- 製作
- 1954年 日本
- 時間
- 115分
- 監督
- 佐分利信
- 出演
- 細川俊夫清水将夫鶴田浩二
- 種類
- ヒューマンドラマ
【昭和維新を掲げ、決起した青年将校たち。日本の歴史を揺るがした二・二六事件、その理想と悲劇の四日間。】
舞台は昭和11年2月26日、雪に覆われた帝都・東京。国の未来を憂い、純粋な理想に燃える陸軍の青年将校たちがいた。彼らは腐敗した政治家や財閥を打倒し、「昭和維新」を断行するため、約1500名の下士官兵を率いてクーデターを決行。首相官邸をはじめとする重要拠点を次々と占拠する。しかし、彼らの行動は「叛乱」と見なされ、事態は思わぬ方向へ。陸軍内部の対立、そして刻一刻と迫る鎮圧部隊。純粋な愛国心から始まった行動は、やがて彼らを孤立させていく。歴史の奔流に飲み込まれた若者たちの、魂の叫び。