- 製作
- 1949年 フランス
- 時間
- 112分
- 監督
- ジャン・コクトー
- 出演
- ジャン・マレーマリア・カザレスフランソワ・ペリエ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【現代に蘇るギリシャ神話。死の王女に魅入られた詩人が、愛と死の狭間で彷徨う幻想譚。】
舞台は現代のパリ。高名な詩人オルフェは、カフェで起きた若き詩人の事故をきっかけに、謎めいた王女と出会う。彼女こそが「死」の化身。王女の車から流れる不可解な詩に心を奪われたオルフェは、妻ユリディスを顧みず、鏡の向こうにある死の世界へと足を踏み入れてしまう。愛する妻を失い、初めてその存在の大きさに気づいたオルフェ。彼は妻を取り戻すため、再び死の世界へ向かう決意。しかし、そこには抗いがたい死の王女の誘惑が待ち受ける。生と死、愛と芸術が交錯する、シュールで美しい映像詩。