- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- 86分
- 監督
- 石橋夕帆
- 出演
- 芋生悠祷キララ平井亜門
- 種類
- 青春
【親友の突然の死。残された海辺の町の高校生たちが、彼女の「不在」と向き合う、静かで切ない青春群像劇。】
海辺の静かな町。高校生の由紀は、ある日突然、親友の綾が自ら命を絶ったという知らせを受ける。昨日まで隣で笑っていたはずの親友の死を受け入れられない由紀。学校には綾の机がそのまま残され、クラスメイトたちは戸惑い、悲しみ、あるいは無関心を装いながら、それぞれの日常を送ろうとする。由紀は、綾との思い出を辿りながら、彼女がなぜ死を選んだのか、その理由を探し始める。生前の綾との何気ない会話、見過ごしていた小さなサイン。失われた時間と向き合う中で、由紀と残された者たちが見つけ出すものとは。喪失感を抱えながらも、未来へ歩み出そうとする少女たちの姿を繊細に描く。