-
幽霊について「語る」ことに焦点をあてたユーモラスな4つの寓話でつづったヒューマンドラマ。
とある郊外の街に滞在して小説を執筆する作家の男性が、街にとりつかれてさまよう様子を描いた第1話「CAT IN THE FOG」、森の奥で父親のオバケを探す姉妹を描く第2話「SISTER’S VIEW」、亡き兄のパートナーと共同生活を送る青年が突然兄の幽霊になったと言い出す第3話「幽霊を愛する方法」、自分の生き方や社会に疑問を抱く就職活動中の女性が盲目の旅人からある示唆を受ける姿を描いた第4話「むかしむかし、ある国で」。それぞれの幽霊についての語りが時に重なり合いながら、やがておぼろげにひとつの世界をつくり出していく。
出演は「PLASTIC」の小川あん、「窓辺にて」の斉藤陽一郎、「サマーフィルムにのって」の祷キララ、舞台を中心に活動する伊東沙保。「ボディ・リメンバー」で監督デビューした俳優・山科圭太の監督第2作。
ネット上の声
- ムーラボの2本目面白そうやし、今日こそ!思っていたのに案の定大忙しで脱出ならず…
- この映画、出鱈目?
- 昨年末までに観た映画で感想を書いてない作品が溜まっているため、少しずつ言語化して
- 幽霊そのものよりもその予感についてまるで4人の監督が撮ったかのような異なったアプ
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督山科圭太
- 主演小川あん
-
岡山県真庭市を舞台に、日本社会と家族制度の歪みに潜んだ悲劇と希望を描いた群像劇。
かつて韓国の乗馬競技で将来を期待されていた男性チャンスは、父親の会社の倒産で多額の借金を負い、現在は真庭市の採石場でベトナム人労働者たちとともに働いている。一方、刑事の父親と2人で暮らす女子高生・山吹は、交差点でサイレントスタンディングを始める。2人とその周囲の人々の運命は、本人たちも知らない間に交錯していく。
チャンスを韓国出身の俳優カン・ユンス、山吹を「サマーフィルムにのって」の祷キララが演じる。監督・脚本は、真庭市で農業を営みながら映画制作を続ける山崎樹一郎。「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」のセバスチャン・ローデンバックがアニメーションパートを手がけ、フランソワ・トリュフォーら名だたる巨匠たちの作品に携わってきたヤン・ドゥデが編集協力。
ネット上の声
- 16㍉フィルムのザラザラ感
- 川瀬陽太、和田光紗など、素晴らしいキャストが脇を固め、一瞬『岬の兄妹』ペアが成立
- ★“自分の信じるものを守るため”と信じてサイレントスタンディングをする女子高生と
- スクリーンに映るキララさんをはじめとする俳優陣の真摯な姿勢に幾度となく胸を打たれ
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本,フランス
- 時間97分
- 監督山崎樹一郎
- 主演カン・ユンス
-
ネット上で人気を集めるイラストレーター、ごめんがTwitterで発表した短編漫画を、新鋭・石橋夕帆監督のメガホンで実写映画化。海辺の町を舞台に、クラスメイトが死んでも、いじめられても、当たり前のように続いていく日常を、繊細なタッチとはかなく美しい映像でリアルに描き出す。平穏な日常を過ごしていた高校生の由紀。ある日、中学からの同級生・綾が、由紀に引越すと告げた翌日に突然亡くなってしまう。彼女の死はクラス内の人間関係に思わぬ波紋を広げ、由紀は周囲から距離を置かれるようになるが……。主演は「恋するふたり」の芋生悠と、「Dressing UP」の祷キララ。気鋭のミュージシャンと若手監督がコラボレーションした作品を送り出している「MOOSIC LAB 2018」の長編部門で上映された。
ネット上の声
- 【”左様ならば、仕方ない・・。”女子高生たちの脆き人間関係を高校内の微妙なるヒエラルキーと共に描き出した作品。魅力的な若き才能ある女優さん達が多数出演している映画でもある。】
- 仲の良かった友達が急に亡くなったことでクラスには変わった部分と変わらなかった部分
- 高校生のきもちわるさみたいなのが凝縮されていて、狭い社会の中で自分を確立する必死
- 女子の嫌なところが詰まってて苦しかったけど忍野の考え方と言葉が優しくて安心する、
青春
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督石橋夕帆
- 主演芋生悠
-
幼少期に母親が他界し、父親(鈴木卓爾)と二人で生活している中学1年生の桜井育美(祷キララ)。ある日の授業で将来の夢について考える課題を出され、母親のような人間になりたいと同級生が語るのを聞いて、育美は何も知らない自分の母親に興味を持つ。だが、調べを進めるうちに思いも寄らなかった彼女の過去を知ってしまう。母親に対する思いを巡らすうちに、自分の中に母親と似た部分があるのではないかと考えるようになり、次第に混乱をきたしていくのだが……。
ネット上の声
- うちなる異形奇形を容認擁護する自分社会。
- 思春期の少女はモンスター
- 正気の人が描いた狂気
- 意表を突く演出
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督安川有果
- 主演祷キララ
-
高校生の男女が殺人を犯しながら逃亡する姿を描いたスプラッター青春群像劇。吃音症が原因で同級生からイジメられ、鬱屈とした日々を過ごす高校生の明彦。家族に悩みを打ち明けることもできず、脳内で空想の神を殺すことでなんとか自身を保っていた。そんなある日、明彦は同級生の光莉が野良猫を殺す場面に遭遇。他者の血を見たいという欲求を抱える彼女との出会いを通し、明彦の中で何かが変わる。自分がイジメられていることをホームルームで訴える明彦だったが、そのせいでイジメは激しさを増す。イジメの現場に居合わせた光莉は、持っていたナイフで加害者の同級生を殺してしまう。その現実から逃げるように、東へと向かう明彦と光莉だったが……。「おいしい家族」の笠松将が明彦、「Dressing Up」の祷キララが光莉を演じる。初長編「されど青春の端くれ」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019グランプリ&シネガーアワード(批評家賞)を受賞した森田和樹監督の商業デビュー作。
ネット上の声
- ママチャリのボニー&クライド
- いかにもミニ系らしい雑なお話
- 毒を食らわば
- 吃音症が原因でイジメられている男子生徒と殺人の衝動を抱える女子生徒、運命的に出会
ホラー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督森田和樹
- 主演笠松将
-
女優としても活躍する松本花奈が、17歳(撮影当時)でメガホンを取り、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016で審査員特別賞、観客賞を受賞した青春ロードムービー。ある事情により、高校生活17年目を迎えていた34歳のノブオ。校内のことはほぼすべてと言っていいほど熟知しているが、同級生からは気味悪がられていた。この学校唯一の応援団部の部員であるノブオの日課は、毎日学校の屋上から空を引き裂くような声で応援歌を叫ぶことだった。ノブオのクラスメイトであるリカコは、嘘泣きと歌うことが特技で、自分の涙と歌声さえあれば人生うまくやっていけると思っていた。ある日、母とケンカをしたリカコは、幼い時に別れた父を探すために家出をする。ノブオはひょんなことからリカコの家出に着いていくこととなり、2人のあてもない旅がスタートした。
ネット上の声
- 深夜枠のテレビ放送でみました。
- 深夜枠のテレビ放送でみました。
- 異色コンビの熱い思い
青春
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督松本花奈
- 主演鈴木理学