- 製作
- 2016年 日本
- 時間
- 117分
- 監督
- 白羽弥仁
- 出演
- 木南晴夏呉朋奉藤本泉
- 種類
- ヒューマンドラマ
歌手・一青窈の実姉でもある一青妙のエッセイ「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」をベースに、台湾人の父と日本人の母の間に生まれた妙と、妹で歌手の窈の姉妹が、母が残したレシピを通じて、家族の絆を再確認するヒューマンドラマ。石川・中能登町の町制10周年記念事業作品として製作された。家族4人で暮らした東京の家を取り壊す時に赤い木箱が見つかった。箱の中に入っていたのは、古い手紙と20年前に亡くなった母の台湾料理のレシピ帳だった。レシピ帳を手にした妙は、どんなにつらい時でも料理で家族や周囲の人たちを幸せな気持ちにしてくれた母の姿を思い起こす。やがて妙と妹の窈は、一青家ゆかりの地の中能登町にある母の墓前で母の小さな秘密を知り、ある思いに駆り立てられた妙は、家族のもう一つのふるさとである台湾へと向かう。妙役を木南晴夏、窈役を藤本泉、母役を河合美智子がそれぞれ演じ、主題歌を一青窈が歌う。監督は「能登の花ヨメ」の白羽弥仁。