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雨と共に現れ、雨と共に去る不思議な女性。大学生の青年が恋に落ちた、切なく儚いひと夏のラブストーリー。
1990年代の東京。平凡な大学生活を送る主人公は、ある雨の日、ずぶ濡れの美しい女性「レイン」と出会う。彼女はいつも雨の日にだけ現れ、晴れると姿を消してしまう不思議な存在。次第にレインに惹かれていく主人公だが、彼女は自分の過去を一切語ろうとしない。彼女が抱える秘密とは何か。なぜ雨の日にしか会えないのか。限られた時間の中で深まる二人の愛と、やがて訪れる運命の別れ。雨音が奏でる、幻想的で切ない物語。
ネット上の声
- 日刊スポーツ様開催の「シーズレイン30周年映画鑑賞&トークショー」で見た時の感想
- 雨になりたかった蒼き日々。
- 受け止めよう君が雨なら…
- 震災前の懐かしい神戸
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督白羽弥仁
- 主演小松千春
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筆者の実体験を基につづられた新書「フィリピンパブ嬢の社会学」(著:中島弘象)を映画化し、日本で働く外国人女性労働者の実態をリアルに描いたラブストーリー。
フィリピンパブを研究対象にしている大学院生・中島翔太は、パブで出会ったフィリピン人女性ミカと交際することに。ミカは月給6万円で休みは月2回だけという過酷な環境で働かされており、偽装結婚までしていた。そんな状況に負けることなくミカは前向きに働き続け、フィリピンの両親のもとに翔太を連れて行く。ミカを大切に思う気持ちを次第に強めていった翔太は、彼女に頼まれてヤクザのもとへ乗り込むことになるが……。
「奇跡」の前田航基が主人公・翔太、本作が女優デビュー作となる一宮レイゼルがミカを演じ、津田寛治、近藤芳正、田中美里らが脇を固める。監督は「能登の花ヨメ」「あしやのきゅうしょく」の白羽弥仁。
ネット上の声
- 上映1周年記念の再上映でやっと観られました!しかも舞台挨拶付き!
- 怖いお兄さんがバックにいるお店だと、6000円では済まないのだろうか
- サボテン🌵キーチェーン。春日井市は「サボテンのまち」なんです
- ドリンク頼んでいいですか〜って言われて断れるわけがない
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督白羽弥仁
- 主演前田航基
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「日本一」と称される芦屋市の給食。一人の栄養士の情熱が、子供たちの未来と笑顔を育む物語。
兵庫県芦屋市。市立芦屋中学校に、新たな栄養士として野々村菜々が着任。彼女の使命は、アレルギー対応や食の多様化に応えながら、生徒たちが本当に喜ぶ「日本一の給食」を作ること。しかし、現場にはコストの壁、調理員との意見の対立、そして給食に興味のない生徒たちという厳しい現実が待ち受けていた。試行錯誤を繰り返し、地元の食材を取り入れ、生徒の声に耳を傾ける野々村。彼女のひたむきな情熱は、次第に周囲の大人たちと子供たちの心を動かし始める。一杯の給食が繋ぐ、食と人との温かい絆の物語。
ネット上の声
- 新人管理栄養士の菜々先生が子供達のために美味しい給食を食べさせたいと奮闘する映画
- 芦屋市の地域振興ムービー!!
- 食べることは生きること
- 食べることはいきること
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督白羽弥仁
- 主演松田るか
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人生の最期に寄り添う職業「看取り士」。愛する人を亡くした青年が、死と向き合い、命の尊さを紡いでいく感動のヒューマンドラマ。
最愛の恋人を亡くし、失意の底にいた柴久生。彼は、故人の願いに寄り添い、穏やかな旅立ちをサポートする「看取り士」という職業に出会う。研修を経て看取り士となった彼は、様々な事情を抱える人々の最期に立ち会うことに。死を目前にした人々とその家族との交流を通じ、柴は自身の心の傷と向き合い始める。それぞれの人生が織りなす最後の物語。彼は、看取りの仕事の中に何を見出し、どう成長していくのか。命のバトンを繋ぐ、温かくも切ない物語。
ネット上の声
- 娘を事故で亡くし、生きる目的も希望も無くしてしまった定年間近のエリートサラリーマ
- 余命わずかの人が最期の時間を幸せに過ごせるよう心身をケアする職業「看取り士」の活
- 看取りしは介護ケアはしないなら、何をしてくれるんだろう
- 看取り士という職業ではなく寄り添うということ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督白羽弥仁
- 主演榎木孝明
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東京の雑誌編集者が、能登の祭りと人情に触れる。本当の豊かさを見つけるハートフル・ストーリー。
都会での仕事に疲れた雑誌編集者、みどり。彼女が取材で訪れたのは、石川県・能登半島。目的は、伝統的な「キリコ祭り」の取材。しかし、そこで出会ったのは、頑固だけど温かい地元の人々と、雄大な自然。最初は戸惑うみどりも、彼らとの交流の中で、次第に心の壁が溶けていく。祭りの熱気、素朴な暮らし、そして一人の青年との出会い。彼女が能登で見つけた、人生で本当に大切なものとは。美しい能登の四季を背景にした、心温まる感動の物語。
ネット上の声
- 振り返ると「山羊」はなんだったんだ^^;
- 映画ができることって素晴らしい!
- ベタさが心地よい、ポジティブ映画
- 地味ながらも、なかなかの佳作
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督白羽弥仁
- 主演田中美里
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歌手・一青窈の実姉でもある一青妙のエッセイ「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」をベースに、台湾人の父と日本人の母の間に生まれた妙と、妹で歌手の窈の姉妹が、母が残したレシピを通じて、家族の絆を再確認するヒューマンドラマ。石川・中能登町の町制10周年記念事業作品として製作された。家族4人で暮らした東京の家を取り壊す時に赤い木箱が見つかった。箱の中に入っていたのは、古い手紙と20年前に亡くなった母の台湾料理のレシピ帳だった。レシピ帳を手にした妙は、どんなにつらい時でも料理で家族や周囲の人たちを幸せな気持ちにしてくれた母の姿を思い起こす。やがて妙と妹の窈は、一青家ゆかりの地の中能登町にある母の墓前で母の小さな秘密を知り、ある思いに駆り立てられた妙は、家族のもう一つのふるさとである台湾へと向かう。妙役を木南晴夏、窈役を藤本泉、母役を河合美智子がそれぞれ演じ、主題歌を一青窈が歌う。監督は「能登の花ヨメ」の白羽弥仁。
ネット上の声
- 別れを知らずして恩と愛を知ることはできない
- 一青妙·窈姉妹の肝っ玉母さんの思い出
- ほのぼのと涙しました
- 普通の家族の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督白羽弥仁
- 主演木南晴夏
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阪神・淡路大震災もテーマとして描かれている木村紺の同名漫画を実写化。1995年に起こった震災を知らずに育った東京生まれの19歳の主人公が、神戸の街で震災の記憶に触れ、変化していく姿を描く。兵庫県・大阪府を放送対象地域とするサンテレビがドラマ版と劇場版を製作し、震災から20年目を迎える2015年1月17日にドラマの放送と劇場版の公開を同日展開する。父親の転勤に伴い東京から神戸にやってきた19歳の美大生・辰木桂は、阪神・淡路大震災を経験した人々の話を聞き、神戸がかつて震災に見舞われた街であることを自覚する。やがて、元町のギャラリーで車いす生活を送るイラストレーターの日和洋次と知り合った桂は、体が不自由でも精力的に創作活動を続け、絵の売り上げを各地の震災復興に寄付するなど社会に貢献している日和の姿勢や作品に触発され、次第に自分の中で何かが変わっていることに気づく。
ネット上の声
- 自信をなくした全ての人へ。元気をもらえる爽やかヒューマンドラマ!!
- 自信をなくした人へ。元気をくれる人間ドラマ
- 意外!愛する神戸が舞台の映画に油断してた
- 原作を台無しにしまくった内容に幻滅
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督白羽弥仁
- 主演藤本泉
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作家・俳優・歌手など多彩に活躍する中江有里が26年ぶりに映画主演を務めた人間ドラマ。徳島に移住した50歳の独身女性が、さまざまな事情を抱える地元の人々や、日本で懸命に生きるベトナム人たち、自然豊かな食材で作られるベトナム料理との出会いを通して、自身の生き方を見つめ直していく姿を描く。
都会で小さな喫茶店を営む50歳の桂木立。独身で家族や親戚もいない彼女は、余生をひとりで生きていこうと決めていた。ところがある日、再開発の影響で店が立ち退きを余儀なくされ、閉店に追い込まれる。さらに健康上の問題も重なり、立は将来への不安を抱え茫然としてしまう。そんな折、徳島県吉野川市から相続についての通知が届いたことをきっかけに、彼女は徳島への移住を決める。
ドラマ「SHOGUN 将軍」の金井浩人、「春原さんのうた」の荒木知佳、「誰かの花」の村上穂乃佳、ミュージカル舞台でも活躍する歌手の今陽子、フォークシンガーの大塚まさじが共演。「フィリピンパブ嬢の社会学」の白羽弥仁監督がメガホンをとった。
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督白羽弥仁
- 主演中江有里