- 製作
- 2012年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- ---
- 出演
- 伊勢谷友介松坂桃李玉山鉄二
- 種類
- ヒューマンドラマ
【1985年、日航機墜落事故。父を失った息子が、絶望の淵で父の最後の想いと向き合い、未来へと歩み出す魂の再生の物語。】
1985年8月12日、日本航空123便が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落。この未曾有の大事故で父を失った一人の青年、峰岸稔。突然の悲報に打ちひしがれ、信じられない現実を前に、彼は父の遺体を確認するため現地へと向かう。そこで彼が目の当たりにしたのは、想像を絶する事故の惨状と、同じ悲しみを背負う多くの遺族たちの姿。混乱と絶望が渦巻く中、父が遺した家族への想いが脳裏をよぎる。父はなぜあの飛行機に乗ったのか。悲劇の記憶と向き合い、父との見えない絆を辿ることで、彼は少しずつ前を向く力を得ていく。巨大な喪失を乗り越え、父の想いを胸に未来を生きることを決意するまでの、ある親子の魂の記録。