- 製作
- 1956年 日本
- 時間
- 93分
- 監督
- 野村芳太郎
- 出演
- 古川ロッパ川喜多雄二越路吹雪
- 種類
- ミュージカルコメディ
【東京の摩天楼で鳴り響く一発の銃声。偶然、殺人事件を目撃してしまった平凡なサラリーマンの、決死の逃走劇。】
舞台は高度経済成長期の東京にそびえ立つ巨大なオフィスビル。野心はあるが気弱な一人のサラリーマンが、重要な契約のため最上階の役員室へ。そこで彼が目にしたのは、大企業の闇、不正取引の現場。そして、口封じのための冷酷な殺人。唯一の目撃者となった男の、必死の逃走。ビルは完全に封鎖され、敵は会社の権力を使い彼を追い詰める。エレベーターも、非常階段も、すべてが死への罠。信じられるのは自分だけ。知恵と度胸を武器にした、孤独なサバイバル。