初監督作「マージナル」が福岡インディペンデント映画祭2012の60分部門グランプリを受賞した笹井歳春監督が若年性アルツハイマーを題材に描き、第11回田辺・弁慶映画祭で男優賞と明日への期待賞を受賞した作品。果樹園を営む63歳の男性・佐藤安久は、若年性アルツハイマーを患う妹・裕子と2人で暮らしている。ある日、外国人実習生の劉が突然いなくなり、それを追うように安久まで失踪。裕子はたったひとりで取り残されてしまう。ルー大柴が安久を演じる。田辺・弁慶映画祭の入賞作品を特集する「田辺・弁慶セレクション2018」で上映。
ネット上の声
- 厳しい現実へ
- 苦悩を抱えきれなくなって人間味を失いつつあった兄が、最後選択を妹にせまるシーンに
- 何が本当で嘘なのかを小さな家の中でアルツハイマーの妹を起点に静的に時にヒヤッとさ
- 音楽等も使わず、言葉少なに最小限の表現だけで描かれた短編サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督笹井歳春
- 主演ルー大柴