- 製作
- 2012年 日本
- 時間
- 101分
- 監督
- 武正晴
- 出演
- 山本太郎中村ゆり高橋和也
- 種類
- 同性愛ヒューマンドラマ
2011年に他界した名優・原田芳雄が生前に企画を温めていた船戸与一の短編小説「夏の渦」(文春文庫「新宿、夏の死」所収)の映画化。ニューハーフやゲイの登場人物たちが織り成す人間ドラマを、マイノリティに対する温かな眼差しとともに描く。新宿のショーパブ「エデン」の店長兼演出家のミロが42歳の誕生日を迎えた日、仲間のノリピーが死んでいるのが発見される。さらに、オーナーの美紗子はストーカー被害に遭い、常連客のアカネは今まで抱え込んでいた悩みをミロに打ち明けてくる。複雑な思いを抱えた誕生日になってしまったミロだったが、仲間のエルメスの提案で、親族から引取りを拒否されたノリピーの遺体を実家まで届けるという無謀な計画を立てる。監督は崔洋一、井筒和幸らの下で助監督の経験を積んできた武正晴。脚本に「パッチギ!」「フラガール」の羽原大介。