- 製作
- 1955年 日本
- 時間
- 95分
- 監督
- 古賀聖人
- 出演
- 上原謙高峰三枝子桑野みゆき
- 種類
- ヒューマンドラマ
【戦後の日本、貧しいながらも支え合う家族。庭の柿の木が見守る、少年と家族のささやかで温かい日々の物語。】
終戦まもない日本の田舎町。小学生の少年の一家は、貧しいながらも互いを思いやり、明るく暮らしていた。家の庭には一本の大きな柿の木。それは少年と家族にとって、かけがえのない思い出の象徴。しかし、厳しい生活のため、父はその柿の木を切って売ることを決意する。大切な柿の木を守りたい少年と、苦渋の決断を下した父。家族の間に生まれる小さな亀裂。一本の木をめぐり、本当に大切なものは何かを問いかける、涙と感動の物語。