- 製作
- 2021年 イタリア,ベルギー
- 時間
- 141分
- 監督
- ガブリエーレ・マイネッティ
- 出演
- クラウディオ・サンタマリアアウロラ・ジョヴィナッツォピエトロ・カステリット
- 種類
- ファンタジー
特殊能力を持つ団員たちが集うサーカス団とナチス・ドイツの戦いを描いた異能力バトルアクション。
第2次世界大戦下のイタリア。ユダヤ人の団長・イスラエルが率いる小さなサーカス団には、光と電気を操る少女、虫使い、多毛症の怪力男、磁石人間の道化師と、その特殊な能力のせいで普通に暮らすことができない団員たちが肩を寄せ合いながら暮らしていた。イタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、戦火を逃がれてサーカス団ごとアメリカへの脱出を考えていた団長のイスラエルが、突然姿を消してしまう。光と電気を操るマティルデは団長探しに奔走するが、怪力男のフルヴィオら3人は仕事を求め、ド派手なパフォーマンスが話題のベルリン・サーカス団の門を叩く。しかし、団長のフランツはナチスを勝利に導く異能力者を探し出し、人体実験を繰り返すという裏の顔を持つ男だった。
監督は、「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のガブリエーレ・マイネッティ。2021年・第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門選出。イタリアのアカデミー賞と呼ばれるダビッド・ディ・ドナテッロ賞でも作品賞ほか16部門にノミネートされ、撮影、美術など6部門を受賞した。