- 製作
- 1929年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 伊藤大輔
- 出演
- 市川右太衛門高堂国典金子弘
- 種類
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【「一人を殺し、多くを生かす」非情の剣。巨悪が蔓延る江戸の町で、己の信念を貫く一人の剣客の、孤独な戦いを描く本格時代劇。】
時は江戸。町にはびこる悪を断つため、暗殺稼業に身を投じる一人の凄腕浪人。彼の信条は「一殺多生」。それは、一人の悪人を斬ることで、多くの人々を救うという非情な正義。ある日、彼は藩の重役と悪徳商人が結託し、民を苦しめているという事実を掴む。依頼を受け、たった一人で巨悪に立ち向かうことを決意。しかし、彼の前には、かつて同じ道場で剣を学んだ親友が、敵の用心棒として立ちはだかる。信念と友情の狭間で揺れ動く心。己の剣は、果たして正義か、それともただの人殺しか。剣に生き、剣に死ぬ男の宿命の物語。