- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 笹井歳春
- 出演
- ルー大柴高尾美有紀新井秀幸
- 種類
- ---
【全てを失った男が帰った故郷は、地図から消えていた。アイデンティティと「帰る場所」の意味を問うヒューマンドラマ。】
舞台は現代の日本。都会での事業に失敗し、家族も失った40代の男、雄介が主人公。行くあてもなく、20年以上帰っていなかった故郷の小さな村へ戻ることを決意。しかし、彼がたどり着いた場所で見たものは、ダムの底に沈み、完全に地図から消え去った村の姿。広大な湖を前に呆然と立ち尽くす雄介は、同じくダムに故郷を奪われた一人の老人と出会う。老人との交流を通じ、雄介は自らの過去と向き合い、新たな「帰る場所」を探し始める。喪失と再生の物語。