- 製作
- 1972年 フランス
- 時間
- 98分
- 監督
- エリック・ロメール
- 出演
- ベルナール・ヴェルレーフランソワーズ・ヴェルレーズーズー
- 種類
- ヒューマンドラマ
エリック・ロメール監督が1960年代から70年代初頭にかけて発表した連作シリーズ「六つの教訓話」の最後の1編。パリに事務所を構える弁護士フレデリック。郊外で妊娠中の妻や幼い娘と暮らす彼は、不満はないがどこか満たされない日々を送っていた。そんなある日、フレデリックは旧友の元恋人クロエと偶然再会する。それ以降、クロエは頻繁にフレデリックのもとを訪れるようになり、フレデリックもまた彼女との関係を夢想する。実生活でも夫婦のベルナール・ベルレーとフランソワーズ・ベルレーが主人公とその妻を演じた。クロエ役に、歌手やモデルとしても活躍した女優ズーズー。シリーズの他作品のヒロインたちが、主人公の白昼夢に登場する。2021年4月、「エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版」で上映。