20世紀初頭のメキシコ。禁じられた愛と情熱を料理に込め、運命に抗う女性の、幻想的で切ない愛の物語。
舞台は20世紀初頭メキシコの国境地帯にある農場。主人公は、末娘は母の面倒を見るため結婚できないという、家の非情なしきたりに縛られたティタ。彼女の想い人ペドロは、ティタのそばにいるため、彼女の姉と結婚するという苦渋の選択。ティタの抑圧された情熱、悲しみ、欲望は不思議な力で料理に乗り移り、食べた人々の感情を揺さぶる。料理が、ペドロへの禁断の愛を伝える唯一の手段。困難な時代と運命に翻弄されながらも、生涯をかけて愛を貫く男女の姿を描く、マジカル・リアリズムの傑作。
ネット上の声
- 食べ方とセックスの仕方は比例する。
- 愛するということ
- 公開当時、あまりの感動に2日連続で映画館に通って観た思い出の作品
- すごい、、、伊丹十三の映画みたいなのがメキシコにもあったんやな
料理人、 メキシコ、 ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国メキシコ
- 時間115分
- 監督アルフォンソ・アラウ
- 主演ルミ・カヴァソス