- 製作
- 1954年 フランス,イタリア
- 時間
- 103分
- 監督
- ジャン・ドラノワ
- 出演
- ラフ・ヴァローネミシェル・モルガンジャン・ガヴァン
- 種類
- ヒューマンドラマ
【人種差別が渦巻くアメリカ南部。偽りの証言を強いられた女の魂の葛藤を描く、サルトル原作の社会派ドラマ。】
人種差別が根強く残るアメリカ南部の町。ニューヨークから来た歌手リジーは、列車の車内で起きた殺人事件の目撃者となる。犯人は白人だが、罪は無実の黒人になすりつけられようとしていた。町の有力者たちから、黒人が犯人だという偽りの証言を強要される彼女。正義と保身の間で揺れ動く魂。逃げ場のない状況で、リジーが下す決断とは。人間の尊厳が試される、息詰まる心理劇の行方。