- 製作
- 2016年 日本
- 時間
- 108分
- 監督
- 東伸児
- 出演
- 林遣都藤井美菜相島一之
- 種類
- ヒューマンドラマ
直木賞作家・乃南アサの同名ベストセラーを、「荒川アンダー ザ ブリッジ」の林遣都とベテラン女優・市原悦子の共演で映画化。テレビドラマ「相棒」の東伸児監督が劇場映画初監督を務め、犯罪に手を染めてきた孤独な青年が、逃亡先の村で出会った人々との交流を通して再生していく姿を描く。親に見捨てられて人生を諦め、女性や老人ばかりを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返すようになった青年・伊豆見。逃亡の末に宮崎県の山深い村にたどり着いた彼は、怪我をした老婆スマを助け、彼女の家に世話になることに。当初は金を盗んで逃げるつもりだったが、スマや村人たちの温かさに触れるうちに、伊豆見は失いかけていた人間性を取り戻していく。そんな中、ある事件をきっかけに10年ぶりに村に帰ってきた美知と知り合った伊豆見は、自分が犯してきた罪の重さを自覚するようになり、人生をやり直すことを決意する。