撮影する。音楽は「どぶ」の伊福部昭である。出演者は「浅草の夜」の根上淳と若尾文子「愛」の森雅之、「知らずの弥太郎」の山根寿子、その他東野英治郎、直木明、八木沢敏など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督森一生
- 主演根上淳
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読売新聞連載の大佛次郎の小説を原作者自らが高橋傳と共同脚色し、「お洒落狂女」の佐伯清が監督、「朝の波紋」の三浦光雄が撮影に当たっている。出演者は「修羅城秘聞 双龍の巻」の大河内傳次郎、「お国と五平」の大谷友右衛門、「惜春(1952)」の山根寿子、高堂国典、市川段四郎、藤原釜足、沢村契恵子等々である。
ネット上の声
- こんな昔からサイドストーリー作って忠臣蔵を楽しんでたんだなー
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督佐伯清
- 主演大河内伝次郎
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- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督並木鏡太郎
- 主演島田正吾
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コメディ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督青柳信雄
- 主演榎本健一
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「銭形平次捕物控 からくり屋敷」の高桑義生の製作。長谷川伸の原作から「修羅城秘聞 双龍の巻」の脚本につづいて衣笠貞之助がシナリオを書き、「神州天馬侠(1952)」の田坂勝彦が監督し「銭形平次捕物控 からくり屋敷」と同じく杉山公平が撮影を担当している。キャストは、「銭形平次捕物控 からくり屋敷」の長谷川一夫、黒川弥太郎などに、「風雲千両船」の山根寿子が加わっている。
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督田坂勝彦
- 主演長谷川一夫
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- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督毛利正樹
- 主演山根寿子
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加藤友一(澤村國太郎の本名)と菅沼完二のオリジナル共同脚本を、「醉いどれ二刀流」の森一生が監督している。撮影、音楽ともに「醉いどれ二刀流」の牧田行正、上里義三である。出演者は「花の長脇差」の長谷川一夫、「風立ちぬ(1954)」の山根寿子、「花のいのちを」の三田隆、山本富士子などである。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督森一生
- 主演長谷川一夫
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- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督松田定次
- 主演市川右太衛門
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犬塚稔のオリジナルを泉次郎吉が脚色し、監督、撮影を「関の弥太ッぺ(1953)」の田坂勝彦、牧田行正がそれぞれ担当している。音楽も同じ渡辺浦人。出演者は「獅子の座」の長谷川一夫、「関の弥太ッぺ(1953)」の山本富士子、坂東好太郎、「愛情について」の山根寿子、「再会(1953)」の菅井一郎など。
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督田坂勝彦
- 主演長谷川一夫
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『平凡』連載の子母沢寛の原作を「花の喧嘩状」以来のコンビ犬塚稔、田坂勝彦が脚色、監督した。撮影、音楽も同じ牧田行正、渡辺浦人。長谷川一夫、山根寿子といった顔ぶれも同上だが、これに「銭形平次捕物控 金色の狼」の山本富士子、「魔剣」の長谷川裕見子、「春雪の門」の村田知英子などが加わっている。
時代劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督田坂勝彦
- 主演長谷川一夫