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アルゼンチンのラウラ・シタレラ監督が、平原に消えた1人の女と彼女を捜す2人の男の物語を謎が謎を呼ぶ展開で描き、フランスのカイエ・デュ・シネマ誌で2023年の年間ベストテン第1位に選ばれたミステリー映画。
アルゼンチンの田舎町トレンケ・ラウケンで、植物学者の女性ラウラが姿を消した。取り残された恋人ラファエルと同僚エセキエルは、彼女を追って町や平原をさまようが、謎はますます深まっていく。
協働的かつインディペンデントな映画制作を20年以上にわたって続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」の集大成的作品で、ホルヘ・ルイス・ボルヘスやロベルト・ボラーニョの小説を彷彿とさせる迷宮的ミステリーに、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなどさまざまな要素を取りいれながら描きだす。ラファエル役に「ル・コルビュジエの家」のラファエル・スプレゲルブルド。
上映はPart1(128分)、Part2(132分)にわけて行われる。2024年12月27日から4日間限定で下高井戸シネマで公開され、2025年4月にユーロスペース、下高井戸シネマほかにて全国順次公開。
ネット上の声
- アルゼンチンから届いた進化しつづける異色作
- いやすごい
- 丸い湖をぐるっと回っても、真ん中の島には辿り着けないのです
- 65点ぐらい。ミステリーだけどクールじゃない。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国アルゼンチン,ドイツ
- 時間260分
- 監督ラウラ・シタレラ
- 主演ラウラ・パレーデス
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20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエがアメリカ大陸で設計した唯一の私邸で、アルゼンチン、ブエノスアイレス州都ラ・プラタに建つ「クルチェット邸」を舞台に、主人公と隣人とのもめごとをシュールな笑いと皮肉で描いたブラックコメディ。クルチェット邸に家族とともに住むデザイナーのレオナルドは、ある日、隣人のビクトルがハンマーで壁を破る音で目を覚ます。驚いたレオナルドは話し合おうとするが、ビクトルは日当たりを少し良くしたいだけだと主張して聞かない。自宅をのぞかれそうな位置に大きな穴をあけたビクトルの行動や粗野な物言いに、レオナルドは脅威を感じ、次第にパニックに陥っていくが……。
ネット上の声
- 「調和」をテーマに設計された邸宅を巡って繰り広げられる「不寛容」の物語
- イライラさせられるけど、先が気になる映画
- オッサンの指人形劇が可愛くてエロチック
- 彼を笑えるか? (星3.5)
ドキュメンタリー
- 製作年2009年
- 製作国アルゼンチン
- 時間103分
- 監督ガストン・ドゥプラット
- 主演ラファエル・スプレゲルブルド
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恋人ブランカの家を訪ねたクララ。しかし彼女の姿が見当たらず、家中を探し回ると浴室で意識を失っているブランカを発見。すぐさま病院に運ぶも、昏睡状態でいつ意識が回復するか不明と診断されてしまう。
恋人の突然の事態にうろたえるクララだったが、ブランカの家で妊娠検査の書類を見つけたことでさらに混乱してしまう。女性同士で愛し合っていたクララとブランカでは妊娠の可能性はない。ブランカが男性と性交渉を行っていた事実にショックを受けるクララは、彼女のSNSなどを調べ、ブランカが通っていたダンス教室や男友達と接触を図る。
自分の知らない恋人の一面を知るたびに、ブランカに対する嫉妬と愛憎の感情が入り混じるクララは、次第に常軌を逸した行動を取り始めてしまう。
ネット上の声
- 𝑭𝒐𝒍𝒍𝒐𝒘𝒆𝒓さんの 𝑻𝒐𝒊𝒏𝒆さんのレビューを見て
- 【好き過ぎて貴女とひとつになりたい私】
- ジャンルは「すけべサイコスリラー」ですね
- あらすじ以上のことが起こらなかった
ホラー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国アルゼンチン,スペイン,ブラジル
- 時間---分
- 監督ルシア・バサロ
- 主演ソフィア・ガラ・カスティリオーネ
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ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国アルゼンチン,スペイン
- 時間---分
- 監督マリアナ・ワインステイン
- 主演チナ・スアレス