- 製作
- 1971年 日本
- 時間
- 89分
- 監督
- 三隅研次
- 出演
- 勝新太郎大谷直子中谷一郎
- 種類
- ヒューマンドラマ
【渡世の義理か、親子の情か。一匹狼のヤクザが拾った赤ん坊。血の繋がらない父子の絆を描く、涙と笑いの人情時代劇。】
江戸時代。喧嘩と博打に明け暮れる一匹狼の渡世人、源太。旅の途中、彼は「狐が置いていった」と噂される赤ん坊を拾ってしまう。仕方なく赤ん坊を育てることにした源太だが、慣れない子育てに悪戦苦闘。ヤクザ稼業との両立は困難を極め、周囲からは冷たい視線。それでも、次第に芽生える父性愛と、彼を「父ちゃん」と慕う赤ん坊との間に、血よりも濃い絆が生まれていく。しかし、幸せな日々に忍び寄る過去の影。源太は、愛する我が子のため、人生を懸けた大きな決断を迫られる。