- 製作
- 1964年 日本
- 時間
- 84分
- 監督
- 若松孝二
- 出演
- 花ノ本寿三浦光子
- 種類
- ヒューマンドラマ
終始反戦を訴えていた故・若松孝二監督が1964年に手がけた作品で、原爆症に悩む女子高生の姿を描いた社会派ドラマ。持ち前の明るい性格で学校のバレー部レギュラーとして活躍していた少女のりこは、ある年の誕生日、実の父親は広島に投下された原爆で即死し、母親も被爆して自分を生んですぐに他界したという事実を知らされ、戸惑う。実母の遺品だという指輪を受け取ったのりこだったが、それまでに経験したことのないめまいに襲われるようになり……。