- 製作
- 2022年 アルゼンチン,ドイツ
- 時間
- 260分
- 監督
- ラウラ・シタレラ
- 出演
- ラウラ・パレーデスエセキエル・ピエリラファエル・スプレゲルブルド
- 種類
- ヒューマンドラマ
アルゼンチンのラウラ・シタレラ監督が、平原に消えた1人の女と彼女を捜す2人の男の物語を謎が謎を呼ぶ展開で描き、フランスのカイエ・デュ・シネマ誌で2023年の年間ベストテン第1位に選ばれたミステリー映画。
アルゼンチンの田舎町トレンケ・ラウケンで、植物学者の女性ラウラが姿を消した。取り残された恋人ラファエルと同僚エセキエルは、彼女を追って町や平原をさまようが、謎はますます深まっていく。
協働的かつインディペンデントな映画制作を20年以上にわたって続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」の集大成的作品で、ホルヘ・ルイス・ボルヘスやロベルト・ボラーニョの小説を彷彿とさせる迷宮的ミステリーに、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなどさまざまな要素を取りいれながら描きだす。ラファエル役に「ル・コルビュジエの家」のラファエル・スプレゲルブルド。
上映はPart1(125分)、Part2(132分)にわけて行われる。2024年12月27日から4日間限定で下高井戸シネマで公開され、2025年4月にユーロスペース、下高井戸シネマほかにて全国順次公開。