- 製作
- 2015年 日本
- 時間
- 85分
- 監督
- 杉田真一
- 出演
- 大森絢音大石稜久吉本菜穂子
- 種類
- ヒューマンドラマ
震災で両親を失った幼い姉弟の思いを描き、子どもたちが審査員を務める第64回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でスペシャルメンションを受けた作品。監督はこれが初の長編作品となる杉田真一。震災で両親を失った12歳の春奈と5歳の翔太。親戚の家に引き取られた幼い姉弟は、気持ちを整理するきっかけもない状態で、新しい環境での生活だけが動き始める。両親が亡くなった事実を知らずに、日に日に両親への思いを募らせる翔太。そんな弟への秘密と助けることができなかった両親への罪悪感を抱え続ける春奈。翔太のまっすぐな思いが、春奈の心を少しずつ動かしていく。