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震災で両親を失った幼い姉弟の思いを描き、子どもたちが審査員を務める第64回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でスペシャルメンションを受けた作品。監督はこれが初の長編作品となる杉田真一。震災で両親を失った12歳の春奈と5歳の翔太。親戚の家に引き取られた幼い姉弟は、気持ちを整理するきっかけもない状態で、新しい環境での生活だけが動き始める。両親が亡くなった事実を知らずに、日に日に両親への思いを募らせる翔太。そんな弟への秘密と助けることができなかった両親への罪悪感を抱え続ける春奈。翔太のまっすぐな思いが、春奈の心を少しずつ動かしていく。
ネット上の声
- 震災で両親を失った姉妹が直面するつらい現実を、困難な状況の中、弟に事実を告げられ
- 監督「考えたり行動したりする前に、言葉にならなかった部分が、人にはかならずあると
- 震災によって両親を亡くした兄弟がどう生きていくか、苦悩と葛藤を描いたヒューマンド
- 自主映画っぽいんだけど、ワンカットワンカットに妥協がない感じはすごくよかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督杉田真一
- 主演大森絢音
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人気YouTuberグループ「フィッシャーズ」リーダーのシルクロードが、自身の体験をもとに企画・製作・プロデュースを手がけたオリジナルのホラー映画。学生時代に経験した憑依・恐怖現象をもとに、シルクロード本人が心霊スポットを訪れる様子をモキュメンタリー形式で描いた「探索パート」と、過去の体験をドラマ化した「ドラマパート」の2部構成になっている。
ある日の会議中、乱入してきた撮影スタッフに無理やり連行されたシルクロードは、心霊スポットとして有名な、とある廃墟に連れてこられる。シルクロードは、そこでスタッフとともに廃墟を探索しながら、過去に体験してきた心霊現象のエピソードの数々を振り返っていく。高校生の時、修学旅行でとある島に向かったシルクロードは、友人たちと現地にある廃墟を探索した。しかし、島に上陸していた間の記憶が途切れてしまい、友人たちから話を聞くと、シルクロードは意識をなくしながらも廃墟の暗い通路の奥の写真をしきりに撮影しており、さらに赤い石を持ち帰っていたという。修学旅行から戻って撮影した写真をチェックすると、そこには影の中に顔を出す少女が写り込んでいた。
監督は、映画「明日、キミのいない世界で」も手がけたディレクター系YouTuberのHiROKi。
ネット上の声
- 割と面白かった
- 心臓に悪いジャパニーズホラー
- モキュメンタリーとホラー映画を組み合わせるのは面白いと思ったけど、ホラー映画の部
- ・島の女の子の亡霊に取り付かれたことから主人公の身の回りで怪奇現象が頻発する
ホラー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督HiROKi
- 主演黒田昊夢
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2000年~2009年のゼロ年代と呼ばれる世代に登場した3人の新鋭若手監督によるオムニバスストーリー。同棲生活にも仕事にもうんざりした29歳派遣OLが繰り広げる子作り作戦を描いた星崎久美子監督の「茜さす部屋」、世界の終末が近づく中で生きる人々を綴った長久允監督の「FROG」、3年前に発生した監禁事件に関する雑誌記事を巡って出会った3人の男女の運命を描いた波多野純平監督の「ブーケガルニ」の3本で構成される。
ネット上の声
- まさにゼロ年代
- 『ウィーアーリトルゾンビーズ』の長久監督の初期作があるということで観賞
- ゼロ年代ってそういうことだったんだね。
- 『フロッグ』(08/65分)を鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督星崎久美子
- 主演吉本菜穂子