- 製作
- 1970年 日本
- 時間
- 83分
- 監督
- 三隅研次
- 出演
- 松方弘樹真木沙織戸浦六宏
- 種類
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【斬った数だけ増える怨念。背負った兇状を洗い流すため、一匹狼の渡世人が血煙舞う修羅の道を突き進む。】
江戸時代後期。かつては名の知れたヤクザだったが、ある事件をきっかけに組織を追われ、今や賞金首の「兇状持ち」となった男、源太。彼は、過去を捨て静かに暮らすことを願うも、行く先々で彼を狙う刺客や、弱者を食い物にする悪党たちが立ちはだかる。抜けば血の雨が降る愛用の長脇差。斬りたくない、しかし斬らねば生きられない。逃れられない宿命と、心の奥底に残るわずかな人情との間で葛藤する源太。血塗られた旅路の果てに、彼を待つものとは。