- 製作
- 1957年 アメリカ
- 時間
- 89分
- 監督
- ダグラス・サーク
- 出演
- ジューン・アリソンロッサノ・ブラッツィフランソワーズ・ロゼー
- 種類
- ヒューマンドラマ
ドイツ出身で1950年代のハリウッドで活躍した名手ダグラス・サークが、ドイツの古都ザルツブルグとミュンヘンを舞台に描いた哀愁のメロドラマ。
新しい生活を夢見てアメリカからドイツに赴任したヘレンは、同じアメリカ人の医師モーリーから言い寄られる一方、コンサートホールで指揮者トニオに出会う。当初は不遜なトニオの態度に反感を覚えるものの、次第に彼の孤独や優しさに触れて恋心を抱くようになるヘレン。しかしトニオには病魔に冒された妻がいることが分かり、ヘレンはある決断を下す。
1937年製作のジョン・M・スタール監督作「明日来りなば」のリメイク。ミュンヘンとザルツブルグの美しい風景をバックに、ふたりの男の間で揺れ動く女性の戸惑いと選択を描く。主演は「グレン・ミラー物語」のジューン・アリソンと「南太平洋」のロッサノ・ブラッツィ。