- 製作
- 1995年 フランス
- 時間
- 174分
- 監督
- クロード・ルルーシュ
- 出演
- ジャン=ポール・ベルモンドミシェル・ブジュナーアレサンドラ・マルティネス
- 種類
- ヒューマンドラマ
「あの愛をふたたび」「ライオンと呼ばれた男」の名匠クロード・ルルーシュと主演ジャン=ポール・ベルモンドが3度目のタッグを組み、ビクトル・ユーゴーの名作小説を大胆にアレンジして激動の20世紀を舞台に描いた大河ロマン。
映画が誕生した1895年。アンリ・フォルタンが5歳の時、父親が無実の罪を着せられて獄中で無念の死を遂げ、母親もその後を追って自ら命を絶った。フォルタンはノルマンディーの漁村で居酒屋兼宿屋を営む夫婦に育てられ、過酷な少年時代を過ごす。1931年、ボクシングのチャンピオンになっていたフォルタンは引退して運送業を始める。第2次世界大戦が勃発すると、彼はユダヤ人の弁護士ジマン一家の逃亡を手伝うが、ナチスに協力する警察に逮捕されてしまう。その後脱獄したフォルタンは強盗団に加入、そして終戦間近にはレジスタンスに身を投じる。
ベルモンドが主人公とその父、さらに劇中劇のジャン・バルジャンの3役を務めた。2024年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選グランドフィナーレ」(24年6月28日~、東京・新宿武蔵野館ほか)にて28年ぶりに劇場公開。