- 製作
- 2023年 日本
- 時間
- 164分
- 監督
- 越川道夫
- 出演
- 河野知美梅田誠弘滝沢涼子
- 種類
- ヒューマンドラマ
劇作家・演出家の松田正隆が2000年に手がけた名作戯曲を、「アレノ」「海辺の生と死」の越川道夫監督のメガホンで映画化。瀬戸内海に面した香川県・坂出の美しくもはかない景色の中で、傷だらけの女と男の再会を、心と身体の対話を通して描き出す。
かつて栄えた造船業が急速に廃れた日本。坂出の寂れたアパートに暮らす女は、身体を売って孤独に生きていた。彼女はかつて長崎・佐世保で夫と一緒に暮らしていたが、6年前に別の男と駆け落ちした過去があった。ある雨の晩、彼女のもとに夫が突然訪ねてくる。2人はこれまでの空白を埋めるかのように語りあって身体を重ねるが、次第に時空が歪みはじめ……。
「ザ・ミソジニー」の河野知美と「由宇子の天秤」の梅田誠弘が主人公の女と男を演じ、「夕陽のあと」の滝沢涼子が共演。