スポンサーリンクあり

全8作品。戸浦六宏が出演した映画ランキング

  1. 日本のいちばん長い日
    • A
    • 4.17

    太平洋戦争末期、国家の終焉を巡る政府と軍部の対立を描く、歴史のうねりに翻弄された男たちの24時間の群像劇。

    舞台は1945年8月14日、太平洋戦争敗戦濃厚の日本。ポツダム宣言受諾という「聖断」が下されたが、徹底抗戦を叫ぶ陸軍青年将校たちはこれに激しく反発。陸軍大臣・阿南惟幾の苦悩をよそに、彼らはクーデターを計画。その目的は、天皇の終戦の詔を録音した「玉音盤」を奪い、国民への放送を阻止すること。政府、軍、皇室、それぞれの思惑が交錯する中、日本の運命を決める玉音放送の時間が刻一刻と迫る。歴史の転換点となった、最も長く、最も激しい一日の記録。

    ネット上の声

    • 終戦間際のあの1日を、これでもかってくらいの緊迫感で描いてる。役者陣の鬼気迫る演技がヤバい。歴史の勉強にもなるし、日本人なら一度は観るべき作品だと思う。
    • 岡本喜八監督の最高傑作!白黒なのにこの迫力とスピード感はすごい。
    • 学校の授業じゃ習わない、戦争を終わらせることの難しさを知った。ちょっと難しかったけど、観てよかった。
    • 今の俳優には出せない気迫を感じる。この日があったから今があるんだなと、改めて考えさせられた。
    戦争、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1967年
    • 製作国日本
    • 時間157分
    • 監督岡本喜八
    • 主演宮口精二
  2. なみだ川
    • B
    • 3.79

    江戸の片隅、父の仇を討つため芸者となった娘。涙の川を渡り、一途な愛と復讐に生きる女の悲恋物語。

    時は江戸。旗本の娘として育ったお志乃。しかし、父が無実の罪で斬殺され、家は取り潰しに。幸福な日常は一瞬にして崩壊。父の無念を晴らすため、そして仇である悪徳商人に近づくため、彼女は自ら身を落とし深川の芸者となる決意。芸者「千代菊」として生きる彼女の前に現れた、心優しい若侍との許されぬ恋。復讐という茨の道か、愛に生きる道か。運命に翻弄されながらも、凛として生き抜こうとする一人の女性の、壮絶な一代記。

    ネット上の声

    • 妹が嫁ぐその日まで、姉の愛がみのるまで
    • 誰か忘れていませんか~
    • うわー!素晴らしすぎた!藤村志保最高!細川俊之とのあのラストの無言の目線のそれ!
    • 前作で若柳菊を裏切り続けた藤村志保が今作でみごとにその贖罪を成し遂げるという感動
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1967年
    • 製作国日本
    • 時間79分
    • 監督三隅研次
    • 主演藤村志保
  3. 狂走情死考
    • C
    • 3.25

    1969年、新宿。時代に追われる男女が、愛と死の逃避行の果てに見た絶望。

    舞台は学生運動が激化する1969年の新宿。無気力な日常を送る青年と、彼が出会った少女。二人は理由もなき衝動に駆られ、盗んだバイクで当てもない逃避行を開始。社会への反発か、それとも純粋な愛か。警察に追われ、時代の喧騒から逃れるように疾走する二人。その狂おしい旅路の先に待ち受ける、衝撃的な結末の予感。

    ネット上の声

    • 若松監督の狂った雪みちゆき
    • 哀しくて美しい
    • 雪があまりにも綺麗すぎて、絶望感も、罪の意識も、やりきれなさも、全て忘れそうにな
    • 村の掟を破った全裸の娘を鞭打つおじさんの「この二人が悪いのじゃ〜」のリフレインが
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1969年
    • 製作国日本
    • 時間72分
    • 監督若松孝二
    • 主演吉沢健
  4. わが道
    • C
    • 3.22

    己の信念を貫き、国家の礎を築いた一人の税務官吏の、知られざる苦闘と情熱の物語。

    舞台は戦後の混乱期から高度経済成長期にかけての日本。実在の税務官吏の半生を描く社会派ドラマ。実直で正義感の強い主人公は、「公平な徴税こそが国家再建の道」という固い信念を胸に、税務署員としての職務に邁進。しかし、彼の前には脱税を企む悪質な権力者や、税への無理解から反発する民衆など、数々の困難が立ちはだかる。組織の圧力や家族との軋轢に苦悩しながらも、決して己の道を曲げない男の姿。その不屈の精神が、やがて周囲の人々の心を動かしていく様を描く、感動の実話。

    ネット上の声

    • 出稼ぎ寒村の妻たち、裁判に勝っても、……
    • お役所仕事が悲劇を生む
    • 新藤兼人だなあ!とことん弱者に寄り添う視点ととことん権力者側の怠慢を糾弾する姿勢
    • 身元がわかるはずなのに行旅死亡人とされた出稼ぎ労働者が大学で使う解剖用の死体にさ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国日本
    • 時間129分
    • 監督新藤兼人
    • 主演乙羽信子
  5. かげろう
    • D
    • 2.99

    燃え盛る恋は、陽炎か。一人の女を巡る男たちの愛憎が、運命を狂わせる情念のドラマ。

    舞台は大正から昭和初期、華やかさと退廃的な空気が漂う日本。陽炎のように儚くも、燃えるような情熱を内に秘めた女、りん。その美しさと気性の激しさが、男たちを惹きつけてやまない。彼女が一人の男と運命的な出会いを果たしたことで、物語は動き出す。しかし、その恋は許されざるものであり、周囲の男たちの嫉妬と欲望の渦に巻き込まれていく。裏社会の掟や世間のしがらみが、愛を貫こうとする彼女を容赦なく追い詰める。血と硝煙の匂いが立ち込める中、彼女が下す最後の決断とは。

    ネット上の声

    • サスペンスのプロセスはかげろう‼️
    • いかにも新藤兼人っぽいわ〜と思わせるショットで始まったとき爆笑した
    • 瀬戸内海の島の因習・閉鎖性の泥臭さに殺される乙羽信子、わーい
    • 最後の恩返しだワン!
    ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1969年
    • 製作国日本
    • 時間103分
    • 監督新藤兼人
    • 主演乙羽信子
  6. オリオンの殺意より 情事の方程式
    • D
    • 2.97

    複雑に絡み合う男女の愛憎と、その果てに起こる謎の死。方程式のように仕組まれた情事の真相に迫るエロティック・サスペンス。

    現代の都会。洗練された生活の裏に、欲望が渦巻くマンションの一室。主人公は、若く美しい人妻。彼女は夫に隠れて、年上の大学教授と秘密の関係を続けていた。ある日、その教授が自室で謎の死を遂げる。警察は自殺と断定するが、彼女は彼の死に不審を抱く。愛人の死の真相を探り始めるが、それは自らの不貞と危険な秘密を暴くことにも繋がっていく。夫の冷たい視線、警察の執拗な捜査、そして見え隠れする第三者の影。愛と裏切りが交錯する中、彼女がたどり着く衝撃の真実とは。禁断の関係が導く、予測不能な結末。

    ネット上の声

    • 離婚した父親の若く美しい後妻も一緒に暮らすようになった青年の、継母との微妙な関係
    • 父親を憎悪する青年と父を亡きものにせんとする義母、二人のロマンポルノらしい肉体を
    • 離婚した父親が突然連れてきたエロい姐ちゃんがママになりました、連立方程式は解けて
    • 若干27歳の新人監督の華々しいデビュー作、と聞いて期待したが、当時としては斬新だ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1978年
    • 製作国日本
    • 時間73分
    • 監督根岸吉太郎
    • 主演山口美也子
  7. 兇状流れドス
    • E
    • 2.72

    斬った数だけ増える怨念。背負った兇状を洗い流すため、一匹狼の渡世人が血煙舞う修羅の道を突き進む。

    江戸時代後期。かつては名の知れたヤクザだったが、ある事件をきっかけに組織を追われ、今や賞金首の「兇状持ち」となった男、源太。彼は、過去を捨て静かに暮らすことを願うも、行く先々で彼を狙う刺客や、弱者を食い物にする悪党たちが立ちはだかる。抜けば血の雨が降る愛用の長脇差。斬りたくない、しかし斬らねば生きられない。逃れられない宿命と、心の奥底に残るわずかな人情との間で葛藤する源太。血塗られた旅路の果てに、彼を待つものとは。

    ネット上の声

    • 三隅研次✖️松方弘樹
    • 松方以外の役者が弱い部分はあるにせよ、松方弘樹の飄々としたキャラに好感が持てるし
    • ひたすら陽な松方弘樹のキャラクターがシリアスに切り替わる瞬間といい、その切れ味の
    • 東映やくざ映画のガマン劇の構造を流用しながらも、そのクリティカルなポイントである
    • 製作年1970年
    • 製作国日本
    • 時間83分
    • 監督三隅研次
    • 主演松方弘樹
  8. 忍者武芸帳
    • E
    • 2.31
    白土三平原作の長編劇画を、大島渚監督が映画化した意欲作。俳優は一切出演せず、全編を白土三平の原画のみで構成、静止画像をモンタージュしナレーションを被せるという画期的な方法で描かれた実験的作品。父親を殺された結城重太郎の敵討ちと、忍者影丸の暗躍を描いた長編。影に生き影に死ぬ忍びの悲しさ。白土三平の反権力的なアンチヒーロー像に1970年代の学生運動、安保闘争がオーバーラップして見える、壮絶な反体制闘争時代劇画。

    ネット上の声

    • いま観ても、大胆な実験作です。
    • 劇画がそのまま絵コンテになる。
    • 映画というより絵コンテ
    • 電子紙芝居に驚く
    時代劇
    • 製作年1967年
    • 製作国日本
    • 時間132分
    • 監督大島渚
    • 主演山本圭

あなたのご意見をお聞かせください!

ここがダメ!こうしてほしい!
どんな些細なことでも構いません。
当サイトへのご意見を是非お聞かせください。
送信中です。しばらくお待ちください
貴重なご意見ありがとうございました。
頂いたご意見を元に、価値あるサイトを目指して改善いたします。
送信に失敗しました。